介護が忙しすぎて自分のことがなにひとつ前進せずな日々ですが久しぶりに水どうのDVDを買ったり音楽を聴いて憂さを晴らしておりました。
本日のメモは「団塊jrにとっての懐メロってなんなのさ」です。
結論はタイトル通りなんですが…
いつものようにくだらない前置き書いてます…
さっそく余談ですが、あくまでも私の実例として2021年にして団塊jr先頭の介護沼がスタートしております。どうやら私の親も認知症は免れそうになく日々トンチンカンな話が急増中。
過ぎ去りし時代で例えますと、いまの私の年齢(2021年現在50歳)は働き盛りでもあり管理職年齢でもありますが、自分の老後準備なく老後なき現役まっしぐら。どんなに遅くとも10年以内に私の両親も死ぬと思いますが、そこから自分のゴールを描くのはなかなか至難と感じる今日この頃。
(まぁなんとかしますけどね)
それよりも、この後に氷河期世代が続くと思うとゾッとします。
(がんばれロスジェネ世代)
いまから約10年後の2030年、この国のカタチは激変してるでしょうね。
いま強気な発言をされる方々も国の瓦解ぶりに参ることでしょう。今「格差」で片付けている諸問題は10年後も残っておりますが、いわゆる底辺相手ビジネスは提灯記事を書いてもお金にならないので話題にすらならず、その頃は強い者同士の叩き合いステージ。
(なんと殺伐とした時代を迎えようとしていることか)
なーんてことを思いながら自分が自分を懐かしむポイントを探っておりました。
世代的にBOØWYが懐メロというのもアリですが、なんかしっくりこない。
今月は人生初の「ゴダイゴ祭り」。ゴダイゴも私にとっては懐メロ系音楽で世代として外れてないはずですが、より感化されているのは私より少し上の世代だと思います。
それにしても改めてゴダイゴの曲は良いですな。久しぶりに銀河鉄道999を聴きながら「ほんとに良い歌詞だなぁ」ともの思いに耽っておりました。
てなことで本題に戻ります。
団塊jr 幼稚園時代の音楽
あえて幼稚園と書いたのは、当時流行った「およげたいやきくん」世代だから。
この曲が売れた理由は諸説あるようですが、なんといってもそれを聴く子(つまり団塊jr)の数が多い時代です。人口ボリュームが多ければ売れて当然。人口ボーナス。
団塊jr 小学生時代の音楽
よく私より年上世代による「ビートルズがどーたら、ロックがどーたら、フォークブームがどーたら」なマーケティング記事を目にして育ったものの、実際の接触率は皆無な人生。
この頃のNHK紅白歌合戦は年の瀬に親戚一同がテレビの前に集まって見た確率が高く、今ではあまり聞かなくなった有名人としてよく覚えているのが「都はるみ、高田みづえ、桜田淳子、中原理恵、水前寺清子、沢田研二、野口五郎、西城秀樹、田原俊彦、新沼謙治、角川博、渥美二郎」あたりです。もちろん他にもたくさん。
小学生なりに「なんでジュリーって変な化粧してんだ」とか「なんで田原俊彦って音程外すの」なんてことを感じておりました。
団塊jr 中学生時代の音楽
人生で情報に感化されはじめるのがこの辺りの思春期年齢だと思います。
たしか私も「ヘアスプレー」というものに出会って使い始めた記憶がございます。中学生ぐらいになると「真似る」ことができるという意味で印象に残るわけですが、私が中学生の頃はアイドルブーム全盛。
もう誰でもいいのですが「堀ちえみ、早見優、石川秀美、小泉今日子、竹本孝之、C-C-B、少年隊、光GENJI」などなど。
この辺りの方々は私が小学5-6年生の頃から「わーきゃー」言われてますが、小学生と中学生では受け取る情報ボリュームが違い、私の場合は「中学生の頃はいろんなアイドルがいたなー」という時代感覚です。
団塊jr 高校生時代の音楽
自分音楽史で最も印象に残っているのは高校生活の3年間。この頃レンタルレコードを借りることで洋楽に触れる機会も増えました。「ディスコ」とか「ユーロビート」みたいな舶来な名詞も覚えました。ポール・レカキスの「Boom Boom」とか無駄に記憶しております。
なんとなくの記憶を辿ると「安全地帯、チェッカーズ、TM NETWORK、TUBE、渡辺美里、長渕剛、THE ALFEE、徳永英明、久保田利伸、レベッカ」などなど挙げればきりがない。BOØWYなんて女子生徒が休み時間に「わーきゃー」騒いでた印象です。
団塊jr 大学生時代の音楽
この頃印象的なのが「B’z」です。
まったく興味なかったのですが、とにかくあちこちから聴こえてきた曲です。その後も影響は受けませんでしたが売れましたよね。その他ドリカム、プリプリ、サザン、米米、リンドバーグなんて名前は高校生時代から引きずって聞いていました。
本題はここから。
誰でも自分にとっての懐メロがあると思うんですよね。
私にとっての懐メロというのは「心が懐かしく思い、その時代に帰りたくなるような曲」なんですが、ここまで列挙た名前はそーゆー範疇に入りません。
玉置浩二とか聴きはしますがノスタルジーまで感じません。
ことの発端はボニージャックスの「ちいさい秋みつけた」
