文藝春秋増刊 鮮やかに生きた昭和の100人

ありがたい一冊
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税理士と会話していると、その人付き合いの多さから経営の参考になることが多々あります。

海外、地方、都会、立地、売値、起業などなど。他社の税理士さんとは頻繁に会話しますが、弊社の税理士さんは1年以上姿を現しません。笑い話です。

「クラウド会計」と書いて「物理的には1㎜たりとも動かない会計事務所」と読みます。

こういう時の言葉を調べていると仏教用語で「身口意一致(しんくいいっち)」と言うそうで…「諸行無常」だの「他力本願」だのと考えさせられる言葉の多いこと。どうして人間は言葉や行動に理由を求めたがる?とか思う今日この頃です。

さてと…

世間はGWですが…戦後70年という言葉を聞く機会も増えているので、ちょっと振り返っておりました。全てモノクロ写真ということもあってか眺めているだけで想像力が掻き立てられる一冊のご紹介です。

2013年辺りからネット情報に対してちょっとした違和感を持っており、そのお陰で調べごとは幅広く連鎖検索をする癖がついてしまいました。その違和感というのはポータルやプラットフォームの要素が強い場所で、個人の図々しい思いを文字にして容易に自己主張を振りかざすことが出来る仕組みに対するものです。

それは格好良く言えば「レビュー」「口コミ」「評価」なども含まれます。ネット販売で力を入れざるを得ない部分でしょうかね。

この本に登場する面々は大正末期や昭和初期に生まれた昭和の表現者たち。

昭和という時代が長かったとはいえあまりにも強烈なキャラクターを持つ方々ばかり。

数少ない情報ツールを用い、その世界・業界毎に真剣勝負をされていたことでしょう。方や、昭和生まれの平成の表現者はネットにはゴロゴロいますが雰囲気勝負。言葉遊びの自己満足な表現は、少し前に「新聞は無くなる」と言われていたのと同様のことが起こるんだろうな?などと妄想していました。

ちゃぶ台のない時代にひっくり返したいと思っている方にオススメの一冊です。

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