水曜どうでしょうについて書こうと思った矢先以下のおかずが投下されました。
実は先月から気になったていたのですが突如「水曜どうでしょう × 地球の歩き方」アクセスが増えてまして「なんで増えてんだ?」と気になっていたところでした。新作が始まっているのは知っているですが、放送や配信を一切追いかけておらず内容を全く知りません。過去の水どうは全作追いかけましたがついに追いかける余裕がない生活となりました。
藤やんのネットとテレビを分けない戦略が一旦は正解
YouTubeの公式チャンネルが異彩を放っております。
今までのテレビメディアはアップする行為を「それ違法です」と止めることばかりでした。水曜どうでしょうもご多分に漏れず全国の(似非)藩士による違法動画がバンバンアップされておりました。ところが公式は惜しげもなく番組の山場を「名シーン選」として局画質でアップしたもんだから軒並み再生回数が増加の一途。
ネット動画のコツを完全に掴んだ藤やんは急ハンドルでネット表現へも舵を切り、またたくまにチャンネル化の地位を築いた感があります。まぁ元々番組内で大泉先生が「こんな豆カム一個でかい?」なんて発言をされるぐらい低コストなネット寄り番組ですが下の内容などを見ますとさすがですよね。
そこで冒頭の記事です。
「テレビは」という枕詞で話す人はオワコン
ジジイの根拠なき肌感覚ですが2020年現在で55歳ぐらいが分かれ目だと思います。
ちなみに藤やんはテレビの中の人という位置づけですが54歳らしです。自分の身の回りの知り合いやテレビ司会者などの年齢を調べると、藤やんが会社という体制に迎合しながらネット界隈を泳ぐ感性が並外れた嗅覚であることは藩士ならお察しの通り。
「テレビかネットか、悩んでる場合じゃない」というのはテレビ寄りの視点なので私のような田舎ジジイは対象外の記事ですが、あまりにも全国的にファンが多い番組故に記事が目にとまり、その内容が「まだテレビかネットかとかやってんのかよ。」となります。
そんなことは江頭2時50分のチャンネル登録者数で推して知るべし。
場所は関係ない。コンテンツが命。
とは申しましても「北海道」と聞けばラベンダー、富良野、黒板五郎などなど、それはそれは広大な自然に魅力的な一面もありますがHTBの戦略は庶民も応用すべきじゃないかと思います。最近流行りの言葉だとテレワークみたいなこと。
面白いことに番組を見る側からすると軸は「チーム水どう」だけなんですね。実際はテレビ局、系列局、制作会社などいろいろ目に見えないオールドメディア的要素に満ち溢れているはずなんですが、今や撮影も編集も誰だってできる時代です。しかもスマホで。4Kで。
誰でもできることをテレビだから凄いみたいな視点で語られても私みたいにテレビを捨てたものからすれば「はぁ?」です。
本来は「HTBの水どう」なんですが実態は「水どうのHTB」。
似て非なること。
もう局なんてどーでもいいんだと思います。
情報を届ける方法の議論は全く意味がありません。テレビの方が遅いですから。そうなると場所は「ホリエモンがレバノンから」みたいなことです。「テレビがメディア」ではなく「人がメディア」です。
映像は生き様が問われるステージへ突入
いやぁ、新作が気になる。
今日は記事違いなので画面を貼りませんが、最近注目している動画に「きほんひとりJust Alone」と「スバル-人生立て直し中-」があります。この2つの動画は水どうに似た要素を持っています。水どうとの大きな違いは笑いが無いだけ。テレビ発でなくとも、特別な特技がなくとも、生き方だけで見るものを釘付けにする動画。
もうテレビとかYouTubeとかスマホは一切関係なく、心を揺さぶる配信者が使うデバイスに人が群がる構図。動画に限らず人生で見たいものと見れる時間は限られているのでテレビの前に座って番組を見てくれという方が間違っている中で藤やんが繰り出した荒技が最新作の最終話をオンデマンドで無料配信。
全国の藩士がなぜか北海道のローカルテレビ局の「HTB北海道onデマンド」に登録して番組を見るという…一見地味ですがマーケティングとしてはしたたかなる作戦を展開中。あと1時間後には無料で見られるのですが、私は酒飲んで寝ます。
『20年以上前に今のYouTuberより身体を張る4人組のおじさんたち笑。」by YouTubeコメント欄
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