「みんななかよく」の島へ来ました

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アメリカは政府閉鎖だそうで…この後はもはや「ヤルヤル詐欺」的なデフォルトか?!という恒例の話題。もはやネタです。

引出しの奥に残るドル紙幣を眺めながら、デフォルトしたら鼻紙にもメモ用紙にもならないタダの紙切れ。これに価値があると思っているんだから人間ってフシギとか思います。振返ると「2013年がっ!」という年になっているのかな、とか思う週末です。

(まぁ何事もなくすぎるよね。たぶん)

さてと…

30歳になってから以降、常に頭の中に置いている言葉があります。仕事を進めながらなんとなく辿り着き、暗礁に乗りあげる度にふと思い出します。

「大事なものは目に見えない」

別に星の王子様を読んだからそう思ったわけではなく、多くの方と会話しているうちにそう感じるようになりました。

先日小豆島に上陸しましてあちこち見ておりました。

小豆島の観光・イベント情報 | 二十四の瞳映画村
小豆島では、年間を通して様々な観光やアート系のイベントが催されます。各イベントの楽しみ方やみどころを最新情報とともにご紹介します。

キーワードとしては「乾燥」「自然」「風土」といったことを感じていたのですが、そこでお世話になっている女史が「いい所もあるけど因習もある。街で働きたい。」とおっしゃる。

確かに変化に乏しい場所ではあるのですが、目の前は瀬戸内の穏やかな波、背後にはそそり立つ一枚岩というい景色の中で、そう感じるということを聞きながら「もしかしてこういう場所にいると都会では見えないものが見える化しちゃうかも?」と妄想しておりました。

この島は「情」が機能する場所なんだと思います。

大阪市内の寒々しいビルの一角から風情を感じる場に移動しているのだから当然。

ひっきりなしに来るお客様を相手するそのスタイルが面白い。都会的に無理矢理分けると「仕事1割 : 世間話9割」。地元的には分けようがなく、それが全て。でも店の目の前でフェリーが往来し、後ろはそそり立つ一枚岩という景色。

芸術ホニャララというのをしているようですが、今ひとつピンと来ませんでした。たぶん何も無いので人の往来が減る。そのカンフル剤としての取組みも大きいと思うのですが、島全体から感じるものとは別次元に感じます。たぶん融合が無いからかな?とか思いつつ撤退。

暫く瀬戸内遊泳が続きそうな予感です。

ところでタイトルの「みんななかよく」は壺井栄が死ぬ間際に残した言葉と言われております。私の人生でこの方に傾倒した時期はないのですが、なぜかこの言葉が頭に残って離れませんが、最近この言葉が究極の意味を持つようなことに出くわしました。

「みんななかよく」を暗唱する度にとても深い言葉だと感じています。

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