今月も世界はパンデミックコロナですが、日本はどこ吹く風な雰囲気です。
いわゆる第2波ですが…日本も来るでしょーね。
東京の新型コロナ抗体保有率が0.1%だったらしいので数値を間に受けて解釈すると第1波は奇跡的にうまくやりすごしただけで、第2波が危機の本番として日本が欧米の轍を踏む可能性は高く、今はつかの間の休息といった感じです。まぁ第1波すら来てないとも言えますが…たぶん10/10前後にグッと冷え込んでくる記憶があるので、呑気なことを言ってられるのは9月いっぱいだと思います。つまり実質残り3ヶ月です。
今年の売上をなんとしても残り3ヶ月で確保すべく頭を切り替え中ですが、なかなか思うように伸びないというのが経営的悩み。突破口は1つしかなく「新規を増やす」ことなんですが、まぁ簡単ではないですよね。なにごとも。
わりと同じことを考えてる事業者は多いと思うんですよね。事前に構えてるから余計にロックがうまく機能しすぎるのも困りもので再び強烈なロックダウンでもされようものなら次は長いですよ。おまけにインフルエンザも同時スタートですから早めに対応しておかないと地域医療は即パニックというのが想像できます。
今ブラジルの感染拡大が話題ですがサンパウロの気温は17度らしく、同じ感覚を日本に当てはめると「いゃぁ涼しくなってきたねぇ」と感じる前には流行の兆しがあるでしょうし、実質残り2ヶ月半です。そう考えると「Go Toトラベル 今年の盆休みどこ行く?」とか言ってる場合じゃないですよね。ホントにアリ(とキリギリス)みたいなことになりそうです。
店舗の感染症対策 + 値上げ = 顧客離れ …さぁどうする?
6月1日に国交省が空港の対策費用を施設利用料に加算して許可するって話しですが旅行しない人にとってはどーでもいいことです。私もしないのでどーでもいいのですが、全く同じことが床屋でも発生しておりました。
私も4ヶ月ほど放ったらかしでヒゲも南極越冬隊状態でしたが久しぶりにサッパリしました。ただね、感染症対策で順番待ちは店外、基本料金は600円増しでした。内容によっては1000円増し。そーなりますよね。消費者へコスト転嫁する現象。同じことを続け食っていこうと思う人ほど単純値上げとなりますが、問題はここから先です。
当然値上げすれば客足が遠のくはずで、美容院なんて山ほどある中でどこまでこれを持続するか見ものです。この現象でコロナ感染が防げるかどうかも甚だ疑問ですが、クラスターが発生した瞬間にネット私刑になるので店舗経営は「やってる感」を出さないとダメそうな空気です。
ただね、この調子で値上げされるとなにか1つ無駄(な生活習慣)を止めた方がよさそうです。
例えばサブスクとかね。だってね、サービス内容が同じ値上げにホイホイと付き合う消費者はただのアホですよ。あえて「床屋」と書きましたが美容院であれば数千円値上げしないと耐えられないと想像しております。よくこの手の節約話しになると「まず食費を削って…」となりますが、それもちょっと怪しい展開が予想されます。
先日新聞折り込みの国内バスツアーの広告を見ましたけど、この感じで推移すると(路線バス収益のない)観光バスだけで食っている会社は生き残れないですね。絶対にキャッシュフローしない。先の床屋発想と一緒ですが、バスの座席を1列ずつ空けた状態を満席設定すると収入は通常の5-6割減なんですが、需要が見込めそうな路線(バス)を持っている子会社だと割安感を残した値段設定で事業再開のようです。中身に魅力を感じれば消費者から見てお得ですが社会全体から見ると完全にビフォアーコロナな会社です。
何十年かぶりにクラツーの商品を眺めると肌感覚としてビフォア&アフターの商品群が半々のイメージです。クラツーも大赤字ですがプラマイゼロには持っていけると感じる商品群。まぁクラツーとてかなりリストラしないと黒字化は難しそうですが…。
フツーの生活で新コロ感染確率は低いですし「喉元過ぎれば熱さ忘れる」で既に飛行機の国内移動は満席路線も出始めているのでソーシャルディスタンシングも形骸化を感じます。
投資効果不明ですが、ここまでくると感染するか否かは横に置き、旅行することが命がけみたいな行き過ぎ感もあり、そこまでして旅に出たいとも思えず、どんなにバス車内を気をつけたところで200平米を越すような広さのドライブインで感染症対策なんて不可能でしょうし、いろいろと考えさせられますね。
こんなニュースがあったことを6月末にはすっかり忘れてると思いますが、あらゆるお値段が確実にジワジワと値上げされております。
デジタル通貨絡みの報道が増えていることからして質を伴わないことは淘汰される時代へ
コロナのせいでかたっぱしから無駄なコトやモノが消えております。ついでにリモートワークで無駄なヒトも消えてますが…。
