平成最後の大晦日メモ「ほんに色々ありました」

テーマなき雑感の束
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年の瀬にモバイル決済が賑やかでしたね。正直申しまして銀行がやってくれれば紐付けすら不要で楽な話しなんですが、銀行は「ATMを使ったら手数料を取るよ」という部分で固まってしまい後手なのか作戦なのか…てなことで本日は長々と雑感メモです。

今年の後半戦は個人事業にも足を突っ込み始め…まぁ法人よりは幾分か楽ですが面倒であることは事実で…書き出すときりがないのですが中小機構の小規模企業共済や法人の株式分配などもしておりまして…多くの方の手助けになろう小ネタは追々メモしたいと思います。

11-12月の気になった出来事をランダムに残しておきたいと思います。

今更クレカを新調しつつPayPayも気になりつつ…

思うところがあってクレジットカードを複数枚増強しました。カード払いなんて今更感があるのですが仕事での使い分けが求められそうなので下準備といったところ。その1枚は三井住友系でも年会費無料で持てるBooking.comカード。

ポイント還元率がどーたらこーたらみたいなアフィリエイトサイトもわんさかあるのでその辺のことは書きませんが…もっと早く出会えてれば使う機会も多かったと思いますが、あまり使わずに終わるかもしれません。どーかな。

過去の海外渡航だと1旅に1都市はBooking.com経由の予約だったようです。色んなホテル予約サイトがありますがBooking.comはキャンセルポリシーが緩やかだったので時々使っていました。

100億PON!

そんな折、ソフトバンクさんが投資先企業価値を直接的に持ち上げるPayPayを始めたわけですが、サービス元はインド産の技術なんですね。そういうサービスが突如日本マーケットに舞い降りて「100億円あげちゃうキャンペーン」とか始めちゃう時代なんですね。それが10日で終了していました。100億なんて10日で動くわけです。その数190万人だとか。これぐらいの景気刺激策をすればモノは動くということです。この話を父親にしたら「来年はモバイル決済か?」なんて言うのですが…80歳超えてる老人も必死で時代に喰いついております。

さりとてね、情報をネットやSNSに入力しまくると漏洩は免れませんので使い分けが必要です。連携銀行やカード情報も1-2枚にしておかないと大変ですね。

 

個人防衛にも限界がある情報漏洩

一昔前は大騒ぎでしたが今では常態化。今まさに時代や世代が入れ替わりつつあり「漏れて当然」派が増えています。目に見える人間すら粗末にする時代に目に見えない情報ですから疎かになるわけです。近年オジサンが当選した漏洩事故はJTBの約680万人分の1人でした。つい最近はFBでも約680万件のニュースを見ました。そこに届いたのがスターウッドからのメール。

漏れちゃったわけですが、その数「約3億2700万人」です。ホント参りますよね。PayPayのそれ同様いろんな場所で「今××を作っていただくと◯◯円分のポイントが付きます」みたいなことに釣られて参加して被害にあうと間違いなく失うものが大です。

億単位ですから著名人もやられたと思いますが「名前、住所、電話番号、メアド、パスポート番号、ホテルのアカウント情報、生年月日、性別、到着と出発に関する情報、予約日、連絡手段、クレジットカード番号、有効期限」だそうでゴッソリやられましたね。この対策として書かれていたことは「定期的にパスワードを変更する。簡単に推測できるパスワードを使わない。複数のアカウントに同じパスワードを使わない。」という当たり前のお話し。それ以外は事故が起こったようなら問合せして一つずつ解決するしかありません。

Starwood Reservation Database Security Incident

実は先日銀行口座を触りながらワンタイムパスの操作パスをド忘れし…口座ロックに遭いました。当たり前ですがほぼ九分九厘同じパスワードを使っていないので管理にも気を使います。自分もいずれは認知症になると考えると物事を合理的でシンプルにしておかないと覚えきれない質量の世の中ですよね。

認知症について:三菱UFJ信託銀行

 

法案強行採決の嵐に憂う…

今年の各種法案可決は未来の日本人にとって禍根となりそうです。手っ取り早くその手の本を貼り付けちやいますが…書かれている通りのことが全力で進行中です。

平成最後にやらかしているので結果として記憶に残ります。こういうことはあまりメモしない派なんですが、さすがにマズイ空気ですよね。今年は特に酷いと感じます。5月末〜6月初旬のマズイ空気のメモも残しておりますが…。

