このネタを書かなくなって久しいですが自戒を込めてのメモ。
やはり技術的なとこまで踏み込んで理解してないとこーゆーこと(つまり疎遠)になります。
(人生の全てが中途半端)
えらいことになってますな。NFT(ノンファンジブル・トークン)界隈。
少し前からオタクコインのテストに参加してNFTのお勉強をしていました。正直全くついて行けておらず、次から次へと繰り出されるイベントに参加しては「ほんでこれなんなん?なにが起こってんの?」レベルでした。
(同レベルのツイッターもよく見ました。オジサン年齢になると理解が大変なのだ)
それがタイトル写真。
世のおじさま、おばさま方はこれをみて何を感じられますでしょうか?
まぁ普通は「この黄色い四角がどーかしたのか?」で終わりですよね。これは私がたまたま入手したAnimeLootが2個あるだけで、この黄色い四角が山のようにあるわけですが…
結論から申しますと、オジサンから見た今回のLOOT祭りは「そーか、昔騒いだ(今もやってるけど)クリプトキティを全て1人で完結できるんだ」という理解 (←雑
似たようなゲームは山ほど生まれてますが何一つ遊んでません。あそぶ時間がない。
この1人というのは文字通りの1人でもあり、自分が中心となって他人(とはいってもブロックチェーンでつながる全世界ユーザー)を巻き込んだ中での固有の1人という意味でもあります。
唯一無二、究極の one & only です。
(そーゆー名前のホテルがあったな)
こんなこと書いても知らない人には意味不明で興味すら湧かないメモですが、コロナ禍というのにビザが1650万も払ってカスみたいなNFTを買ったことが話題でした。ビザカードのビザです。
興味があれば「クリプトパンクス」で画像検索するとカスみたいな話題のNFT画像が出てきます。これの何がよろしくてビザが1650万も(の端金を)使ったのかはともかく、この夏はBTCの下げが邪魔しなかったもっと加熱していたであろうNFT祭でした。そこにLOOT(戦利品)という新たな概念が誕生し、目下カスみたいなレベルの絵描きさんにとってブルーオーシャン。
まぁカスというのは冗談ですが事実として後日急落。まぁこれが急落するのは当然だと思います。なにせリアル世界の接点なきお遊びですから。
(遊戯王カードに熱狂する意味もよーわからんけど…)
書いちゃったからついでに触れるけど遊戯王カードの件。splinterlandsとか見てると「世代によってトレーディングカードにはまる世代ってあるんだなぁ」と感じます。プロ野球カードすら集めたことがないのですが、男は集めたがる動物なんですかね。
そんなことはどーでもよくて、えっと…
コインデスク記事の一節は真面目に起こり得ると思います。
現実世界のダイヤモンド(インド石)が今の価値になるまでに約500〜600年の時を経ているらしいですがデジタル価値造成は100年かからない気がします。つまり今生まれた子が死ぬまでに何らかのデジタル資産保持が当たり前になっているような気が…。
それは今親の立場としての20代、30代から受け継ぐ資産(と呼んでいいのか分かんないけど)もあるでしょう。まずは親世代が人生でどれだけデジタル資産を生産できたかで子どもの未来が大きく変わる可能性も有り得そうです。親がデジタル化可能な範疇のクリエイターやアーティストの子どもが有利な時代とでも申しましょうか。
今40代の親がデジタル資産を産むってどーなんですかね。まだあり得るか。
50代は激減だよね。
(令和3年で親の死後に引き継ぐのは負動産、現金、借金ぐらいですから)
くだらないことを書きますがデジタル資産は(ブロックチェーンですから)親子が同意してれば引き継ぎもへったくれもなく超簡単に譲れるので「遺言作成に弁護士費用」なんて言ってる時代を懐かしむ時がやってきますかね。
(つまり早い者勝ち)
でも振り返ってみるとドットコムバブルの内容といえば従来製品をデジタル流通させただけでカタチあるモノがクロネコ便で到着という流れ。