特に紙媒体(週刊誌やスポーツ誌)は顕著のようでネット内でも同じことが起こっております。簡単に言えば「中身よりタイトルが9割」みたいなインスタント記事に釣られて情弱ホイホイされるアレです。みんな百も承知でホイホイしていたと思うのですが、ホイホイしてる自分の行動に嫌気がさしたり、無駄と気づいたようです。
なんと申しましょうか、日本は敗戦後「Occupied Japan」として4半世紀前の中国のように「質を伴わない量」でなりふりかまわず荒廃から立ち上がってきたのですが、その後のアナクロ成長期に英語の必要性が一切ない製造業で「質を伴う量」へシフトして「Made in Japan」として名を馳せた時期があり、バブル崩壊やデジタル登場と共に再び「income gaps in Japan」による「質を伴わない量」に戻って早30年経ちました。失われた30年ですが、もしかすると再び「質を伴う量」のサイクルに入るのかもしれませんね。
巷では広島出身の議員が夫婦で逮捕とかやってまして、それに対して八十寿を超える議員が「大物ではない」みたいなことを言ってることがニュースになる国です。総務省のHPなどにも載ってますが、例えば「電話サービス提供事業者が光回線の話しを70歳以上の高齢者と契約するときには、同居または別居の家族へも説明し、同意を得て契約」することになっています。人それぞれですが古希を過ぎると物事の分別がつかない高齢者が増えるということです。
更に買収された地方議会の面々が続々と明るみになっておりますが、前法相の57歳が配ったお金に飛びついた議員が40人近くいるそうで、73歳とか77歳とか。これを与党が全国展開していたとしたらこの国の政治は腐りきってますね。
勘ピューターで動く世代が政治をしていること、それを選んでる有権者がいることもちょっとどーかと思いますが、世の中はまだ昭和のファジー(←久しぶりに使う言葉ですが…)な空気に流されるシルバーデモクラシーが跋扈してるんでしょうね。
儲けたい人は「質を伴う量」、別の尺度であっても「高品質」だけを目標にしたほうが今後のお仕事には有利じゃないかと思います。
転職するなら農業はアリだと思う件
4月の雑感に「お金がないと死ぬという呪縛に囚われるべきなんだろうか?」というエントリーを書き残したのですが、その中でもチラリと触れたことが食料問題です。そこではこんなことを書き残しました。
ひとたび経済活動が再開するとコロナ騒ぎを忘れちゃいますが、相変わらず世界の感染者数は増加中です。世界はなかなか第1波を収束できないでいますが、やはり第2、第3波が気になります。ちなみに日本国内はクルーズ船感染を切り離したニュースだったので日本人にとっては第1波が終わった感じですが外国から見ると第2波が終わったように見えている国もあるみたいです。
そこでさらなる妄想は雑穀類や肉類の産業大破と備蓄。
日本は雑穀類の自給率が低すぎるので小麦粉が消えてもおかしくない日がやってくるんじゃないかと真面目に妄想しております。穀物は家畜飼料にも必要なので畜産農家は早目に手を打たないと借金苦が目に浮かびます。
日本は子どもよりペットが多いことで有名ですが、その餌にも穀物が必要です。犬がベジタリアンなんて聞いたことありませんので肉も必要ですよね。ネットにはペット動画も山ほどありますが、まさか餌の確保が大変な時代が来ようとは誰も想像していないと思います。
6月現在新コロ対策に追われている欧米各国は自国民の自給自足が最優先なわけで、もし7月もコロナが世界的に増加傾向のままだとタチが悪い展開に感じます。日本が秋冬を迎えるころ穀物の奪い合いができればマシで、それすら全く起こり得ない惨事もなきにしもあらず。
作物を育てるには時間がかかります。
農業転職というのは大げさですが、今年の暮れは「お金があれば食料はなんでも手に入る」ではなく「命を育て、殺し、食べて生きる本質」を心に刻む人が増えるかもしれません。でもね、よく「自分でまいた種は、自分で刈り取るしかない」とか申しますが、種をまかないと刈り取りを体験できません。
節約で食費を削るもなにも、まさか食料がなくなる日とか「ありえんやろ。ないない」と言いたいところですが、ありえないことが次々起こっているのが新型コロナウイルス騒動です。さすがに配給まではいかないと思っておりますが。
余談ですが先日親から購入通帳なるものを見せてもらいました。私が生まれた1971年時点で米穀配給制度は実質終了しておりますが、そのほんの4-5年前までは普通に使われていました。つまり今となっては老害年齢の両親ですが米粒一つ無駄にできない貧乏暮らしの親からみると今の時代は全てが贅沢で「まぁ食べるもんがなくなってもどーにかなるよ」と申しております。さすがです。
食料問題はともかくペットの飼育放棄は来年に向けて爆増すると予想します。
私の新コロ感覚…ズレてる?