タイトルを考える気力さえ湧かないニュースの数々 – en1

先に触れたPayPayで20%キャッシュバックの使い道も考えぬままアップル製品を買ってウハウハ転売なんて投稿して喜んでる場合では無い事態が進行中です。存在自体がカスみたいな私は役目が終わればとっととこの世から消えれば良いと思いますが、未来ある子どもや若者に対して各種法案の強行採決は…まあね、経済が大事であることは否定しませんが人口減少を止めなかったわけですからいつまでも経済至上主義を語ることがナンセンスだと思います。

労働力が足りないことを理由に待ったなしという聞き飽きたフレーズを盾に「外国人労働者の受け入れ拡大の出入国管理法改正」は経済至上主義の極みですね。出入国管理法改正を牽引されたのは1965年生まれ(53歳)の弁護士あがりの法務大臣さんです。オジサンと数歳しか違いませんが、そういう年齢の方が国家の在り方を揺るがすようなことを絶賛強行採決です。ちょっとアタマをかしげます。平成30年の各種法案(強行)採決は民族淘汰まで影を落とすインパクトに感じます。すぐさま問題になることではないのですが…結果として蟻の一穴になるんでしょうね。この国の歴史はちょいちょい臭い物に蓋をする傾向を感じますが、今回ばかりは蓋をしてもニオイが消せない未来が待っていると思います。

正直申しましてこの改正で人手が確保できるとは思えません。

たとえば介護者は7年後の2025年で34万人、17年後は79万人不足する試算です。介護だけでこの状況なのに他産業も含めると日本全土が外国人だらけになっちゃうのは当たり前ですが…今現在約130万人の外国人労働者に助けられており、これがどんどん増えるわけです。諸説ありますが2025年に全体で600万人不足の試算もあるようです。まぁ経済成長如何ではありますが…。

この問題の面白いところは急に人がバタバタ死んでいないのに急に人手不足と言ってるわけです。少なくとも今現在働ける人は沢山いるのにいないって?労働者の4割、非正規2,133万人が豊かにならずして消費が盛り返すわけもなく、残り6割が増税10%祭りでハッスルする気ですかね?

 

終売になる富士山麓(ふじさんろく)を飲んでみた

お酒を飲む機会が減ったのですがハイボール人気?で原酒が足りないらしくサントリーもキリンも続々と終売や休売が始まっております。まぁ、日本マーケット縮小と利益確保を読んだ動きにも感じますが…その商品のひとつがキリンの富士山麓ですが、どのサイトを見ても絶賛爆上げ転売中です。

キリンウイスキー 富士山麓|ウイスキー・ブランデー|商品情報|キリン

富士山麓は来年の春まで販売継続されるのに現時点で定価の2倍近い価格でネット流通しているのを見て「アホらし」と思ってスーパーのアルコール売り場を覗いてみるとご覧の通りの通常営業。本当にお手頃価格ですね。コンビニでも1,500円で売っていました。なんでもかんでもネットが安いというのはウソです。10本ぐらい並んでいたので1つ買ってみました。安いといえどもウィスキーを買うこと自体が十数年ぶりだと思いますが…。

2018年12月の富士山麓はお手頃価格のまま

2019年1月は更にお買い得継続中!

700mlが1,000円程で楽しめるのですからお酒好きに人気なわけです。私は酒音痴なので味覚レビューを書けませんが皆様のレビューを眺めると庶民が飲む味としては評判が良さそうなので記念に買って飲んでみましたが、確かに美味しいですね。在庫のローヤルとか山崎と舐め比べ、これは買い溜めもアリですね。

原酒のレベルを存じません(←知ったところで評価できないバカ舌です)が人口減少と共に国内生産物はジワジワ値上げせざるを得ません。平成終焉は国内での大量生産に終止符が打たれるタイミングかもしれませんね。

【注意喚起】終売になる『富士山麓樽熟原酒50°』が早くも高額で転売開始 / 3月上旬までは普通に出荷され続けるから早まるなーッ!

まぁね、50度のお酒がこんなお値段なんて…度数が高いこともあって香りも甘いですね。かつてはシングルモルト18年というのがあったようで…全く存じませんでした。富士山麓と書いてあるのに筑波山麓(男声合唱団〜♪)が思い浮かぶあたりオヤジ脳です。

懐に優しいお値段の「富士山麓」

 

WPの大型アップデート5.0とClassic Editorへの回避

新エディターが小慣れていないせいで旧編集画面(クラッシックエディター)が使えるのはありがたいですが連日のアップデートに辟易しました。見るからに大型アップデートなのですが…人柱になるにはちょっと早すぎましたかね。

慣れた方法へ

ちなみに最初のクラッシックエディターは操作画面の左上のWPロゴから「WordPressについて」からクリック設定していましたが、すぐにサイドバーの設定→投稿設定に「すべてのユーザーのデフォルトエディター」が足され「ブロックエディターorクラッシックエディター」選択できるようになりました。たぶんテーマ更新が追いつかないので総員退避ですかね。サイト管理も一長一短ですが…しばらくはWPかな…。

