ちょっと腰の痛みが和らいできたので気になっていたことに手をつけ、懲りもせず失敗したのでたぶん困った人が見にくると思ってのメモですが、ご想像通りこのエントリーは2度目です。前回はサイトを吹き飛ばしたのですが今回は真逆の糞詰まりでした。

最近「PHPが古いからどーにかせい」というアラートが出たので重い腰を上げました。たぶんユーザーは「PHP Compatibility Checker」をインストールしてプラグインをひとつひとつチェックし、アプデでヤバそうなプラグインを事前に抹殺し、あとはレンタルサーバー側を触ればわりと簡単に解決する話しです。
余談ですがこのプラグインでは「PHP 7.3」までのチェックですが私はその他のプラグインも使って「PHP 7.4」に上げときました。
でね、今回困ったのは下の3番目です。
- phpMyAdminのデータをエクスポート
- データベース5.1をスクラップにし、データベース5.6へチェンジ
- phpMyAdminへデータをインポート
普通は3番までの流れが終わった後、FTPで「wp-config.php」を覗いてデータベースに関する4つの書き換え場所をチェックしたら終了なんです。

空欄の場所を埋めたら完了
ほとんどの場合古いデータベースを捨てて新しいデータベースになるので「データベース名」だけの変更でサクっと終わることは先回のアプデで学習済みだったのですが、実は本日のアプデは複数サイトを1つのデータベースで使っており、ファイルが色々と雑なことになっていたことは承知の上で決行しました。
ところがインポートしようとしても全然画面が動きません。
インポートが完了する気配が全くない。
なんとなくタイムアウト的な動きにも感じたのですが原因不明。
待てど暮らせどインポートできないので当然サイトは「サーバーエラー」表示。
でね、この時インポートしようとしていたデータ量は「188,187,205 バイト(ディスク上の201.4 MB)」です。普通にアップデートできるはずなんですが、たぶん先に書いた通りファイル管理を雑にしていたこともあって動かなくなりました。
そこで普通は「BigDump」の出番です。
データをphpMyAdminでエクスポートし、新しい場所へインポートする時に、サイズが大きくてインポートできない時に使う常套手段です。使い方は色々な方が書かれている通りでしてさほど難しくない作業なんですが、なんとここで「インポートしたいsqlデータがアップロードできない」という憂き目にあいました。「BigDump」が使えない。
これはちょっとヤバイ空気です。
既に複数サイトが実質死亡した状態。
そこで何度かしていた行動がコレ。

(ディスク上の201.4 MB)
(ディスク上の201.4 MB)なんてphpMyAdminでインポートできるサイズ範囲内なのになんでうんともすんとも言わないんだよ、とか思いながらのいわゆる右クリック。
何度か右クリックでファイルの中身を確認していました。なんでだよ、と。
ある時、たまたまマックのデフォルト機能である「圧縮」をしてしまいました。
本当にたんなる偶然。指がすべった。
するとファイル名は「・・・sql.zip」となり、容量は21,437,085 バイト(ディスク上の22 MB)十分の一まで圧縮さちゃいました。

(ディスク上の22 MB)
そこで…
どーせサイトは全滅死亡だし、そもそも一度は死んだと思ってこの圧縮ファイルをインポートしてみることにしました。
さっきも書きましたが普通は「BigDump」の出番です。いちいちそれ用のフォルダを作り、そこへデータを格納してブラウザから確認という轍を踏むのですが、そんなことを一切無視して圧縮データをそのままインスール実行したら、なんとインストール完了しちゃいました。
嘘みたいなホントの話し。
ということで「phpMyAdminのインポートでちょっと大きめのデータが動かなくなった時、もしかしたら圧縮だけでインストールできちゃうかも」のメモでした。
当然自己責任でございます。

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