細かいことまでリサーチしていませんが、ネットでは新型コロナウイルスをものすごく怖れている人とインフルエンザのごとき対応でok派とに分かれてますが私の感覚は?と申しますと、どちらかというと後者です。油断しているわけでなく覚悟だけのこと。独身ですしね。
テレビで小学校の授業や給食風景をチラ見しましたが、どう考えても過剰反応でしょ。どなた様もやってる感を出さないと世間から総スカンを喰らうことはわかりますが、本当にソーシャルディスタンシングとして最低でも1m、理想は2m離す必要があるとすれば教室での授業は無理でしょ?給食時間に簡易パーティーション内で黙って食べている映像を見ましたけど、あんなことで防御できるなんてとても信じられない。別の意味で教育方法が間違っているように見えました。
見たのはNHKの取材映像だったと思いますが、子どもが一言も会話せずに黙々と食べてるシーン。確か飛沫感染を防ぐために「メニューが1品少ない」と言っていた記憶があります。まぁ、撮影スタッフが入りますから子どもは緊張もあるでしょうが映像が極めて不自然。子どもたちが一言も会話せずに食事って….先生もシールド&マスクで授業とか….別の意味で日本の教育者大丈夫か?とか思った人は結構な数いらっしゃると思いますがどーですか?
先日買い物途中で見かけた飲食店内の様子ですが、この程度のパーティションで感染を防ごうとするアイデアが民度の低さを表しております。これってニューノーマルというよりはアブノーマルでしょ。
6/23日付のNHKの世論調査によると「感染症の拡大を防ぐため、政府や自治体が外出を禁止したり、休業を強制したりできるようにする、法律の改正が「必要だ」と答えた人が62%に上り、「必要ではない」と答えた人の27%を上回りました」と言ってました。この数字がホントだとしたら戦時中のダメな自滅的日本人像を垣間見る恐ろしさです。
もとい、私が直感的に感じたことは「学校に行って黙って過ごすのがデフォルトだと、もう学校に行く必要なくね?」です。そんな中で横田滋さんが亡くなられたニュースがありました。
虚しさと戦い続けた人生に頭が下がる
87歳でしたか…
親子関係もいろいろですが…
横田滋さん、お亡くなりだそうで、心が痛みます。それこそ一般庶民ができることは限られていますが本当に虚しさとの戦いだったろうと思います。もちろん虚しさよりも希望が勝るので戦うことができたと思いますが、人生とはかくも過酷なのかと思わざるを得ません
奥様の言葉が胸に染みます。「思い残すことがないほど全身全霊で打ち込み、二人三脚で頑張った」ということは「心と体の全てを使って取り組まないと悔いが残る」ということです。
チーちゃん、あなたもですか。「夢は希望、諦めは毒」
76歳でしたか…
別に特別なファンではないのですが…
美肌師の佐伯チズさん、お亡くなりだそうで、心が痛みます。いまとなっては田舎暮らしジジイですが、かつて仕事で美容寄りな仕事のお手伝いをしていた時期もあり、この方のバックストーリーも勉強したことがあります。オフィシャルブログのタイトルが「願えば、かなう。」というもので、どこまでも前向きな表現ですが、その生き様は死に様に体現されており、サイトには「らしくあることを第一主義に」と書かれておりました。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)だったそうで、私がそうなることもあり得ます。
人生は山あり谷ありを思い知らされる感じです。
でも前進が必要で、でも覚悟も必要。
少子化対策大綱を読んでみたけど、子どもはまだしばらく減るっぽい
2019年に生まれた赤ちゃんの数が統計開始以来最少で「86万5234人」だったそうで、対前年比で5万3166人となり、いよいよ90万人を割ってワーワー言ってるフリをしてる風にも感じます。
私の人生も生涯空家でして、まもなく50歳が見えている団塊jrの先頭なんですが、2020年現在でいわゆる団塊jrと言われる1971-1974年生まれが人口増加に貢献することは絶対になくなったと言えます。
人それぞれではありますが、ズバリ私で例えると、今(ほぼ)50歳の私が今年結婚し、自分が70歳の時に子どもが20歳で、もしかすると私の介護スタートとかありえんでしょ。