 

Amazon依存が減ってきた

あまりお金を回していない生活サイクルというせいもありますが今年の後半戦は極端にアマゾン利用が減りました。たぶん世間が「配達には時間がかかるよ」なんて言いだした頃だと思いますが、それが理由で減ったわけではありません。地方生活になると到着は基本2泊3日。それが1-2日のびるだけです。

減った理由を考えていたのですが…たぶん自分自身が生きる時間を優先する結果だろうと思います。やはりモノが増えますと維持管理費が付きまといます。そもそも自分のためにしていることは自分の死と共に消えますからワクワク要素ゼロです。新品のモノですらゴミです。でも利他は自分が死んでも他人の心に残るのでちょっとロマンチックですよね。Amazonプライムはお得な浪費サービスですがどっぷりはまると時間は底なしですよね。そういうサービスをお得と感じないようで、ますますオヤジ化進行中です。

ベゾス、「アマゾン倒産」予言で波紋 大企業は本当に短命なのか?

 

iOS10からiOS12へ

まもなく2018年、平成30年が終わります。

確か12月14日頃だったと思いますがiOS12のマイナーアプデに引っかかりまして素直にアプデしました。その後続々とアプリのアプデが続くわけですがチラッと気になったのがコレ。

iOS10ディスコンへ

とあるアプリのアプデ解説ですが「iOS10のサポートは止めた」宣言です。

iOS10は2016年9月に登場したのですが…ここでは何度か登場しているiPhoneSEが登場したのが2016年3月です。年が明ければiPhoneSEも3年前のモデルになりますが、まだまだ現役で使えるはずです。使えるはずなんですが確実に使えない機種になるかどうかはユーザー数次第。リンゴサイトのiOS解説はご覧の通り。

どーなんですかね…世界の方々の意見は…

あらゆる物事のスピードが加速するばかりで全く減速しません。減速するには自分が自分の意思で止まるしかありません。モバイル決済自体は普及すべしと思いますがいちいちOSをアプデしないとダメという軸が嫌ですね。つまり適当にスマホを買替えろということです。

傘寿(80歳)親父、とうとうiPadデビューを果たす – en1

 

オジサンからジジイへ緩やかに舵をきる

昨年の晩夏から初秋の頃はアホみたいな速度で仮想通貨界隈が賑わい、それに必死で食らいつく若者の文を見るに「自分もオジサンになっちゃったなー」なんて思ってから1年。その感覚は今でも変わりませんが木梨憲武さんの記事に「ジジイ」という文字を見つけ、「それもすぐにやって来るなぁ」なんて思っていました。

「『とんねるずっぽい』ことができるよう、態勢は整えてる」――「ジジイ」になった木梨憲武の第2章 – Yahoo!ニュース

木梨さんの例だと「56歳=ジジイ」「66歳=おじいちゃん」という感覚だそうで…でも実際そうですよね。とんねるずさんのレギュラーテレビ番組が今年の3月で終了済みだったことを書きながらインプットするぐらいのレベルですが改めて木梨さんの白髪を見ると「まぁ、ジジイなんだなぁ」なんて思います。別の言い方だと「56歳=ババア」ということになります。

木梨憲武展 公式ホームページ | 見どころやチケット情報など 2018年より全国巡回展を開催

最近は個展を開催されているらしく、サイトを拝見すると味のある作風で、なんとなく「憲さんらしさ」みたいな空気も伝わってくる絵を書かれていて驚きました。ジジイになる頃私も同じようなことが出来ていればよいのですが…。

 

あらゆるものがコモディティ化した平成

これには参りました。

わりと最近の出来事としてSNS普及が挙げられますが、それも既にコモディティ化してしまいました。なにより若い世代をコモディティ化して利益を叩き出してきた日本ですが、その若者が増えないので従来のビジネスモデルが成立しないわけです。

今年生まれた子は92万1000人だったと記憶していますが…来年は90万人の壁を突破しそうな勢いです。若い労働力に代えて外国人という時代です。どうなりますかね?

