夢を描くことから全てがはじまる「植村直己冒険館」

ひとりごと
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いよいよ人口減少が深刻な問題として取り上げられているようです。

私の世代はピンポイントで当てはまるのですが、独身を続ける理由は生きるための自己防衛本能としかいいようがない原因と結果です。おそらく世代間によって感じ方が信じられないほど大きくかけ離れていることと思います。

そしてふたたび年金支給年齢を上げる議論がなされようとしています。70歳とか75歳とか、もはや死の目前まで働けということらしいですが、医療による長命なだけであって長寿と感じることは殆どありません。色々と感ずる今日この頃です。

さてと…

幾つか訪れたい場所がありますが、機会を捉えなければなかなか足が向きません。

先日気になっていた兵庫県豊岡市に出向きました。その名も「植村直己冒険館」なる場所。

言わずと知れた世界の美しさを愛した方。

そこに一枚の「ご自由にお持ち帰りください」というピンク色の紙が置いてあります。

小学生ぐらいの女の子がむずかしい顔をして読んでいる姿が気になって手にとったのですが、なかなか深い言葉が書かれておりました。「経験は、自分自身の技術となる」という言葉を噛み締めておりました。

本当にその通りだと思います。「経験は、自分自身の技術となる

この紙の裏面はミネソタのアウトドアスクールで子供達に語った有名な言葉が書かれております。「やろうと思えばなんでもできる」という応援メッセージです。


素晴らしい笑顔の裏に苦労あり

この方を写真で見る姿(フォルム)はお世辞にもカッコいいものはなく、極地を生きる自然由来の装備ばかり。展示品はどれも使い込まれ、見た目は汚い。

でもね、どれも笑顔がカッコいいですよね。曇りのない突き抜けた笑顔。

そうは言ってもバブル全盛期。モノが機能としては成熟に至る最終盤。おっ!と思わせる技術紹介やアイテムも展示されています。


私が生まれた年に生まれたモデルF2

今のようにGPSがない時代。いま自分がどこに居て、どっちへ向かうか考え、何が起こるか予測し、その予測が当たったり外れたりしながら未開の地を生きるというのは緊張感が違いますよね。

外れたら死にます。ボタンを押せば自分の位置がわかる便利さで失ったものは大きいのかもしれません。特に「自分で考えて行動する」ということ。

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