個人メディアのお助けBGMサイト「POND5」

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旅行中に撮った動画を見返して「たまには編集で遊んでみるか!」と思って触り始めてみたもののファイナルカットXの使い方を忘れていました。2年近く触っていないと忘れますね。古い編集データを見直すと自分の癖が残っており思い出しましたが、昔使っていたMotionは思い出すのに苦労しました。これは完全なる老化です。40代でこれだけ忘れるって…若年性アルツハイマーの恐怖。

そんなことはさておき、カメラ1台でダラダラと撮ってる内容は殆ど使い物になりません。ダラダラ撮っても使えるデータは本当に延々とダラダラ撮り続けたデータだけで、思いつきで時々撮ってるぐらいのデータでは視聴に堪え難い。でも始めちゃったら最後まで形にしときたい悪い癖が起動してBGMを探し始めました。

私は昔も今も日本のサイトで漁ることは殆どありません。

BGMクリエイターは感性の塊だと思いますが、より多くのものを見て、感じて、蓄積した方が作るBGMというのは繊細且つスケールが違うと感じます。日本発のBGMは日本国内の動画には合いますが海外映像には合わないことが多々です。スケール感が島国止まりな感じ。

多くの人はその手のサイトでBGMを漁ると思いますが…私も久しぶりに編集ソフトを触りながら「BGMも趣味で買うにはちょっと高いお値段だなぁ」なんて思っていました。そこで探しまくってたどり着いたのがPOND5です。

今更珍しい機能でも無いのですがSNSとマネタイズを融合させたようなもので日本的に言えばnoteに似た仕組みですかね。アートだとsociety6.comです。society6はまた別の機会にでも書きたいと思いますが本日はPOND5です。

Stock Production Music ~ Royalty Free Music | Pond5

BGMやサウンドエフェクトを探すときのパターンは幾つかあり、例えば「価格」「曲の長さ」「キーワード」「使われている楽器」「テンポ」「ジャンル」などですが、このサイトの面白いは「波形」から視覚的に感じる部分です。

例えば「価格を25ドル以下に設定」し「sad women」で検索するとこんな波形が並びました。使い始めた時は「この波形の意味あるのか?」と思いましたが何曲か聴いていると波形から想像できるようになります。つまり波形の幅が広い状態が続いていると壮大なスケール感、ミックスされた波形だと感情の起伏、小さい波形だと息絶え絶えな悲壮感といった具合に曲の中身が察知できるという面白さ。

波形から選ぶ行為も感性

しかもプロではないクリエイターが自分の才能を切り売りするというユーモア。難点を言えばプロではない故にデュレーション(時間)が短い曲が多い点ですかね。しっかりした映像内容だと4-5分あった方が使い勝手が良いですが、このサイトを斜めチェックした限りでは2分ぐらいのものが多かったように感じました。

それでも1曲20-25ドルぐらいであれば、一般的サイトの半額ほどですし普段なら1曲しか買えなかった曲が2曲使えると動画の深みも増しますよね。私は2曲買いました。支払いはクレジットカードかPayPalです。満足。

このサイトは写真やイラレもあるので便利そうです。サンセット演出の極意なども紹介されていて面白いです。というか、このまま真似すればプロ顔負けのカットが撮れますね。とても参考になります。

こうして世の中は個性の集まりで商売する人もいれば、それを趣味で楽しむ人もいれば、強烈な個性で迎合しない人も。でもね、こうして進化するとプロの立ち位置や仕事の仕方も変わらざるを得ないわけですが…デジタルというのはどこまでも常識をひっくり返しますね。

ということでBGMを探している人におすすめなPOND5の紹介でした。

メンバーになればあなたも今日からポストプロダクション!

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