ブレイブブラウザでBATポイント(BAP)投げ銭機能設置

トークンエコノミー
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今日はブラウザの広告表示有無設定で投げ銭し合うブレイブ(brave)のメモです。

そもそもブレイブ(Brave)ブラウザってなに?

サイトに投げ銭連動するサービスや外付け機能はいくつかありますが、ブラウザ丸ごとというのは新しい試みで面白いですよね。細かいことはサイト説明を読めばよいのですがザックリ要約すると、今まではメガ企業ブラウザで一方通行に広告を浴びせ、強制的に見せられ、足跡を取られ、データを抜かれていました。当初ブレイブが注目された機能は今でもそうですがデフォルト設定が「広告ブロック」です。本当に鉄壁のブロックです。

裏側の機能はいざ知らず、例えばPCでもスマホでもブレイブをダウンロードしてユーチューブ再生すると全広告カットで再生してくれるので重宝します。その他の広告表示で再生する動画も全て再生なしで見れるのでとても重宝します。最近のユーチューブは最初に5秒広告を2つ入れるのが流行りですかそんな冒頭の「5秒×2広告」すら抹殺再生してくれるYouTuber殺しがブレイブです。これが当初のブレイブブラウザの使い方だったわけですが、これを逆手にとったのが今回のBATポイントです。

 

 

BATポイント (BAP)とBasic Attention Token (BAT)の違い?

普段Mac使いのオジサンが愛用するブラウザはFirefoxでしたがbraveが出てからは2つ同時に立ち上げて検索内容で使い分けることが増えました。それは一重にポイントが貯まるからですがそれ以外にもブレイブと見比べることによってデータの抜かれ具合比較が面白くてです。別の言い方だとネットサーフィンしながら広告表示というマイニング行為でしょうね。

こういうブラウザが出てくることでサイバーエージェントのような広告モデルが旧タイプのサービスとなり、価値の流れをよりエンドユーザーに振り分けやすくなります。以前別のICOメモで残したあの言葉が蘇ります。

Blockchains on the other hand are designed to cut out the middlemen.

ただ、このブラウザを使っていると貯まる「BATポイント (BAP)」と「Basic Attention Token (BAT)」は同じ会社が発行していますが似て非なるものです。BATはいわゆるブロックチェーンのトークンですので仮想通貨のひとつです。BATポイント(BAP)はTポイントみたいなもんです。BATポイント(BAP)の使い道は公式にも決まっていないのですが、何らかの価値交換が成立すれば問題ないことです。

ここにまた新たな交換価値の挑戦が始まっております。

 

難しいことはなにもない。ブラウザをインストールして使うだけ。

私がインストールしたのも随分と昔ですが普通にダウンロードして使うだけです。今までのものと違うと言えば、先に書いた通り広告をブロックすることがデフォルトですのでいつもとは真逆のサイト広告を許可する設定をすればBATポイント(BAP)が貯まります。変な感覚ですよね。

とりあえず Download です。

ダウンロードするとBATポイント(BAP)を管理できるダッシュボードが現れます。

残高 0.0BAP からスタート

特別なことはなにもせず、日々テキトーに使っているとテキトーに増えます。

2019.12月 使い始めると残高 0.8BAP チャリ〜ン

2020.1月のチャリ〜ン

2020.2月のチャリ〜ン

2020.3月のチャリ〜ン

2020.4月のチャリ〜ン

たまに Oops! します。

ここで貯まったBATポイントの使い道はまだ決まってないのですが、これを他人に投げ銭する機能もあり、投げてもらうと結果をダッシュボードで確認することができます。ここではまだ公表していない別サイトなのでモザイク失礼。

4.75 BATポイント あーざす

たったこれだけ。

こんな簡単な仕組みです。

これね、例えば https://www.yahoo.co.jp とかに組み込んじやうと爆発的な勢いで普及すると思います。Tポイントとかアホらしくてやってられんですよね。たぶん。それがPayPayで使えたりすることを妄想して楽しんでるだけです。

つべこべ言わずにインストールして使ってみなはれ。

ブロックチェーンの仕込みは相変わらず水面下でコツコツと続いてます。

私がジジイ年齢になれたとしたら、今ガラケーが終わりかけていると同様にスマホも終わりかけているでしょうし、QRコード支払いなんて過渡期の手段を懐かしむのもそう遠くなさそうです。

アレもコレもブロックチエーンという時代になってから気付いても時すでに遅し。その一端をこんな簡単な仕組みで感じ取れるとこまで来てることが嬉しくもあり、怖くもありです。それにしても広告の量や頻度をユーザー側でコントロールしようとする試みを面白いと感じるほど毒されている自分がおります。既に何万人という人がダウンロードされたブラウザですから「百考は一行にしかず」ですが後で後悔しても後の祭りです。

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