第12回 わらしべ長者的メモ「確変から1年間経った仮想通貨界隈はいかに?」

わらしべ長者
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今月の主役もZaifさんでしたかね。

先月はリップルさんが活況だったことを思い出しチャートを見たら安定のサゲでしたが全期間チャートを見て「投機ならXRPがいいんじゃないの?ちょいちょい噴いてるみたいだし」なんて思った次第です。ということでオジサンの脳を通り過ぎたニュースメモです。

 

bitFlyerさん(も)株式移転で持ち株会社パターンへ

旬の時期は一瞬でしたね。

その一瞬で超大金が動いたとも言えます。会社経営から見ると切り離しやすい方向へ調整せざるを得ないわけですが、ユーザーは徐々に離れて行くと思います。ちなみに私はbitflyerさんもZaifさんも一切使わなくなりました。そしてZaifさんも撤退。いよいよ第2次ブーム終焉のようです。

でもね、二度あることは三度ある。

次の波が随分先だったとしても、それはオリンピックも終わり、本当に街中が高齢者だらけで、超効率化しないと社会が持たないなんて議論なく分かるタイミング…年単位で見て(長くても)ほんの2-3年先に変わらざるを得ない状況になるでしょうね。

 

Zaifさん解散へ

感慨深いですね。

1年前はこの恩恵でウハウハしていたアフィリエイターが大量生産されたかと思えば1年後には会社が消える展開です。特にZaifが手がけたICOのCOMSAが暗礁に乗り上げたまま、当初第一号案件に予定されていた会社の代表がツイッターで過去の経緯を吠えるものの過去の「関係者全員が黙り」で、お通夜の静けさに闇を感じざるをえません。それでも記者会見を開かず閉店済みという荒技に脱帽です。

これを称して「ICOの96-97%は詐欺」となるわけですが、結果としてCOMSAはICOタイミングが滑り込みセーフのような駆け込みICOだったので大金が集まったままZaifさんはフィスコさん改名で「コムサどーなんの?」と煙が立つ案件となっております。本当にどうなりますかね。

この機にMONAコイン取引も終わるそうで…ホルダーの方は残念ですよね。MONAコインも一時は一瞬ですが20ドルを突破したのでパクっと掴んだ方も多かったことと思います。

 

個人的には300円頃に掴む検討をしたのですが忙しくしている間に忘れていました。気づけば日本円と連動しそうな額まで落ちておりますが…どうなりますかね。

補償原資足りずテックビューロ消滅へ。仮想通貨取引所「倒産リスク」にどう備える?

 

さようならBitshares(BTS)、Bitcoin Gold(BTG)、Bitcoin Private(BTCP)

Bittrexから「11/5までに引き出しとけよ」というメールが届きました。今となってはビットコインもモネロもフォーク祭が懐かしいですね。

As a valued Bittrex customer, we wanted to inform you that on November 5, 2018, we are retiring wallets that do not have markets, including Bitshares (BTS), Bitcoin Gold (BTG), and Bitcoin Private (BTCP). Our records indicate that you have a balance for at least one of the wallets being retired.To keep your BTS, BTG or BTCP assets, you must withdraw your balance before Monday, November 5, 2018. After this date, your assets will be unrecoverable.

確か今月はBinanceもBCNを切り捨てましたね。各取引所共通で祭りの後片付けが着々と進行中です。

 

相変わらず仮想通貨採掘系ウィルスが流行中

「JS_CoinHive.1.Gen」と「BitCoinMiner.SX」というもっともらしい名前のウイルスが横行中なんだそうです。今更ですが他人のPCを使ってマイニングする輩が後を絶たないわけですが採掘したビットコインを「犯罪者の元へ送る感染ルート」を作るんだそうで…やっかいですね。せめて「己のPCでせんかい」というお話しです。

 

Yobitの公開仕手が仮想通貨民度の低さを物語る

知らない人はどーでもいい話しですがYobitという草コインを大量に扱う取引所がババ抜きしてランダムに糞コインの値を釣り上げる行為を堂々と予告展開しております。その名もパンプタイマー。コイン名は忘れましたが10倍程度吊り上げて遊んでるそうです。

