4月も後半戦ですが既に真夏日で体調管理にとまどいますね。先週の日曜は朝晩グッと冷え込んだかと思えば今日はこの暑さ。年を追う毎に気候変化に戸惑います。寝ボケ目の日曜日、掛け布団の中に潜り込んで放ったらかしにしていた雑誌「IN THE LIFE(イン・ザ・ライフ)」8冊目を堪能。
とりあえず今回面白かった内容は…
IN TEH LIFE vol.8
- ヴィンテージ切手
- アップサイクル&ハンドメイド家具
- 日本全国まめ郷土玩具
- カセットテープ名鑑
- 島根県・海士町
- 絶景登山
- 台湾カルチャー
島根県の 海士町(あまちょう)は若者の移住ネタでは鉄板化しており斜め読み程度。車やサーフィン系は興味を引く内容では無かったので絵だけ眺めてパス。
8号で特に面白かったのはしょっぱなのヴィンテージ切手。最近この分野の情報を漁っていたのでタイムリー。今となっては時代錯誤感のある切手。その存在意義って何でしょうね。郵便局に行っても送付方法が多様化しており切手を貼らずに金を払えば届く時代。最近の日本切手デザインは印刷技術が高い?せいか美しいものが多く、立ち寄ったついでに記念切手を買うこともありますが使用頻度は減る一方。
そんな中、海外のシート切手で美しいものを見つけ「これ、額作って飾ろうかな」と思っていた矢先だったので熟読。
既に趣味で切手を額に入れて楽しんでおられる方も散見され「やっぱそーゆー楽しみ方考えるよな」と思っていました。おそらく海外の開発途上国は美しい切手の発行自体がコレクター垂涎アイテムのドル箱商売だったせいか切手の域を超えたものが多く「集めるのが趣味の人は無限ATM顧客だな」とか思いつつ記事を楽しみました。
昔は物を届ける手段と値段が整っていなかったので重宝しましたが、その価値が変化している代表例でしょうね。しかもこの手の趣味は既に後期高齢者の方が多く、全国にお宝級の切手が眠っているのですが家族や親戚にお宝鑑定団がおらず処分が進んでいるのが今なんですが、その処分方法も殆どが悲惨な末路でゴミとして捨てられることも多いそうです。バラ売りすればかなりのお小遣いになるものでも切手帳の束を丸ごと廃品回収へ。これもデジタル化の波。
この記事にも書かれていましたが「お国柄が感じられるもの」に惹かれますね。なにせ海外の切手を日本で持っていても使えないので利用価値ゼロですから。
有名な画家の絵は知っていても画家の顔は知らないということもありますが、画家の肖像画と共に解説付きで発行された有名絵画の切手は「これ集め出したらきりがないけど…勉強になる」とか思ってついつい眺めてしまいます。そのうち時間を見つけて額を作って遊びたいと思います。
その後も粘土を焼成した郷土玩具とかカセットテープとか…昭和の残骸的記事。80年代というのはあらゆる分野のサービスが全員に行き渡った時代かもしれませんね。それも90年代にには激変し、気がつけば2020年も近いわけで、時代の移り変わりを感じるわけです。
ということで、今回も堪能したイン・ザ・ライフでした。
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