最近はビデオカメラこそ触りはするものの、カメラを触ることも減り、手荒に扱い防湿庫もない状態を気にするものの放置。ということで出番が無いレンズを後悔なくあっさりと断捨離中です。
レンズを整理しながらカメラ素人が10年ぐらい触って感じたメモ。
フイルム時代
一番最初に買ったカメラはフジのコンパクトフイルムカメラ。
今では放送禁止用語名称の「バカチ○○カメラ」ですが、世の中は使い捨てカメラ「写ルンです」が全盛でした。ちなみに私が足を運んだ写真屋さんは2001年が最後だと思います。
当時はパノラマ写真がはやり始めたころで、私のカメラにもパノラマ機能が付いていましたがそれ以外は一切特徴のない平凡なカメラ。海外旅行に持ち出してはパシャパシャ撮るもののピンボケ多数の記憶があります。
ただね、今となってはこのカメラで失敗した体験が今でもカメラ選びにつながっています。世界中の人々が富士フイルムの色味にどことなく惹かれる理由も分かります。
フイルム一眼時代
たぶん20代前半の無知状態でミノルタのαシリーズ(3xiか5xi)を買った記憶があります。レンズとセットだった記憶があります。いま思い返すと、20代でこのカメラを手にしたことは、自分の生活が辛うじて豊か?だったのかもしれません。
話がそれますが、この頃コンポも買った記憶があります。バブルの残り香です。このカメラは誰か(兄弟?)に譲った記憶もあります。自分で処分した記憶がありません。
「持ってるだけで使わない」という所有欲を満たすような買い物でした。そういうものに自ら触れたことは良かったですが…振り返れば世の中が「消費が美徳」へと変わりゆく時代でもありましたね。
コンデジ時代
時代はデジカメに変わり、最初に買ったのがカシオの300万画素ぐらいのコンデジだったかな。記憶というものは曖昧ですね。いまでは全く思い出せませんがその後も少しずつ上がる画素数マーケティングにやられて3年に1度の割合で売却してはカシオ、オリンパス、ソニーあたりをローテーションでした。
おそらく6-7機種のお世話になったはずです。
小さいボディに望遠付き。ガラケーにカメラ無しの時代でしたから重宝しました。今もコンデジは手元に置いています。
デジタル一眼時代
最初にどのメーカーのカメラを触るかで将来の好き嫌いが決まると思いますが、当時私が選んだのがオリンパスのE-620やE-3というもの。これを触ったお陰でカメラ好きにならなかったのが良かったのか悪かったのか。
でもね、このカメラは会社を始めるときに現物出資として活躍しましたから別の意味で価値はありましたがフォーサーズレンズが使える、ほぼ最後あたりの機種でした。レンズ自体は優秀でアダプターを使えば別のカメラでも使えますが、規格が消えるということは、そのカメラボディの未来も絶たれたと同様で、カメラ自体は現物出資ではあったものの約3年で全て売却。
このカメラで初めてレンズを揃えるという行為をしました。いわゆるレンズ沼。
「単焦点」「マクロ」「望遠」「標準」「広角」「魚眼」みたいなことです。触っていて楽しかった記憶もありますが問題は用途。使いもしないレンズは要らないわけですが初めてこういうガジェットを触ると集めて浸りたくなるのが男というもの。
ネオ一眼時代
今もこのカテゴリーは現役ですが、先のE-3を手放してしまうと仕事上不都合があるのでチラッと手を出したのがソニーのRX10でした。まぁ、これ一台でも十分ですよね。レンズ一体型ですからレンズ選び不要でマルチカバー出来る楽しい1台だと思いますが、私は仕事中に海へ水没。2度と帰らぬカメラとなった1台です。
ミラーレス時代
今から…かれこれ14年ぐらい前だと思いますが写真よりも動画にはまってしまいカメラに対する触手はそれ以降伸びなかったのですが、たまに仕事で使うことがあったのでオリンパス代替機種を探していました。
おそらく写真用カメラといえばニコンかキヤノンが王道だと思いますが、私は人生でこれだけ色々なカメラを触っていても、写真の面白さに気づいていないのでニコンもキヤノンもペンタックスもオリンパスも全部一緒。たぶんこういう方いらっしゃいますよね。
どのカメラを見ても違いがよくわからないから店員に乗せられて旅行用に買って使って保管して「最後はメルカリ」みたいな。
私の場合あまりにも動画が面白く、ビデオカメラと言えばソニーが優秀だった故にソニーを選びました。α7という機種ですが、この機種が登場したのが5年前ですからこの手のカメラはどのメーカーでも動画が撮れる時代に変わってますね。で、なんでソニーを選んだかというとセンサー技術で突出しているから。
写真と動画が違う代表格はデータ量です。カメラがSDカードとか言ってる時でも動画のヘビーユーザーはテレビ局でしたからテープからメモリーカードへの移行期間が長かったわけですが、テープとメモリーカードとセンサーの関係を最も熟知する企業がソニーだったのでソニーのカメラを選びました。
当初は「CMOSセンサーって大丈夫なのか?」と言われる時代でしたが今となってはデファクト。もちろん後陣からニコンやキヤノン、大外からパナソニックもガンガン追い上げてきますがビデオカメラの歴史が長いソニーには1日の長といった感じです。最近はソニーのカメラが注目されてる感じですね。そーなると思います。
今はパナソニックのFZ1000とソニーのα7sの2台に落ち着きました。
私の好きなズームは「20-120mm」
私も撮影下手ながらオールドレンズをαボディに着けて楽しんでおりますが断捨離するにあたって「そもそもどんなレンズなら楽しめるの?」ということをいまごろになってまじめに考えるようになりました。
レンズ選びで困る最大のポイントは「自分が自分の好みを知らない」ことに尽きる気がします。
美しい写真は沢山あり、作例も沢山あり、レンズレビューも山ほどあるのですが、それに引き込まれてしまい自分の好みか否かの視座で見られなくなるんですね。それだけ美しいものは人間の目を惹くわけですが…。
そこで自分の写真を見直して感じたことですが…
- 望遠写真は少ない
- 昔はマクロも多いけど今はスマホで満足な写真が激増
- 30-70mm辺りのレンズは面白さがない
自分の好みに合った写真、最近のレンズ事情、用途の多い画角や距離などを探っていると必要なレンズは2種に落ち着きました。自分の体にフィットする洋服を選ぶ感じですね。
中でも1本選ぶとしたら…
焦点距離が20-120mmぐらいのレンズが1つあれば十分。
これ以外は不要。
最近のスマホは単焦点やマクロもこなしつつある感がありますし、望遠は望遠用カメラとしてネオ一眼を持つ方がレンズ沼に陥ることもない。画素数にこだわったところでプロ以外は披露することもなければ、楽しむ目が肥える生活でもない。
自分の生活や好みを考えると1本で足りる気がしてきました。
ちなみに2本選ぶとしたら単焦点レンズ。この2本で満足しそうです。
ソニー製品で言えばAレンズ、Eレンズ、FEレンズがあり用途毎に使い分けるわけですが、過去の写真をひっくり返して一番使いやすく、触ってて楽しく、そこそこ満足な写真のデータを見ると、なんとオールドレンズの「MINOLTA AF ZOOM 28-135mm F4-4.5」でした。
デジタル時代の今ではパキッとしたクッキリ感が足りませんが「自分の好み」の仕上がりでした。
通称便利レンズと言われるものですが、確かに便利。
10年ぐらい触ってたどり着いた結論は超無難な選択となりました。