車を運転中に流れてきたNHKみんなのうた「南の島のハメハメハ大王」に釣られて子どもの歌を検索しているうちにたどり着いた「ちいさい秋みつけた」。いろんな方が歌われている曲ですが自分の耳おそるべし。ボニージャックスの「ちいさい秋みつけた」が一番心地よい。最高。
この曲は私が生まれる約10年前に流行った曲ですが、確かに私の耳に残っておりました。
ここで止めときゃいいのに気になって仕入れたのが3大コーラスグループのCD。
デュークエイセス、ダークダックス、ボニージャックスのコーラス沼にハマった件
この3グループだけでものすごい数の歌が発掘されます。そのどれもが聴き慣れた声なんですがここで私にとって懐メロと感じる声に再会。
・ダークダックス [DARK DUCKS]
今回最初に入手したのがダークダックスのアルバム「DARK DUCKS ALL COLLECTION」。全220曲というとんでもない数の中から私の耳が懐かしいと感じたのが「トロイカ、カリンカ、カチューシャ、めざせモスクワ、銀色の道、かあさんの歌、こきりこ節」辺りです。
銀色の道は私が生まれる前の曲ですがなぜか知っておりました。
・ボニージャックス[BONNY JACKS]
よくダークが慶応でボニーが早稲田という話を切り出す早稲田の方ですがこれまた恐るべしアルバム「歌謡百年」。ボニージャックス結成40周年記念特別企画らしくCD20組による439曲収録というとんでもない数の中から私の耳が懐かしいと感じたのが先ほど触れた「ちいさい秋みつけた」。
・デュークエイセス[DUKE ACES]
早稲田でも慶應でもない叩き上げの老舗グループなのに先のダークやボニーのようなメガアルバムは出てないようです。唯一まとめられているのが「にほんのうた」シリーズですが…。
ただね、デュークエイセスはテレビCMへのコンテンツ提供とヒット数が凄まじい。それも当時の名だたるアレンジャーを味方につけ「アレもコレもデュークエイセス」な時期があったんですね。正しく私が子供の頃。特に谷道夫さんの声は完全に脳裏に刷り込まれてます。
そこでハマった曲が…
私の懐メロは「モクセイの花」かな
中でもノックアウトだったのが正しく私にとっての懐メロというべき「モクセイの花」。作曲はヒットメーカー小林亜星氏。
この曲の1分バージョンと2分半バージョンを聴きましたが、鳥肌級の懐かしさでした。どこかに3分を越すデータがあるはずですが…たぶんレコード収録でしょうね。ぜひ聞きたい。
自分がテレビっ子(世代)であったことは間違いない
今でこそテレビを持たない生活ですがかつては昭和テレビっ子です。
この3大コーラスグループのいずれもが素晴らしいのは言うまでもないのですが、デュークエイセスだけは圧倒的に「歌謡曲、テレビ、テレビコマーシャルを味方に付けた」と勝手に想像しておりました。
この3つが絶妙なバランスで関連性を持ったまま私のようなテレビっ子が自分の時間を浪費していたわけです。そう考えると今の子のネット消費による懐メロというのは「いつ」の「なに」ですかね。「今を生きる連続性の結果」に押し流されて「懐メロ」が死語の世代かもしれません。
このコーラスカテゴリーは最近だとベイビー・ブー辺りが後継なんでしょうかね。
私も大好きな「手紙」。
ネット時代はコンテンツ生産消費サイクルが早すぎる
つい先日「ハイビジョンきれい〜」と言っていたテレビも8K時代。
10-20代はテレビを殆ど見ないそうですが10年以内にディスプレイとしてのカタチを見られるのは老人施設ぐらいになると思っています。
ユーチューブを見ていると顔も出さず酒を飲んで世間話する様子をスマホで撮って、スマホで編集してあっという間にフォロワーを増やす若者もいればベイビー・ブーのように魅せる歌でもフォロワー数がなかなか増えないことも。
この界隈はある程度方向性が決まったように見えてまだまだカオス。やはりテレビと違って素人の感性が垣間見られる面白さがありますが、なんとなく古参ユーチューバーはパターン化しており、それが飽きられる原因だったりとまだまだ一波乱ありそうです。いずれにしてもYouTube誕生当初から「裏側を見せる編集」は今も愛されてる雰囲気。
たまに東京大衆歌謡楽団も見ますが、懐古だけというのもね。時代を生き残るには新しいことを生み出すことも大事。
そういう意味でデュークエイセスの「にほんのうた」シリーズなどは秀逸。52曲ノックして2-3曲ヒットを飛ばす。「凄いグループがあったんだなぁ」としみじみ懐古しておりました。
♪♪♪
てなことで、他にも自分にとっての懐メロは色々ありますがデュークエイセスの「モクセイの花」はすべてが素晴らしく、それをストーリーマーケティング映像として刷り込まれ、正しく自分が生まれた時代映像に「あぁ、懐かしいなぁ」となる1曲です。
学研にしても日生にしても「おばちゃん」が輝いた時代。
ちなみに「モクセイの花」が収録されているCDは、ショートバージョンが「懐かしのCMソング大全3 」、ロングバージョンが「小林亜星CMソング・アンソロジー」です。それ以上のロングバージョンは日生のレコードを発掘したら追記したいと思います。
以上、自分の懐メロみーつけた、メモでした。
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