2019年5月の雑感メモ – 日々の睡眠時間は約4時間で奮闘中

テーマなき雑感の束
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つい先日まで大騒ぎしてた令和ですが…

元号が変わったからと言って世の中が即座に変化するわけもないはずですが、平成が終われば昭和は遠くなりにけりです。平成最後の日にNHKが天皇家の男系が途絶えたらどうなるか?という番組をしたそうで、見なくても想像がつきますが…たぶん側室の話題にもなったことでしょうね。それにしても昭和は戦争と敗戦の印象ですが、平成はデジタルと格差の印象で終えました。令和が進むにつれ平成の正体も明確になるんだろうと思います。

てなことで5月の雑感です。

つい先日1-3月のGDP速報値が発表されました。

今から30年前の学校でのお勉強は「日本は内需があるからその他の国と比べられない経済マーケットがどーたらこーたら」と言っていましたが、令和元年と同時に内需が生めない国になったようです。ごく一部の良識ある政治家や経済学者が衝撃的明細を読み解いて解説してくれておりますが、それでもこの機を逃したら増税できないので今のところ予定通り増税らしいです。

ここまで明から様にゴリ押しする意味は無いような気もしますが…。与党は増税して選挙で大敗して退陣して「私たちがやっていた時は良かった」みたいなことを言って忘れた頃に復活みたいな演出にも見えます。時代の移り変わりは早いので戻ってこれるかどうか知りませんが、本当に増税したら大変でしょうね。お金、システム、概念など、あらゆる旧態然システムを壊さないと日本に復活は無さげな空気になってまいりました。

これでも国際決済通貨の国なんですが…どーなることやら。

GetYourGuideの資金調達

P2Pサービス登場ですが…

アクティビティやアトラクション、ツアーを予約する | GetYourGuide

以前ICOでPallyをメモったことがあります。それと大差ない内容でして仮想通貨で調達するかフィアットで調達するかの違いですが、いずれにしてもあらゆる団体サービスはネットに置きかわり、それを人間が紙ベースで管理するような昭和スタイルは片っ端から全て駆逐され気がつけば仕組みを提供する人が姿を見せずして裕福になり、それらを使う下々の民衆が「便利〜♪」とか言って踊る時代です。

でもまぁ日本は人間が劇的に減る国ですし、超効率で気がつけば受け入れられているでしょうね。この先10年ほどで人々が直接コネクトされるサービス、それに参加しまくり、それらを使い倒せる人が生き残るのかもしれません。

ポイントとなる場所でキーマンと友達でいれば世界は身近です。

JTB?赤字で当然です。

未来の旅のカタチは大きく変わりそうです。

 

ちょっと気になっていたサービス「ADDress」

そろそろ「住む」概念が変わり始めますね。なにせ物凄い空き家ですから。

このサービスは7日間という予約を繰り返しながら…借りるような、住むような…。

ADDress – Live wherever you love.

メルカリの送料込み集金にも似た感覚を覚えました。月額5万(税別)+年会費4万(税別)を払いますから年間60万(税別)+4万(税別)に電気、ガス、水道、ネット回線料、ベット代金が含まれております。

なんとなくこの5万というのはいい線を突いてると思います。地方だと現時点で駅近でこの価格帯の物件はゴロゴロしています。それこそ最近は「住所 : エアビン」みたいな時代ですが、悩むのは滞在日数と利用施設数でした。ロングステイな使い方は出来ません。このサービスの視点は東京ベースですよね。料金体系からして地方ではこうならない。大手不動産会社が入り込めない地方の中堅都市辺りのローカル不動産がこの類のサービスに参加し始めたらいよいよな感じですかね。

海外を旅していても7日程度で物事は掴みきれません。文章をメモりましても深さが無いとでも申しましょうか。さりとて何ヶ月も…なんてことにもならず。人は減って空き家が増えますが人が集まる場所って限られてきますよね。食べるものが手に入る場所へ。

 

尊厳死の宣言書[Living will]更新

GWの折り返し地点だった5月2日、世間はちょっとした渋滞Dayだったみたいですがオジサンはリビングウィルの書類を更新しました。いやね、ちょっと生活のベースとなります住所変更をしたもので、そういうタイミングになっただけのことです。いつもは必ず自分の誕生日に更新していたのですが今年はちょっとイレギュラーです。

独身のliving will(リビング・ウィル)は人生に必須となる
最近出入りしている場所がタイトル写真です。救命病棟24時な場所です。病院に直接的にお世話になる病人立場だと近視眼的に見えないことも、健康な視点だと色んなことが見えます。特に面白いのが製薬会社の方々。