MINOLTA AF ZOOM 28-135mm F4-4.5
このレンズは1985年に9万円なので物価推移から見ると今では18万相当です。
なかなか手強いお値段。しかしレンズに限ったことではないのですがこの頃(まで)の日本製品は作りがしっかりしていて逸品です。難点を言えば重いことですかね。諸外国勢も概ね高評価。
みなさま褒めておられる銘玉です。
これを今のソニーレンズで調べると「FE 24-105mm F4 G OSS」が気になりますね。
少々お高いGレンズ。予算があればこのレンズ1本で何でも楽しめそうです。キヤノンだと最近は「EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM」も楽しそうです。たぶん今レンズを1本選ぶとすれば「FE 24-105mm F4 G OSS」かな。
ただね、これらデジタル周辺機器も陳腐化が激しいわけです。
むかしのレンズは大切に扱えば3-40年と使えますが最新レンズは10年後にゴミもありえると思います。なにせセンサー進化や相性、素材の軽量化もありますから。
少なくとも30年後は動かすのに苦労するはずです。まあ既にフイルムカメラがマニア市場の時代ですからカメラというカタチは30年後に残っていないかもしれません。
ソニーカメラの長所はボディ性能の良さで、これはセンサー商売を押さえた先見の明だと思います。デジタル時代に外せない最大のポイント。短所はレンズのラインナップが低く値段が高いことですかね。性能は良いけどもうちょっと安いとありがたいのですが…。
ということでレンズ選びに困ったら自分が撮った写真から好みを探り、たどり着いた結論は「焦点距離が20-120mmぐらいのレンズ」だったメモでした。
追記2026.10 単焦点 + 望遠レンズ
昔こんなメモを残していたんですね。
単焦点の追記です。カメラ史を振り返ると50mmから55mmぐらいがよい気がします。いわゆる「肉眼で見た感じの画角」というやつですね。ところがシーンによっては近すぎる。
その次によく出てくるのが35mmだと思います。定番中の定番。ただ、35mmというのはある程度構図を意識した撮影が求められます。
35mm以下の超広角はいさぎよくスマホに委ねましょう。
ということで私がよく使うのは40mmです。35mmほど構図を考えることもなく、50mmほどポートレート感もなく、(頭の中で何も考えず感性だけでシャッターを押せば)、そこそこ体裁が整う便利な画角だと思っています。(自己暗示)
ズームは昔より選択肢が増えていますね。どれを選んでもOK。20-200mなんて本当に便利。旅にはこれで1本で十分。広角端の歪み?そんなマニアックなことはどーでもいいです。
フルサイズカメラはLumixS9(486g)のサイズ感が限界に近いとか言われてますよね。もっと小さくするには機能を削るしか手がない。機能を担保するとZ5IIC(620g)になる。そういう意味ではAPS-CやMFTカメラもアリでしょうね。
ソニー、キヤノン、ニコンなどのフルサイズなどを触っていますとボケ味などの話になりがちですが、背景をボカしたから美しいわけではない。
つまりS9のレンズ付を触って「んー、重いかも」と思ったら、APS-CやMFTカメラもアリです。そして、ソニーのAPS-Cだとマウント流用できるから汎用性があるとは言われるものの、ここでは実際にカメラを手にして、そのサイズ感、重量、機能を比較した方がいいと思います。なにせMFTは手のひらサイズのホディもありましたから。最近ではGoProが採用したり、insta360も採用の噂があるんだとか。
小さいことは正義です。
最近のカメラだと2000万画素も多い。気軽にスナップするのであればそれで十分ですよね。軽ければ軽いほど持ち出す回数は上がり、重くなるほど眺めて所有感に浸るだけ。

DMC-GM1S



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