つまり今から20年以内に人とのつながりがプッツリと途切れる現象が日本各地で発生し、人が消えるスピードは更に加速します。団塊jrが人口増加に貢献することは絶対にない。
いまだに団塊jrによる第3次ベビーブームを例にした議論は陳腐。
いま再び超ド級の不景気が訪れようとしている最中で、私のような団塊jrやそれに続く氷河期世代が消えれば事態がリセットされると考えている20代も周りをよく見ていないと同じ轍を踏みます。
自然増まで放置プレイを続けるとすれば、まだまだ人口が減る確率が高いのが日本の現状です。
私が社会に出るタイミングでバブルが弾けたのですが、ある日突然イス取りゲームのイスが一気に消えました。バブルが弾けた年の4月はニコニコでしたが、翌年の4月は地獄絵図です。
コロナ禍で今同じようなニュースをやってるでしょ?大事なのは2021年の春どーなるか。
念のため施策に関する数値目標も斜め読みしましたが、この国は本当にやる気がない感じです。
この国で子育てしてる人って凄技です。
よく「子育てしやすい環境を整える」なんて施策を打ちまくって地方自治の成功事例を聞きますが、それも打ち止めな感じでして、こういう書類に目を通すと「これから2-30年先まで無子化放置が描けると、子育てしやすい外国を研究して日本を出る」というのが正しく感じるほどやる気がない内容でした。
当たり前のことを書きますが令和2年は晩婚化時代ではないですよ。
そんな言葉は10年前に死語であり、私が実証している通り無婚化時代。
このトレンドは本来の動物的営みからして不自然ですのでどこかで解消されると思いますが経済状況は厳しさを増しているので暫く続くと思います。
三菱重工のスペースジェットはどこを飛ぼうとしているのか
MRJが空で活躍することを応援していた人たちもあまりの体たらく開発に引き潮状態のところに、もはや定番となりつつあるcovid-19のせいにしたような空気を漂わせながら縮小だそうです。
「約2千人の従業員を半分以下に削減し、海外拠点は米西部ワシントン州の試験拠点1カ所を除いて全て閉鎖。開発責任者も刷新す」だそうですが、サイトを拝見してどんな展開をされているのか覗いてみると、まぁ庶民が売買する商品ではないとはいうものの、事業展開が分かるようなことは一切書かれておらずサイトの意味なし。ウィキペディアの方が参考になりました。
そうこうしているうちに買ってくれる予定だった会社が潰れたりしております。
このニュースに日本の縮図を垣間見た感じです。こういうゾンビ事業が山ほど存在していて、リセットのきっかけをcovid-19に押し付けてる感じに見えますが、covid騒ぎは未だ片付いておらず増加中なので、その状態を利用して「まぁ半年から1年かけて潰そうや。
(「新コロ騒ぎが続いてえーやん」みたいな事業や会社がゴロゴロしてるんでしょーね)
成功すると経済効果が高いわけですが、既存航空会社ですら「搭乗にマスク義務付け」なんてことをしており、とりあえず「週1便からの再開」とか言ってますが、出かけた先で2週間隔離され、戻っても2週間隔離されると海外渡航はトータル1ヶ月自動自粛システムなので誰も海外に行けないですよね。今はまだ潰れてる会社が少ないですが本番は7月中旬からでしょーね。
この余波はなかなか大きいですよ。
だってどこにも行かないし行けないのに航空会社、船会社、旅行会社、宿泊業がほとんど倒産しておりません。それはもう無利子・無担保融資中毒患者だからです。
(もしくは公金ぽっぽナイナイ)
「借りても借りなくても地獄」と捉えたり「どーせこの国は滅びるから借りたもん勝ち」と見切る意見もありくますが、リーマンを超える大津波がまもなくやってきます。こういう時、そこそこ中堅企業がババ抜きのババとされて話題になります。どこが逝くのか見届けたいと思います。
ANAのホヌ機材、どーなるんでしょーね。
オリンパスのカメラ、撤退ですか…
時代ですね。
最近ニコン情報を追いかけてなかったのですが…
ここでメモったかどうかも忘れましたが、私もかつてオリンパスを一式揃えた時期があったのですが、いわゆるフォーサーズシステム(Four Thirds System)というレンズ騒動の時に撤退してソニーへシフトしました。本日のタイトル写真はかつてオリンパスで撮った一枚です。
たぶん今カメラ選びはソニー一択ですかね。
