VALU(価値)という尖った個人価値最大化サービス

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物凄い数の放置自転車。コモディティ化とか通り過ぎて、なんて表現したらいいんでしょうね。もう少しモノを大切にしたほうがいいと思いますが思わずスマホで撮りました。

さてさて、すっかり映像から離れてそろそろ1年が経過ちますが押入れに突っ込んでいたMacProを引っ張り出してガチャゴチャして使おうと企んでいました。MacProMid2010のOSはLionのままでもグラボはNIVIDIA4000なので少々のことではへこたれないのですが、そろそろ本当のゴミ箱化する代物になりそうです。

(サポートが…涙目)

類似の作業をしている会社だと「そのLION探してました!」って人もいらっしゃるとは思いますが、どっちにしてもこういうハードウェアは時間の問題でゴミ化するのが寂しい限りですが近日中にSierraに(今頃)アップデート予定です。

これをすると使えなくなるソフトが頻発するわけですがアップデートされないソフトを持っていても無意味。LIONだと大昔のiMovieやLiveTypeも普通に動くのですが…みたいな感じです。

実は普段使っているiMacに大昔のFinal Cut Expressをインストールしておりますが、特にタネも仕掛けもなく普通に動いたりしています。

(もうそーゆーソフトがあったことすら忘れられてるよね)

ソフトを使っていて「8割ぐらい使えればありがたいのに」ってことはよくあるのですが、その出番も減り今や趣味としても後回しの映像界隈だし「現行のFinal Cut Pro でいいや」と思って濡れ雑巾でホコリを取っている今日この頃です。

さてと…

田舎者になってもネットからの情報を見るのは楽しいもので、出る出ると言われ続けていた個人の価値をシェアして押し上げるサービスが始まっているのはご存知の通り。上位はお馴染みのメンバーでネットでは見慣れた方々。画面を見れば一目瞭然の個人価値を株に見立てた売買。反復横跳びの王者堀江さんのデータ(←サービス終了によりリンク切れ)を見ると売買の気配値まで載っていて相場さながらの画面です。

現金があったら株の取引ができますがこちらの決済はビットコイン。無ければ自分を売り込むことも出来ませんが、売り込むことができても投資してもらえなければ画面を眺める時間も無駄。

「VALU」やめました やめるのは、とても大変でした
話題のネットサービス「VALU」を安易に始めてしまい、やめるまで四苦八苦した筆者の実録。

ということで、ネットの人気者投票のような状態なわけですがこれからはこういう時代になるんだろうと思います。各者共通しているのは顔が見えるということです。トップ10は既にある程度有名人。既に有名な方も新たなビジネスを目論んでの登場でしょう。

この機能で一夜にしてxxxみたいな話しではなく、今までの自分が歩んできた人生のヒストリーが重要になる時代の夜明け前といったところでしょうか。(以前にも書いたと思いますが)個人そのものに資金があるとか無いではありません。その人の職歴や社会貢献、ビジネスセンスに対してお金が動かせる(投資できる)時代。

モノが売れなくなり買う人が減り、とうとう個人そのものが商品化されて売られる時代になったというのは新しいことですよね。しかも日本人が不得手であろうカタチではないものに投資という二重のハードル。

クラウドファンディングの個人版という表現もありましたが、個人でも団体でも資金調達のハードルが下がっていることは間違いない。仮想通貨が使われる時点で従来の仕事が消えるという意味を悟った方も増えた気がします。懸命に事業計画書を書いて銀行審査でブツブツ言われながら審査をパスしていたというのが昔話になるぐらいすごい変化が起こっていることは確か。

まだじっくりと画面観察していませんが今ひとつ分からないことは目的のバランス。形があるものは結果に対する表現が分かりやすいことが多く「誰のために、何のために」ということが見える化できますがVALUの場合は本人の生き方が株価になっているような要素を感じます。結果がどうこうというのも大事(というか、それが一番大事)ですが、その人の日々の言動に寄るところもおおきく、更に誰かのためというよりも「私はこんなことをしたい」という…つまりは回り回ってみんなハッピーみたいなことを計算できる人に対する投資という感じでしょうかね。

まだ始まったばかりですが去年さんざん悩んでいた「これからは生き方が問われる時代になる」ということが形になって現れてきたので自分の脳みそもある程度時代についていけてるかなーなんて思っていたところです。ほとんどの人は関係ないようなニュースですが、もし自分に確かな目的があって「私はこんなことをしたいなー」って思いが強い人ほど知っていても損はない仕組みですよね。そのうちお世話になる日が来ないとも限りません。

それにしても時代の移り変わりというのは早いですね。つい最近まで「いいね」で盛り上がっていたでしょうに…。一方は広告を浴びせかけて売上を確保し他方は個人の価値そのものに値段をつけて取引してしまう。年々ついていけなくなるほどの変化です。

暗号資産を使って「個人の価値」を売買するSNSサイト「VALU」は3月末でサービスを終了すると発表した。「VA」と呼ぶ独自トークンの売買は3月2日で停止する。利用者から預かる仮想通貨は3月末までに返却を進める。(中略)…2017年にベータ版を公開し、運営を続けてきた。 – 日本経済新聞(2020年1月20日)

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