デジタル以前の作業の一部が見えなくなっただけ。
LOOTはデジタル化が可能であればなんでもデジタル資産として流通するというだけで何ら不思議ではありません。
これに触れ、(オジサンはこれだけで人生を生きてると言っても過言ではない)動物的感で察知したことは…
1.仕事の概念が変わり、結果働き方も変わる
AIで働き方が変わるというのは「従来の仕事が消える」ニュアンスが強いと思いますがLOOTを眺めていますと「誰もがオギャーと生まれた時からクリエイターでありアーティスト」という概念を生涯意識できる時代へ向かっていると感じます。
例えば「町工場でモノを作って売る」といった仕事はどんなに早くても中卒か高卒ですが、そういった概念が消えるでしょうね。年齢、働く場所、売る仕組みなど、大人の都合に合わせたレールに乗らない生き方であったり、新しい概念。
(それが成功するとか正しいといった意味じゃないょ)
例えば幼児が得体の知れない芸術的色彩の抽象画を生んだりします。そこに覚えたての稚拙な文字が添えられて大人の心を揺さぶることがありますが、ああいった人生のひとこまが生涯収入のひとつとしてカウントされると思います。
(その才能が開花しないで終わると既存既定路線修正といった感じかな)
つまり「家を出て一人暮らしするから印鑑を作って銀行口座開設」という時代ではない。
2.世代毎にNFT参加スピードとタイミングが異なる難しさ
当たり前ですが年齢が低いほど親和性が高い。
先日チラリとメモした藤井風氏も12歳の時に親から「これからの時代はYouTube」と聞いて今があるわけですが、それと同様に親から「これからはNFT」と聞いて飛びついたら10年後は大変なことになっているでしょうね。
10年後わたしは60歳となり、少なからずこの世を去る準備をしているはずですから、この世代間のデジタル格差というのは形容不可能なほどの幅でして、自分でも想像を絶するというか….差では表現できない、私から見ると地球と月ぐらいの距離に感じます。ホントに。
(誰が本気で100歳まで生きれると思ってますのん)
なんとなく「個の時代への突入感」を感じて生きてきたものの、いまひとつ実態を掴めずにおりましたが文字通り生まれた時から「唯一無二の個」として生きる術が造成中。
余談ですけどね、昨日のNHK NEWS WEBにこんな記事がありました。
同じ国の話と思えないギャップ。
リアル社会は今日も情報処理人間を増産し、デジタル社会は情報化へ邁進。だから私から見ると地球と月ぐらいの距離に感じます。ホントに。
文書作成や表計算は単なる情報処理なので機械に任せればよいことで、人間はもっとクリエイティブなことにアタマを使うべきと思ってみたり。
こーゆーことしてるから世界からおいてけぼりになっちゃうんでしょーね。
3.二次流通まで可能なことによる価値持続の試み
ちょっと雑に解説すると、二次流通というのはオジサンがマイケル・ジャクツンさんの絵を買うとマイケルは売上利益を得ます。それを堪能したあとヤフオクやメルカリ(つまり二次流通)で処分してもマイケルは利益ゼロ。ところがNFTだと二次流通でマイケルにロイヤリティが入る仕組み。
以前にもメモしてるはずですが、メルカリなどは商品価値横取り商売。しかも値下げ圧による商品価値低下助長が激しい。現状とメルコインの親和性は謎。いわゆる「カタチあるモノの二次流通による利益確保は早晩限界が来る」と見ているかもしれません。
今や現金や債券が無価値と言われてるのに皆が縛られて生きてるわけですが、そのフィアット通貨史が何千年と続いてるわけでもないので、こういった新しい価値に置き換わるのは自然の流れだと思いますが、いかんせん税金がね。
自分たちが作った概念に縛られて…
音楽との親和性が高い(万人が馴染みやすいような)気がする
ここの領域はものすごいビジネスチャンスが転がってるように感じます。