(自)国民が大切ではなく…いつの時代の、どの日本を取り戻しているのやら。

 

パイオニア…お前もか…

時代というか…自分自身が歳をとっていることを感じると共に、今の若者は企業名すら知らないスピード感の時代を生きています。世の中がデジタル化されて以降は消滅も一瞬です。一瞬とは言ってもある程度の存続期間がありますが、それも十数年ではなく数年というご時世。

私はご縁が無かったパイオニアですが一応カロッツェリアとかスピーカーで名を馳せたことは有名な話しですが、カーナビもスマホに置き換わり、スピーカーも無線になり…。アンプで時代を築いたサンスイが消えた後も名アンプの修理に四苦八苦でした。今度はスピーカーでして…昭和ビジネスが平成最後に駆け込み大破した感じです。ただね、大量生産される前のアナログな音色を紡ぐ各種機器は日本人の魂が宿っているので大事に使い続けたい人も多いと思います。いずれパイオニアのスピーカーも修理に困りますね。スピーカの音がフラットだのドンシャリだの言ってた頃が懐かしい。

働いておられる方が一番寂しい思いをされてるでしょうね。

20年前と20年後の製造業に思う消費行動と商品レビュー – en1

 

「失われた30年」というコピー

ついこないだまで「失われた20年」と言っていましたが平成も31年目で終了ですから文字通り「失われた30年」です。この30年というのは私が社会に出て今に至る30年です。すっぽり当てはまる世代はこの認識が有りますが、少しずれると他人事だったりします。

大前研一”ついに失われた30年になった” なぜ平成という時代は失敗したのか | プレジデントオンライン

偶然大前さんの記事を目にし…小選挙区制を改めた方がよいことが書かれていました。いわゆる大(中)選挙区の弊害もありますが小選挙区でも派閥は跋扈していますから定数を減らしつつ以前のスタイルへ戻す最後のタイミングかもしれませんね。

「今の世代が為すべきことを打ち出せる政治家がいない」という行に「先細りしていく将来世代にツケを回して今日の繁栄を享受するのは、現役世代の犯罪である。」と書かれていました。世代によっては「失われた人生」ということになります。

 

荒れるEUと若者と老人と

12月はフランスが大荒れでしたね。燃料税で大荒れ。パリ在住の方のブログでも有り得ない写真の数々で驚きました。 

フランスのインバウンドが8,000万人という数字も話題でした。セーヌ川、モンマルトル、パリジャン、シャンゼリゼ、ルーブルなど華やかなイメージのキーワードが並びますが若者は仕事がなく、高齢者は増え続けております。これは世界の先進国共通事象でして、どの国も若者を犠牲にして成り立っておりますがイタリアもドイツもフランスも高齢化は深刻です。

なんとなく華やかな雰囲気のフランスですが自国人口を越すトラベラーを受け入れて成り立っております。つまりそれらを差っ引いて見るとフランスとて大変なわけです。しかしですね、フランスは国を挙げてインバウンドに取り組んでいました。航空会社にもそれを仕掛ける名物マネージャーがいらっしゃいましてね…私もその一端を担ったことがありますが、今思うと「こういうのを国家戦略って言うんだろうなぁ」なんて思います。

パリの暴動は現代版フランス革命なんて言われるほどカチン!ときた民衆が声をあげたわけです。日本も暴動が起きてもおかしくないぐらいだと思いますが今のところ起こらない理由は団塊Jrが疲弊しすぎているせいでしょうね。普通30-40代ってね、もっと快活だし、社会を引っ張ってる感があるし、事実そうだし、家族があって、子どもがいて、多少無理して浪費して、見栄を張って…そんなのいつの話しだ?みたいな状況が今の日本なんでしょうね。 

まぁ…EUも無理してくっついている感は否めませんし、人手不足による労働力流入によるカオスは増すばかりでしょうし、さりとてグローバリズムは止められず…どの国を見ても自国民が減り「その国らしさが消えつつある」と感じます。

きりがないのでこの辺で。

〜・〜

ぼちぼち終わりますね。平成さいごの12月が。

オジサンの一年を振り返りますと…絶対にしたいこと、すべきことが出来ずに来年を迎えることが本当に心残りです。タイミングが合わないとこうなっちゃうんですね。普通の神経なら相当焦る崖っぷち感もありますが「まぁ、なるよーにしかならん」と構えられるようになったのも歳のせいですかね。そうはいうものの1年に1つは人生の足跡を残すべく年初は長期海外旅行に出かけたりもしました。

色々ありましたが平成の31年間が終われば昭和は大昔のことです。年数を見てニヤけられるのはワインやウィスキーのラベルぐらいですね。いやはや…来年はどうなりますことやら。

今年の学びは「人間は死ぬ瞬間まで真価は分からない」でした。それは「今の積み重ね」ですが「一寸先は闇」ということもあり、「頭をカラッポにしてボーーッとリラックスした時間が貴重だなぁ」なんて思っている大晦日です。

みなさま1年間ごくろうさまでした。

来年も頑張って生きよう。

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