さらに今年は心肺蘇生不要を追記しました。いわゆる DNAR(Do Not Attempt Resuscitation)です。もはや自分の意思を表明することは当たり前の時代ですし不確実性の多い時代ですから気になったので追記です。久しぶりに書面を眺めながらね…私は独身なので案外と割り切った文面が作れるのですが家族や夫婦となれば後々の介護に触れる必要もあります。大変ですよね。最近は自分が病気ではなくとも病院への出入りが増えているので作文も違和感無き年齢となりました。

これを3枚印刷しておりまして1枚は自宅の自分の居場所のよく目につく場所、1枚は車の車検証入れの場所、1枚は財布の中へ収まります。今年は変なタイミングで更新したわけですが、毎年誕生日に書面更新をすると「今年も生かされたなぁ…いつまで続くかなぁ…」とか考えちゃいます。

2019年版制作終了

 

年金、どーなりますかね…

たまぁ〜に小ネタでメモする年金ですが、年号が変われば「時代が違う」とばかりに話題にしやすいネタでございます。とりえず超直接的に「68歳への引き上げ」が話題でございます。それは正しくオジサンのような1971~1974年生まれ(団塊ジュニア世代)を名指しで攻撃してくる話題でございます。まぁ既に終身雇用も定年も終わった社会ですから…つまり今風に言えば実質破綻を緩く終させる感じでして、今は真綿で首を絞めている最中です。

オジサンの親は既に年金生活ですが年々減っておりますよ。驚くほど。

テレビCMのごとく「毎年実質1%減額」が始まっております。

既に開始済みですよ。

年金は、もはや基本となるグランドデザインを修理しないと解決しないことは何度もメモっておりますが、相変わらず増改築だけで凌ごうとする政府や役人はカシコな学問を学んだアホですかね。

ちなみにこの年金問題は確実に氷河期世代に襲いかかり永久凍土世代化しちゃう恐れアリです。71-74世代の次が真の氷河期となるわけですが、単純にナマポ万歳みたいな話しではございません。人間の生死はそうそうそう簡単な展開にはなりません。もし方法を誤るとオジサンから下は続々と社会から消える道を歩むことになる入口まで….あと10年ぐらいですかね。たぶんその頃に「昔から知ってた」みたいな空気もあるとは思いますが、さすがに人間の減り具合を肌で感じると収入が良い人も日本生活の人生は楽しくないでしょうね。人間は関わり合って生きていますから一部だけが潤ってもつまらんことです。

 

富士山麓のその後と紅乙女

キリンディスティラリーの廉価ウィスキー「富士山麓 樽熟原酒50°」ですがGWが終わっても近所のスーパーに並んでおりました。お店の人に聞くと「これが最後です」とのこと。記念に1本買い、残すことなくチビチビやっております。ちなみに5/10頃に店頭から姿を消しました。ど田舎でも消えたぐらいですから本当の終売だと思います。

2019年3月下旬の出荷分で終売

が、オジサンあまりウィスキーを飲まないタイプでして、普段はもっぱら焼酎。完璧なオッサンです。でね、昨今の事情を存じませんが霧島もずいぶんとお求めやすい価格でばら撒いている節もあり「たまにはちょっとお高い焼酎が飲みたいなぁ」なんて思っておりました。

都会暮らしの時はコンビニでも並んでいた「米焼酎しろ」ばかり飲んでいたのですが、田舎のオッサンになってから銘柄もどーでもよくなって、お店に並んでいるものを端から順番に買って試し飲みしていたのですが久しぶりに「美味っ!」と思ったのがごま焼酎「紅乙女」。

ほんのり香る胡麻

先の「しろ」はキリッとした口当たりが好きでしたが、全くタイプが違う選手です。飲んだのは胡麻10%ですが確かに胡麻の味と香りがします。こんなのあったんですね。

ちょっと話がそれますけどね…いつも逸れてるけど…過去に胡麻も撮影したことがございまして、食べ物の添え物のような位置でパラパラと使われるアレですが、栽培収穫って大変なんですよ。ホントに。これだけの面積で栽培してたったのこれだけ?みたいな胡麻。その栽培過程を知ってるものだから余計に中身が気になります。白ごま、黒ごま共に20%という商品が気になる。近いうちに買って飲みたいと思います。それぐらい美味でした。

 

2020 トヨタとパナソニック、住宅事業統合

いわゆるホールディングスにするらしいです。仮に自分が家を建てるとなってもお世話になる確率は低いのですが、たまたま実家の横の家がトヨタホームだったので「珍しいメーカーで建てる人もいるもんだなぁ」なんて思っていました。まぁ駐車場にはアルファードが鎮座されているのでファンの方かもしれません。

