ホテルの予約支払いに暗号通貨も選べる時代

トークンエコノミー
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まだやってたNEM(ネム)のカタパルトならぬSYMBOLでXYM(ジム)が生まれるかもという記事を読みながらムムムと思ったことのメモです。それにしても4-5年なんてあっという間ですね。持ったまま放置プレイ継続中です。

最近にわかにデジタル通貨が話題です。

日本は人口減少で現金管理に「コストをかけられない」と読むか、「(減り過ぎれば)コストはかからない」と読むか。前から言ってるように政治はブロックチェーンにしちゃうと献金等の足跡がバレるので絶対に賛成したくないはずですがどーなりますかね。今までは法定通貨のみの思考でしたが別の角度から眺められるようになると「やっぱ法定通貨界隈は庶民が知らんだけで改竄だらけなんちゃうか」とか妄想しておりました。

話しを戻しまして...

気になったのはTravala.comでのNEM支払い

ノーマークの「Travala.comってどちらさま?」という話しですが、暗号通貨でホテル決済するサービスの親玉です。バイナンスDEXで「AVA」というトークンも発行しております。そのサイトでのホテル予約決済にNEMもOKという話し。なんでも決済の半分以上が暗号通貨というのですから「ほんまかいな?」と思っちゃうわけです。関係ないけど昔NYに「AVA JAPAN」ってランオペあったけど、まだあるのかな?

 

サイトを見ると24種類の暗号通貨を受け取ると書かれています。なんか、突如舞い降りてきた感のあるホテル予約サイトなんですが、どこが裏で操ってるのか気になって探検開始。

The Travala.com platform currently offers 2,000,000+ properties covering 90,124 destinations in 230 countries and territories, and with prices up to 40% cheaper than mainstream travel booking platforms.

気になったのは登録ホテルの数

上の英文の通り、OTAみたいなことになっちゃってます。

ものは試しに2020年3月最終末で大阪の宿を探すと「1638  Accommodations match your search」って出るわけです。これは穏やかではない数字。既に「1638軒」のホテルが暗号通貨の支払いを受け入れると言ってるわけです。「ほんまかいな?」と思っちゃうわけです。

いまでこそホテルはネット予約なんて当たり前ですが、そこに至るまでは営業マンが1軒ずつホテルへ足を運んで契約する地味なプロセスを経ておりまして、突如新参者プラットホームに「1638軒」なんて見ると「どこの誰がやらかしとんねん」と思うわけです。

そこで適当なホテルを選んで中に進むとほんまに支払えますやん。

確かに暗号通貨で支払える。

気になって大阪駅前のグランビアホテルのスタンダードツイン2泊を見るとドル換算(110円)「US$355.76 = JPY39,133」でした。

これをNEM支払い(4.4XEM)にすると「XEM8,766=JPY38,570」なんだそうです。

もうフツーに暗号通過での商売が成立しております。

パトロン(旧式バックエンジン)は Booking.com の巻

サイトのパートナーページを見ると、そこには見慣れた文字。そりゃサイトが一夜にして出来上がるわけです。

すごい時代ですね。ジェット機のエンジンをGEからロールスロイスに載せ替えるごとくプラットフォームのエンジンも載せ替え自由自在。

当然先のホテル価格が気になったのでご本家ブッキングドットコムで探すと(たぶん)同カテゴリーは38,800円と思われます。

あんなに世間で叩かれまくった暗号通貨、仮想通貨でフツーにホテルが予約できるということは、他業界のこともなんでもできます。久しぶりにワクワクする変化。

余談ですが「Booking.com」で検索すると「使うな、最悪」とか「割引を使い倒せ」などのキーワードが目に入ります。ジジイの肌感覚としてこういうトラブル系の原因は「日本語 = 日本人」でサイトを眺める癖からだと思います。私もクレカ支払後のキャンセル料返金でホテルと直接やりとりしたことがありますが戻ってきたのは半年後でした。払った事実を証明するデータはあってもホテルが大規模だと問合せ先が「宿泊(予定)フロント→予約担当→ホテル経理担当→本部経理担当」みたいに順を追っての作業になり参りました。別の時は決済後に支払いカードを個人から法人へ変更依頼したことがあります。これも4ヶ月かかりましたがホテルが変更対応してくれました。

