侮れない「株主優待」という不労所得&資産形成術

ファイナンス
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最近の若い方は「不労所得」というキーワード好きですかね?本日は株主優待の利回りについてメモしたいと思います。ただね株式投資でハッスルしているわけでもありません。ハッスルしていませんが結果として株主優待利回りは約4%になっており、且つ株価も利益が出ています。

というか働き方がすっかり変わってしまっており、サラリーマンも組織内で何かのイニシアチブを握れる仕事を楽しめないと辛いでしょうし、フリーランスが気楽でも圧倒的にインカムが不安定。あらゆることが変化の最中で「これが正解」なんてありませんが、色んな方法で収入をカサ上げするのに株主優待はアリだと思います。

色んな投資方法がありますが、本当に何もしないで利益が得られる不労所得(雑収)は優待ぐらいですよね。株でもFXでも毎日必死にPCのお守りをしてれば完全に労働所得です。

そもそも株式錬金術には興味ない

昔からそういうことが好きではなく、つまり「嫌い」という情報ばかり書いておりますが、最近は「8月10日時点の日銀資産は548.9兆円。対する名目GDPは17年度(今年3月まで)で548.6兆円、今年4~6月期の年率換算では551.2兆円。日銀資産が名目GDPを抜きつつある。」というニュースの通りです。

景気というのは「気」ですから曖昧ですが、ここまで明確に数字を積まれると作為的な幻想の景気であることは誰だって分かることです。このツケはいずれ回り回ってどこかの世代でドカンと押し付けられるタイミングがやってきます。ここ最近の25-30年間は黙って氷河期世代が請け負っていたのですが、その世代も「そろそろ人生のゴールが見えるからいつまでも押し付けられないよー」という時期ですね。

真面目な話し、誰もが永遠に健康ではないのでいつかは「なんか急におかしな空気を感じるね」というタイミングがやってくるわけですが、昨今世間を騒がせている諸先輩方の年齢から察するに2023-2025年辺りから阿鼻叫喚になると妄想しております。その頃に74-6歳を迎える「2025問題」ですね。2025問題は団塊世代の社会保障問題ですが一言で言えば「自分の力で歩けない、食べれない、喋れない人が激増する」年です。

でも「長いものに巻かれる作戦」です

それぐらい興味のないことでしたが2008年ごろから株式に手を出しています。

最初に興味を持ったのは2003年の頃でした。友人の知り合いのイギリス人が来日の際の京都観光に担ぎ出されて案内を手伝ったことがあるのですが、仕事内容を聞くと「個人投資家」と言われました。そのイギリス人は丁度今の私ぐらいの45歳前後の年齢だったと思います。とても不思議な印象でした。

今から約15年前に30歳前後の私から見て45歳ぐらい人は現役バリバリの印象だったのに、イギリス人と言えど「個人投資家」といわれてピンと来なかったことを覚えています。

この方との会話がきっかけで証券口座を作ったのが事の始まりです。いわゆる「お金に働いてもらってお金を得る」なんて発想が私には無かった頃ですから斬新でした。でもね、株は錬金術ですから「働かざるもの食うべからず」が美徳として頭にこびりついていると株式投資は遠ざかりますよね。事実日本人の資産形成で株式投資割合は低いままです。

でもね、私の親や祖母の時代のように銀行の金利が6-8%時代だと貯蓄もアリです。超簡単にいえば1日の金利が100円なんて時代。戦後からの復興期とは言うものの、今は有り得ない夢のような時代がありました。しかし今のように金利が0.1%なんて時代だと貯蓄金利でお金は増えません。自分で投資して増やすしか手がありません。頭脳を全く使わず「預けているだけで勝手に増える」なんて時代はとっくの昔に終わってしまいました。さりとて株式錬金術も性に合わない…。

そこで最初から超真剣に投資先を選ぶことから始めました。最初にこの先10年、20年先ぐらいの時代背景を妄想しまくり今のビジネスと未来のビジネスと協業ビジネスのバランス力が長けている会社を選び、「預けているだけで勝手に増える」会社を探しまくりました。そして種銭の100万からスタートしました。

失敗も成功も色々だけど基本スタンスは「長期投資」

最初の頃は嬉しがって「デイトレもどき」なことをしていましたが半年もすれば考え方も落ち着き、今となっては最低でも3年は寝かしております。中には7年塩漬け状態のものもあります。持っているうちに勝手に分割し、勝手に資産価値が上がってくれるので古漬けになる勢いです。

株価というのは色々な条件で一喜一憂するわけですが長期投資だと思考も図太くなりますね。そのうちドカンと驚きの下げを経験すると思いますが分割経験した銘柄は「最初の取得額以下で買い増しするだけ」という生意気な発想になり、その時のために更なる種銭を準備しておくことばかり意識しています。冒頭に書いた通り作られた景気故にそろそろドカンな日も来るでしょうね。

「株主優待」による戦利品の数々をご紹介

30歳を過ぎた頃から物欲のない生活をしておりますが、今年は続々と戦利品を獲得中です。改めて見直しても要らないものばかりですが、株主優待というのはそういうもので、世の中は資本主義という無駄な生産消費で形成されております。だから時間は貴重ですよね。

要らないけど頂戴したアイリスオーヤマの水筒

 

なんだか高価そうな電気ケトル

 

使わないトースターが家に2台目…

 

スピーカー内蔵の変わり種ランタン

 

2018.1012追記 :古い型ですがトースターに合わせて追加オーダー

 

使い勝手の良さそうなショルダーバッグは2,500円ぐらいかな?

(たぶん)今年が最後になるクオカード 1,000円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今のところザックリ足し算で約28,000円38,000円ぐらいですかね。暮れまでにもう少し増えると思います。予想通り増えました。2018.10.12という大暴落2日目に呑気なメモを追記しております。投資とはいうもののタダでトースターとケトルのセットを頂戴しました。ありがたいことです。

こういうものが毎年届くと得した「気分」ではなく、本当に得します。資本主義の長所でも短所でもあると思いますが、富を持つ者のところへ富が積み上げられるお手本のような株主優待。私が投資に使っているお金なんてせいぜい数百万程度のことですが、もっと大きな単位で投資すれば戦利品も5倍、10倍と届きますから不要なものは転売利益も積まれちゃいます。せどりなんてアホらしくてやってられません。

昭和どころか平成も終わる時代にいつまでも投資が悪のような感覚は時代錯誤です。好き嫌いだけで人生は語れません。フィアット通貨はフィアット界隈での使い方に合わせるしかありません。だからこそ仮想通貨には期待しちゃいますがダラけてますね。

ということで株主優待メモでした。一雨ごとに秋ですね。

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