Yobitさんはロシア発だったと思いますが、昨年もきな臭い動きがありましたよね。一頃草コインでワンチャンを仕掛ける的なyoutuberがタケノコ状態の時期もありましたが…いよいよ宝くじ購入レベル以下の行為が横行しておりまして…まぁロシアでの祭りということにしときましょう。

 

ステーブルコイン「GMO Japanese YEN」

来年登場するそうです。

名前の通り「円」ペッグするもので…とにもかくにも「使えなきゃ意味無い」という気概は感じます。それにしても変革時代ですね。日銀さんもGMOさんも上場民間企業ですが何でもアリの様相。

例えばGMO Japanese YENが買い物に使えたらインバウンドに一役買いますよね。ネットさえあれば世界中で日本円と同じような価値の別物(GMO Japanese YEN)をサクっと入手して空港免税店などでの支払いに使えますし、旅の小遣いもデジタル処理出来ちゃいます。日本を旅行中、留学中、就労中の家族に直接デジタル支援でき、即使えれば良いわけです。

GMOグループとしてシナジーが期待できそうなニュースに感じます。

超ど田舎でも街に金券ショップとかありまして、そこに外国人労働者が両替する姿は日常的です。そんなことをいつまでやってるの?ということですね。時代が大きく変わりつつあります。楽しみです。プレスリリースを読む限り決済というリスクを取ってベネフィットを掴む感じでしょうか。

仮想通貨に関連する事業領域には、大きく分けて「交換」「マイニング」「決済」の3領域があり、そのうちの仮想通貨の「交換」「マイニング」の2領域にはすでに参入を果たしているものの、残る決済領域については、ボラティリティの観点から仮想通貨が決済通貨となり得るのか調査・研究している段階でした。こうした中、価格の安定を実現するステーブルコインのポテンシャルに着目し、将来的な仮想通貨の決済活用を見据え、仮想通貨のボーダレスな取引を支援するべく、ステーブルコインの発行に向けた準備を本格的に開始することといたしました。

 

昨年のICOサイトが続々とリンク切れへ

私のICOのメモなんて僅かですがそのサイトが至るところでリンク切れしております。

サイトリニューアルなら分かりますが、運営状況がわからないままドロンという雰囲気です。記念にリンク切れのまま放置しておりますが、ちょっと酷いですね。本当に一握りのICOだけに花が咲くのやら、咲かずに終わるのやら。

ICO自体は地味に続いてますが…。

coinschedule.comさんのICOフィルター

改めて見ると今年はプラットフォーム調整期だったのかもしれません。Bitcoin、EOS、Ethereum、Komodo、Lisk、NEO、Qtum、Stellar Lumens、Waveという見慣れた名前が並んでおります。ネット時代はプラットフォームを握ったものが勝つというのは仮想通貨界隈でも通用する黄金律になるのや否や。

ということで今月の数値。

2018年10月 わらしべ通貨一覧 

2018.10.26 わらしべポートフォリオ

〓 わらしべ通貨雑感 〓

まもなく11月ですから来年を意識する季節ですが、とりあえず第2次ビットコインブームのようなものが一旦は落ち着いた感と共に、来年は利用価値のあるコインが活躍する年になりそうです。

多少上下していますが概ね変化なし。ここ数ヶ月間は1万円前後での推移です。それよりも日経平均が24,000円辺りから21,000円へとジェットコースターな展開で10月はおはぎゃーな日々でした。それはそれで放置ですけどね。

侮れない「株主優待」という不労所得&資産形成術 – en1

マイニングは引き続きぼちぼちと楽しみたいのですが私情が許さない期間が続いており、いつもは毎月26日に更新していたのですが今後はランダム更新予定です。落ち着いたら暇に任せて遊んでいると思いますがなかなか遊べません。数字を積めないのが残念。

それにしてもビットコインは下がらないですね。底を打ったように感じます。

第13回 わらしべ長者的メモ「絶賛リバース中」 – en1

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