ミドルマンを省く時代ですからトラブルは自分で解決する思考変化への適応も大事だと思います。当然失敗したくない予約はポチる行為も慎重になって当然。それが嫌なら人を介して予約する大手旅行会社へ。その代わりトラブル対応コスト込の値段として割高であることは当然の流れ。

Tourism as a Service と形容することが時代遅れ

Travala.comが成立する理由はバックエンジンのBooking.comが販売手数料でボロ儲けしてる証拠ですが、なかの人の立場で見ればフィアット界隈の経済情勢が一喜一憂してもクリプト界隈が活況であればプラマイゼロ。そういう時代が終わりを告げつつあります。グローバルに価値を認め合い、交換できればドルでも円でもネムでも、なんでもいいのです。

何が面白いってBooking.comは今のシステムで利益を産めなくなったら即ブロックチェーンでコストカットできる状態にあるという点。未来の話ではなくもう完成しているという恐ろしさ。これからシステムリプレースという議論ではありません。

もはや旅の手配を「旅行会社に頼む」という発想すら思い浮かばないぐらい低コスト。今更トラベルソリューションとか言ってる会社はオワコンです。

We envision a future where consumers can book their full suite of travel needs exclusively on Travala.com.

この会社が成せるかは別にし、どこかの会社か必ず成し遂げると思います。あと5年待たずして団塊世代がリタイヤなのに「まだそういう層を取り込める。店舗がある安心感」とか言ってリアル店舗にこだわってる大手は消滅すると思います。確かに今までの日本は何を手配しても大手旅行会社を経由する構造がありましたが、今時そんなことを言ってることが時代錯誤。「DHC」が「大学翻訳センター」というwikiに「へー」と思うようなことが日本の旅行業界にも起こりそうです。

もうひとつフムフムと思ったのが下の一文。

Another benefit to the DCP model is that we are able to build direct relationships with property owners.

予約に至るプロセスを限りなく「所有者と利用者をダイレクトに結ぶ」ことでコストと時間を短縮しサービスを上げることができます。AVAトークンは持っていても面白そうですね。なにせ使えるトークンです。

ホテルのフロントですら客の暗号通貨支払いに気付いていないはず

たぶん気づいてないですよね。まだ。

本部のシステム部門の偉いさんがいろんな予約サイトから入る仕組みを契約し、スタッフは操作を覚えてマニュアル行動し、客が暗号通貨支払いかどうかも関係ないスタッフは、よもや自分の働くホテルの客が仮想通貨を支払って宿泊とかイメージできないでしょうね。

またすごい会社が現れたものですね。ジジイが田舎で呑気な時間を過ごしている間に世の中は激変していたでござる。

この場所で暗号通貨メモが減ったぐらいですから世間で「暗号通貨」とか「ブロックチェーン」なんて話題になっていないと思いますが、少なくとも旅行業ビジネスは確実にそっち方向へ舵をきっていることは間違いありません。今やどの業界も利益構造がバレた時代にいつまでも古いルールやしがらみを抱き、この手のニュースが出るたびに「仮想だけに仮想通貨バカ」とか「火葬通貨」とか言ってたら商機を逸します。

まぁTravala.comも、最も手っ取り早いホテルプラットフォームに手をつけただけで、旅行関連産業全体で見れは裾野のひとつですからこれをもって成功とは言えませんが、ひとつのモデルを示したのは事実ですし、今後上場企業がこの手の会社をM&Aして一波乱あると思います。

このニュースのなにが面白いって、2017年頃の妄想が2020年に現実化してること。

4年前の動画をみるとホテル予約サイトでありながらホテルは一切映らず体験の手段と言わんばかりの内容。考えてみれば旅の目的は人それぞであり、それを満たすことなく利益優先のパッケージ化による効率化で「これが旅の形です」と売った時代が終わっただけ。本質である「旅人の目的」を叶えてこなかったツケが旅行会社に限らずあらゆる産業で噴出してる最中です。

ビジネスはシンプル。常に自分の心に問うは「だれのために、なんのために」。

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