早ければ年内、遅くとも2022年内に日本の音楽業界内でNFTを試みるプロアーティストが出てくると思います。知ってる知らない、売れてる売れてないは関係ない。アマチュアじゃなくてプロ。仮に英語の曲でもリリースして海外(ファン)を巻き込んだら、それはとてつもないことをやらかすこと。
今でも鮮明に覚えていますが、1998年や1999年のCDショップ入口にうず高く積まれた「宇多田ヒカルって何者?」というぐらいのインパクトになるかもしれません。
これまたオジサンの根拠なき勘だと「①とにかく音楽が好き②既に自分で作詞作曲したものがあるし、いくらでも生み出すのが苦にならなず得意、③なにより音楽で稼ぎたい」という気持ちがある人は、音楽知識を得ると同じぐらいNFT理解が大事になると思います。
下の記事なんかを読むと「まぁ10年後はそーなってるだろうな」と感じます。
元々音楽に在庫管理の概念はないですよね。
元々カタチがないのですよ。
かつてはレコードが、CDが、ダウンロード数が、とカウントできましたが実際にどういう経路で各々の耳に届くかはカウント不能。YouTubeで遭遇する曲もあれば、その元データが海賊版ということもある。だからアーティストはどのSNSでも「公式」と名乗る。
てかね、これは一大事です。
つい先日「45歳定年がホニャララ」が物議を醸してましたが本当にそうなって当然です。
だってレコード(なんて表現が遺物に感じるけど)レーベルに所属せずとも曲を(NFT)リリースできるので所属会社という概念すら希薄になります。
たぶんここで問題になるのがJASRACだと思いますが業界関係者ですら切り離して考えられないのではと思います。(たぶん昔に書いてると思うけど)昔こんなことがありましたとさ。
誰かこんな感じで切り離してやっちゃったらどーですかね。
平成に昭和の名ごりを感じるのは仕方ないけど令和にも昭和はないだろーよ、みたいなことで。NFTのビフォー&アフターで歴史が変わるんじゃないかと妄想してました。
今やるともれなく「その1曲が世界を驚かす」特典がついてきます。
(一昔前のFBブームと違いNFTは国境を越え感性が近い赤の他人とつながる仕組み)
先日も「眠れない親父へ」というラジオを聴いているとcharさんが16年ぶりにオリジナル曲のアルバム『Fret to Fret』をリリースしたという話題で(確か曲名は「ガチャガチャ」が流れたと思いますが)「ジャケットを作りたいんだよね」というくだりがありました。ご本人も「データの時代」と認識されつつ手で触れられるジャケットなんですね。そこから離れられない。
ぶっちゃけzoomやクラブハウスに無駄な時間を捧げるぐらいだったら、黙ってNFTやLOOTを勉強してた方が絶対に賢い。まぁzoomは仕事を超えてLINEのような使い方になってますが…。
〜・〜
難しいことは後回しでまずはファントークン(デジタル会員証みたいなもの)のノリで初めても信者さえ確保すれば生活が成り立つ時代も遠くなさそうです。と文字を打ったのですが…
すっかり忘れてました。
ていうか、これね、ほんとに計算なく思いついたことなんですが、よくよくオタクコインの展開を振り返ると本当に会員証を配布しちゃってましたね。
こーなるわけですね。なるほど。納得。
出遅れてる私で742なので軽く1000人ぐらいは居るはずで、最低それぐらいの数のコアな(アニメ)信者に支えられていれば、もう何だって成立すると思います。
〜・〜
そうそう、冒頭のAnimeLoot(黄色い四角)2個が私の手元で化けることはありません。そういう才能を持ち合わせておりませんもので、たぶんずーっと黄色いままです。
でもね、なんやかんや申しましてもね…
そもそもアーティスティックセンスに欠ける人生ですから若者の知恵を借りないと乗り越えられない年齢を自覚する日々です。でもまぁこういった会話になったとき「面白そうだしやっちゃえ」と背中を押せる中高年でありたいと思います。
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