たぶんキヤノンがそれを追いかけ、その下にニコンという….少し前では考えられない勢力図ですが、以前にメモってる通りデジタル時代にセンサーを抑えてる会社が強いのは当然で、ミラーレス時代にプロが頑張ったところでマスはスマホ万歳なわけで…カシオ、オリンパスと有名メーカーが続々と撤退です。
たぶん社名すら思い出せないぐらいの勢いでコロナ淘汰されると思います。
HISの国内店舗3分の1閉鎖のインパクト : 退職者が増え、国内専門業者は淘汰へ
今263店舗あるんだそうですが173まで減らすんだそうです。都市部の営業エリアが重なる店舗を間引くそうです。都内のオフィス需要はかすり傷という声も聞きましたが、ジワジワとこうなるのは誰でも想像できることで、これはなかなか大変なニュースです。
HISが国内旅行に注力するらしいですが…
私も国内旅行商品を作っていた時期がありますが、ある意味海外旅行より造成が難しく泥臭いもので、海外航空券のホールセール業務のようにエアコンの下でパソコンとにらめっこしていればいいような内容ではないので、ずいぶん退職者が出るんじゃないですかね。
なんか懐かしいですね。その昔樹齢ウン百年という桜の開花日を計算して出かけたり、狛犬ならぬ狛猪神社を見てみたり。もうネタに困ってミステリーツアーという値頃感で引っ張ったり。そんなことをやっておりました。
効率と利益率を考えはじめるとマニアックな登山やハイキング、日本発着クルーズのような商品へ傾倒するわけですが、HISが本気を出すと国内旅行が主軸の旅行代理店は数十社消えると思います。本来なら意欲旺盛な40代も消費する原資が乏しいので相変わらず狙うはシルバー世代だと思いますが、海外に強いHISのDNAには水が合わない雰囲気もあり…HISでこの状態ですから、それ以外の大手が大変なことは当然。
〜・〜
いやぁ、今年の後半戦はホントに大変なことになりそうです。冒頭の特別定額給付金10万なんて焼け石に水。お金が届く前に所得税や予定納税や年金や保険など出費だらけ。降参。10万?まだもらってませんよ。
ジジイのあてにならない肌感覚として3年前は経費で落とす法人化のメリット、厚生年金対策としての個人事業メリットを感じましたが、コロナ禍のおかげで社会のあらゆる無駄が目につきすぎると無駄なルールに縛られるデメリットが目立ちます。法人も個人のどちらもルールの枠外まで儲ければルールなんてどーてもよいとはいうものの、豊かな格差に発展しない寂しさもあり、なんだかなぁと思う6月でした。
新コロ対策にいい歳した大人が「自粛が過ぎるアホ馬鹿」とののしる動画アップでストレス発散も見受けられましたが、個人的感想は「日本は偶然うまく防げただけ」だと思っています。
マスク、距離、密のどれもが過剰に映るのは死者が少ないからですが、ひとたびメガクラスターが起こると諸外国同様に基礎疾患持ち高齢者はバタバタと死ぬはずです。
それは歳だし病気だし仕方ないことですが、世界一高齢者が多い日本だけが免れるとしたら病気産生システムが完璧に機能しているか、奇跡が2度続くかのどちらか。たぶんどっちもハズレて第2波に飲み込まれる気がしています。
よく「ワクチンがあるのに死者が多いインフルの方がコロナより怖いだろ論」も見聞きしますが、自分が健康だからこういう視点になるわけで、基礎疾患持ちはインフルもコロナもどちらも怖さレベルは同じ病気です。基礎疾患持ちはインフルエンザでも慎重に行動しており、その回避行動を健常者が知らないだけです。インフルでも出社してウイルスを撒き散らしても回復できる健康な人と寝たきりの人では感染対策意識が全く違うことが理解できない経験しか持ち得てないということ。
それにしてもこの調子だと2020はコロナネタだけで暮れそうな雰囲気ですが、アメリカの物流ニュースを見るとバックヤードの無人&自動化が着々と進行中でスーパーで買おうがネットで買おうが享受できるメリットを同じにする勢いでして、爆速変化中。下のような動画を見てると対面販売に固執する理由がバカらしくも感じますが…
こうはならない場所、こうする必要がない場所、人間の機転にはかなわないニッチを目指すのもアリだなぁと思ってみたり。
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