different mentalities = 考える練習をしよう

ありがたい一冊
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久しぶりにデパートに行き凄い人ごみに驚きました。

12/24ですから時期的な煽りもありますが、とても不景気にはみえません。しかしコンビニに至るまで売上減少が続いているので焼け石に水なんでしょうね。ほとんどの人がブラブラしてるだけということになります。

今年学んだことの1つに「有用な情報と人財にお金を払う」というものがありました。

モノを買う前に価値を買うという新しいスタイル。モノは結果論。今から10年以上前にサービスインしている企業があったことに驚きました。来年…どんなに金融緩和しても景気が回復しないことに頭を抱える指導者の姿が目に浮かぶ…とか思う今日この頃です。

さてと…

この本の対象年齢ですが、裏表紙に「10歳以上みんな」と書かれていますが内容は「子どもたちにとって、ほんとうに必要な、生きるための知識」を与えてくれると書かれている子ども向けの本です。

わたしも社会に出て多くの人に助けられてここまで生きておりますが、一緒に仕事をした仲間の言動には「ほんとに自分のアタマで考えてんのか?」と思わせることは多々でした。

その方の名前まで覚えていたりします。新卒ならしかたないですが、中年でロボットのような行動をする人を残念に思ったことは数知れず。

この本、大きくは3つのチャプターに分けられているのですが、2番目の「問題にぶつかったらどうするか」という章を読みながら「こんな子どものときは1ミリも考えてなかった」とつぶやいておりました。

ここではとてもシンプルに「何が問題なのかはっきりさせること」と。

人生をふりかえると、社会にもまれ、ルールにしばられ、迎合する空気を読むことだけ上達していた節もあり、気づけば「みんなそうしてる」「上司が、会社が」「他人の目が気になる」みたいな思考の大人だらけ。

子どものときに「原因を突き止める」学習をしていないと大人になって壊れて当然。

そして背表紙にはいままでとちがったしかたで考えてみる」とあり、これも大事

考えるより「まず動く!」ことも大事なわけですが…つまり考える葦なんですかね。

この「葦」の意が深かったりする。こうしてまたも横道にそれて時間が流れます。とても当たり前のようでいてネットの情報が加速すると誰も「考えずに生きられる」時代になるのでメディアリテラシーの前に「考える練習」を身につける方が大切だと思わせるおすすめの一冊です。

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