地球にやさしい生活 [No Impact Man]

映画
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夏に黒い猫で都内へ荷物を送りました。世間では「人手不足」「送料値上げ」「宅配ボックス」と関連ニュースに事欠かないのですが「これだからか」という体験を1つ。

発送後に荷物が届いているか気になったのでサーチしたらご覧の有様。8/10に確認した時は「配達中 07:24」と書かれており「おいおい何時に出勤して配達始めてるんだよ」という時間でした。そのオチが「宅配ボックス」なんですが本当にボックスが有るのか無いのかわかりませんがこれが普通だと思う人もいらっしゃるようで…。

別の日の飛脚さんも酷い有様でした。

これを解決するのに会員登録して「配達日時を指定してね」という方法があるわけですが、システムに合わせる仕組みで利用者は増えませんよね。この際Dropboxのような利用者の都合で使えるマッチング機能ができないですかね。仮に利用料が10円、20円ぐらいなら投げ銭感覚でほぼ全員が利用するような気がしますがどうでしょうかね。

諸悪の根源はEC購入で「送料無料」に慣れた消費者と容認した会社の問題だと思いますが、この「無料」という言葉に釣られる人が多いということなんでしょう。正しくは「送料を含む」ですよね。如何に大量の荷物でコストを下げられるとは言えど、これだけ再配達させたら配達をお願いする側としても気の毒な気分になりました。

さてと…

寝る前にiPadデータの整理中に見つけた映画。簡単に言えば考えて消費するための気づきを与えてくれる映画です。たった8年前の公開ですが少し時代遅れな雰囲気も感じる内容。それだけ環境の変化が早すぎるからですが久しぶりに見ると考えさせられる点もありました。

最近聞いた格言は「買うのと捨てるのが趣味」という言葉。「あ、うちも!わたしも!」という人も多いと思います。

なぜ物を買うかと言えば、それを置く場所があるからに他なりません。その置くスペースの確保にも家賃や固定資産税が必要です。いつもニコニコ現金払いであれば別ですがスペース確保にローンを組み、ローンを払い切らない間に使いきれない物を買っては捨てるというおかしな動物が人間です。信用創造に組み込まれているとも言えますが…。

この映画のように文化的生活を削りまくる必要性有無は横に置いておき、何か1つ生産や消費の総対価を把握していると商品の目利きレベルも向上して楽しかったりします。

夜の続きを昼間インスタントラーメンを作りながら見ていたのですが、1袋80グラムの麺をすすりながら「野菜が多いと麺は40グラムでも満足できるかも」と思いつつ80グラムを完食。メーカーも「80グラム全部食べろ」なんて書いていませんが付属スープの容量とセットで飼いならされていたんですね。歳をとると麺もスープも半分や4分の1にされる高齢者も多いとか。意外と身近に見直せることはありそうです。日本も高齢化や消費増税に伴って徐々にサイズ変更されてますよね。

消費行動に疑問を持ったらこんな映画もいいと思います。

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