ジェットストリームの新聞広告はどの世代向け?

音楽
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そういうコミュがFBにも存在しておりまして…オジサンも番組自体は知っていますがどっぷり浸かるほどのリスナーではなかったので懐かしさは無く、そっち系の仕事をしていたので大人になってから聴いた印象のラジオ番組です。もちろん城達也さんの甘味のある低い声に妄想飛行した方が多い番組ですが、つい先日の新聞広告に度肝を抜かれました。確かキャッチはプラチナの低音でしたかね。

番組自体はたぶんサブスクでも聴けると思います。たぶん。

一般的には全5段で打つのにも勇気が要った経験があるのですが広告は全15段(1ページ)の見開き。つまり4ページが丸ごとジェットストリーム広告。今新聞を購読しているのは…やっぱり60歳以上の方ですかね。

なんですか、この広告…

日本航空の写真と共にフランスやイタリアの写真が使われていて、いかにも旅情妄想をかきたてる雰囲気です。「遠い地平線が消えて…」なんて文字だけで続くセリフが思い浮かぶ名物番組ですが、ちょっと気になったのが「感動の声が多数届いています」の年齢。書かれている内容は「※アンケートより抜粋。お客様のプロフィールはお便りをいただいた時点のものです。」とのこと。

この番組は1967年7月開始ですからオジサンが生まれる前にスタートした番組です。同じ時期にオールナイトニッポンも始まったのですが、令和元年現在で52年前の話し。半世紀前。

絶賛の声が続々…らしいです

でね、しょっぱな目に入ったのが「東京都・75歳・女性」です。引き算すれば確かに青春時代だけど直感的に「ホント?」と感じたわけです。その理由は1967年に戻ればよくわかることですが、有難いことにヨウツベに山ほど当時の動画が見られ、「こんな様子で飛行機で、海外旅行で、ジェットストリーム?」とか思ったのでした。世相から日本航空が想像できません。

下の動画はちょっと極端ですが、東京都の動画を見ても飛行機は想像できずです。

都会では懐かしさがあるラジオ番組だったと思いますが田舎で知名度が上がるのはずいぶん後のことだろうと思います。ましてや80歳を越してこの番組が懐かしいという行に違和感を感じつつ読み進めると「62歳、63歳、67歳、69歳、63歳、51歳、83歳、81歳、75歳、68歳、70歳、66歳、57歳、64歳、62歳、60歳、67歳」などなど。これをみる限り今60歳前後から70歳前半の方にとって懐かしい感じですかね。

ほんにこういう新聞広告の真偽は謎です。

以前にも似たことをメモしておりますが、ジェットストリームにもaiwa製のCDプレーヤーが付いてきます。そうしないとCDを買う人が再生に困る時代とはいうものの「CDプレーヤー付でお得じゃん!」とか…このビジネスモデルはいつまで使えるのやら。

傘寿(80歳)親父、とうとうiPadデビューを果たす – en1

率直に「令和元年に60代でこのCD買うの?」という疑問。CDプレーヤー要る?

子どもはデジタルネイティブだと思うのでサブスクリプションを楽しんでいるはずで、こんなの買わないでしょ?とか思い、この広告が余計に違和感たっぷりに感じたのでした。もし60代でこのCDを買うとすればデジタル・ディバイドがヤバイですよね。たぶん。オジサン、感覚ズレてるかな…。

憧れの時代があったのね…にしてもデカイ広告ですよね

昭和39年(1964年)といえば海外旅行自由化だったり東京オリンピックだったりします。こういう音楽から憧れを感じたのかもしれません。団塊Jrに相当するオジサンは生まれていないので懐かしさはありません。つまり2020年の東京オリンピックも余所事の感覚です。

でも番組は今聴いても新鮮。

ただ、曲から見るとあえて買うべき内容少なく、既に色んなコンピレーションCDで出尽くし感のある曲ばかりですが、ちょいちょい挟まれる機長アナウンスや空港のBGMが絶妙のスパイスなんでしょうね。

空港アナウンスがワクワクさせる要素の一つだと思いますが、1世紀後には宇宙旅行なんて時代やもしれず「昔の日本人、こんなの聴いてワクワクしてたなんて信じられんね」なんて言われているのやらどうやら。そもそも空港アナウンスも当然ながら昭和音源でして、平成はもっとスマートですよね。

てなことでジェットストリームCDの新聞広告に驚いたメモでした。

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