コロナなんて風邪と一緒で恐るるに足らずとは言えない訳

ひとりごと
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暑さが厳しくなってきました。

今年は暑さが少し出遅れたのか、はたまた私がウロウロしている地域が恵まれていたのかわかりませんが、7月終盤までわりと朝晩が涼しかったのも終わり猛暑スタートです。7/20まではエアコンなしで過ごしていましたが、8月になったと同時にエアコンなしでは無理で、8/4ぐらいから割とガンガン使わないと室温も体温が下がらない感じでした。

そんななかお盆休みがスタートのようで…

Gotoキャンペーンがウイルスをばらまく元凶の節もあり…

観光業はなんとか持ちこたえているような空気ですが、実際は来月にもステージ4の末期症状企業が確実に増えており、我慢の限界を超えても茹でカエルでいられるのは今月いっぱいだと思います。PCR検査数と比例して陽性者数が増え、追って重傷者が増えないか気になるところです。

今のところ日本式コロナ拡大で進展中ですが、強毒化しないことを願うばかりです。

そんな渦中に父親は心臓手術をし、日々ゼーゼー言いながら病院生活を送っているのですがここにもコロナの影響がございます。たぶん8/1から全国的に医療機関は緊急事態モードなんだろうと思います。私が出入りしている病院も軒並み「病室での家族面会禁止」の貼り紙。ご家族も心配ごとを患者本人と会話できず辛い展開でございます。

テレワークは簡単でもテレドックはなかなか難しい。

私の父親年齢ですと7月時点でのコロナ死亡率は28.3%です。今回の心臓手術死亡率は9.4%でして、合併症を合わせると33%を超えております。全部足すと60%を超えます。まぁ単純な足し算にはなりませんが、これでコロナ感染すると間違いなく三途の川を渡ることになるので病室面会禁止となるわけですが…。

今回の私と親はどんな状況だったかと申しますと、手術室手前で約5分ほどストレッチャーに乗った父親とたわいもない会話をしました。「母ちゃんのことをよろしく頼む」と言い残して手術室に入ってから7時間後にICUで人造人間のようなチューブと配線だらけの父親を遠目に見ながら執刀医の手術結果説明を受けたっきり。それっきり顔を見ておりません。父親に携帯電話を渡しておりますが電話してくる余裕や元気が出るわけもなく。

居宅介護家族で適切な距離の確保などは不可能なはなし

これを全国の病院で繰り広げてるわけです。世の病気はコロナだけにあらず、ガン、心臓病、脳卒中などの3大疾病ともなれば家族面会の状況は似たり寄ったりです。そこまで重症ではなくても面会出来ません。

正直申しまして、我が父親が死んでも80オーバーの高齢者ですから寿命と思って「しゃーないやん。よーがんばった」で終わる話しですが、これが6-70代ぐらいだと悔やんでも悔やみきれないお別れシーンとなります。こういうことは突如やってくるのでやっかいです。コロナ禍では親類が集まるのも容易ではありません。

今回父親が手術に踏み切った理由は今以上にコロナ重傷者が増えると手術が容易に受けられないことへの危惧もありました。年齢的にもラストチャンス。やらないで後悔するぐらいなら、失敗しても手術した方が人生に悔いなし。諸行無常。健康で病院に行かない生活だと全くピンとこない話しですが、今は高度医療を提供する病院ほどピリピリした空気です。

世の中にはいろんな事情の人が生活しておりまして…

インフルや肺炎より致死率が低いという経済バカ発想だけで語るなかれ。自分の経済圏内にそういう高齢者が山ほど生活している思いやりも必要です。因果応報。病院がコロナ対応にリソースを使い果たすことであらゆる病気への対応が難しくなりますから。

てなことで、どうやら手術した場所から血が漏れちゃってるようで最悪のことも想定しながら時が流れております。仮に帰宅できたとしても買い物に出かけるとコロナリスクが上がっちゃって、息子は今以上に右往左往する日をどうやり過ごすかに頭を抱える日です。

コロナ禍…大変でございます

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