電気屋さんも自動車屋さんもスタートは「本業とのシナジー」みたいなことで「新しい境地を切り拓く」という自己暗示だったろうと思いますが…令和が始まって早々の事業縮小ニュースです。先日ちょっと気になって安宅産業の歴史とかを調べていたのですが、そういうかつては名を馳せていた有名企業も道を誤ると消えております。

大手でこれですから中小はどんどん吹き飛ぶはずですよね。

 

世代間の(格)差はどーなるんだろうか…

5月の中頃だったと思いますがトヨタの社長さんが「終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきた」とおっしゃられたようです。この少し前に経団連の偉さんが「終身雇用なんてもう守れない」みたいなことをおっしゃられたとか。

これ、完全に台本に乗りましたよね。

20代の方から見て日本はどんな景色なんですかね。

団塊Jrからの視界は全てを切り捨てる準備が整った印象です。

オジサン世代は高卒ですと社会に出て祝30周年です。ごく一部を除いて好景気を味わった感が無い同級生が多いと思います。それまでは終身雇用だったわけですが、オジサンたちが社会に出た瞬間から今日まで30年かけて国際競争に勝つみたいなことでひたすらに国際水準に合わせる如くフラット化をすすめた結果、とうとう極みに到着しちゃったんでしょうね。厚労省の「近年の経済成長率と賃金上昇率の動向ー バブル崩壊後の直近20年間の動向を中心に ー」なんて見てるとフムフムです。

トヨタさんの「企業にインセンティブがあまりない」というコメントは「削るところまで削って薄皮一枚のところまで来たよ」と聞こえました。雇う側としてこれだけ莫大な利益を積んでいる会社でも折り返し地点のアピールですから…そうなるんでしょうね。

その後の提灯記事でダイヤモンドさんの『トヨタが「終身雇用」を諦めてくれた方が日本の労働者の賃金は上がる』を見ました。それはそれで事実なことが書かれておりましたがオジサンと近い年齢の記者が記事を書くというのがね…そもそも終身雇用は一部の大企業だけですし、世代的には既に終わった概念を記事にしていること自体に違和感がありますが、なにより賃金が上がることとグローバル経済下で日本円がどうなるか?は別の話しだけど捨て置けない関連性もあり、つまりは提灯に感じたのでした。

平成はオジサン世代以下の人柱減給作戦でなんとか持ちこたえた30年だと思います。一応世間的には好景気なんですが、それでもこんなネガティブコメントが噴出するということは、もはや格差が常態化してしまい新卒も容赦なしの時代へ突入なんでしょうね。まぁ新卒という概念すら葬っている最中ですが…。

 

地銀の未来は阿鼻叫喚

3月にチラリとメモしておりますが、あの図が激変しそうです。

銀行再編真っ只中。殿様商売はいつ迄続くのかしら。
イトル写真は私のさくら銀行のキャッシュカードでして...今では三井住友銀行ですがつい先日まで使っていたキャッシュカードです。こんな風にいつまでも使えるようにシステムをお守りしても安泰だった銀行さんですが全銀協サイトの「平成元年以降の提携・合併リスト...

5/19の朝日新聞に銀行が競争原理で生き残れる場所は全国で11都府県とありました。東北は宮城県のみ。なんで宮城なのか謎ですが…山陰、北陸、四国は壊滅状態。どうやってもフィンテックに舵を切らないと残れないわけですが、それでも動きが鈍いのは従来のヒエラルキーが生きてるからでしょうね。でも気がつけばペイサービス戦国時代。各社ともにパイとなる数を確保しようと撒き餌ポイントをドーピングしまくっておりますが、オジサン感覚ではさしものヤフーもドーピングを薄めており国内市場は心臓弁膜症で、一部の血液が逆流してるんじゃないかと思います。

「メルペイなんてクソ」みたいな文章もよく見かけましたが…名称こそメルペイですがやっている中身は「Bank of Mercari」みたいなことです。中身がたまたまゴミみたいな商品が混ざった怪しいフリマアプリとは言っても受給が成立しており、各種支払いに使えれば銀行である必要はなく…本命は不明ですが腐ったオジサン嗅覚で現状はLINE PayがPor una cabezaだと思います

今0歳の子供は銀行を知らずに社会デビューする可能性は高いですよね。たぶん。

〜・〜

今月のハイライトは来日中のトランプ大統領vs中国との貿易マヂ喧嘩とメイ首相のやってられるか退陣だと思います。どちらも深刻ですが特に大変なのは貿易戦争の方でして、中国は舵取りに困窮することでしょう。以前にもチラリと書きましたがITは圧倒的に米国有利なのでトランプさんが本気で引き上げるとHUAWEIも倒産しかねないほどの引き潮対策に驚くばかり。ブロックチェーンではロシアも負けじと頑張ってるわけですが…てなことで5月の雑感でした。

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