2020年11月の勘違いメモ : 無題

テーマなき雑感の束
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今年も終盤です。実質営業日が20日ほどで正月モード突入ですが陽性者も重傷者も増える一方。来週あたりから冷え込みが厳しくなりそうなのでコロナの猛威がすぐそこまで来てる感じです。相変わらず「ただの風邪だから心配するな」という人と「やっぱ怖いよね」で二分しておりますがネット文字だけ追うと北海道は既に医療崩壊の様相でして大丈夫なんですかね。

気温も関係しているとすれば遅くともクリスマスには震える寒さなので12月も2週目以降の増え方は垂直だと思います。せめて「ただの風邪だから心配するな」派には高熱でも医者に行かず自宅療養してもらいたいと思います。コロナはただの風邪らしいですから。

とりあえず今月気になったニュースあれこれです。

11/1 大阪都はナシょの件

今月のニュースとは思えないほど過去の話に感じますが…

大阪に住んでいた頃でも頭に入ってこなかった都構想が終わりました。これというのはひとつの新政党が起こしたムーブメントの実質終了を指していると感じますが、現状は府と市のトップが同じチームによる効果が大きかったことも否めず、任期が終わって野党に下野してる方々が復活して行政がうまく行くとも思えません。

代表は「変化というものに対してみんな不安がある。その不安を僕が払拭できなかったということ」と敗戦の弁ですが、もう少し時間が経ってみないとなんとも言えないですね。大阪に限りませんが生産年齢人口が減って老人が増える状態で地方行政は耐えられるんですかね。個人的には無理だと思います。仮に市の機能を充実させたとしても人が減るスピードが早すぎるような気がします。

5年ぐらい前から感じ始めてることなんですが、今起きている議論のポイントは私世代にフォーカスして「2040年は団塊jrが高齢になってとにかく大変だ」的な話題止まりです。2-30年先のこと。いつもそこが大問題に語られますが、実際は私たち世代が消えた後の問題の方が大きい気がします。何せこの世から消えますから。

せめて最低でも50年先は見ておかないと、コロナで地方移住とか煽ったところでおっかなくて移住なんて出来ませんよね。ほんとに。

 

11/5 カオスな米大統領選と東証続伸とコロナ感染者増加中

全て同時進行でした。

今の日本にはコロナ助成金をもらって仕事をしていない人が山ほどいてお金が循環してないのに株価は2万4105円28銭へ。久々にバブルへGoです。基本的にはトランプさんでもバイデンさんでもアメリカ経済こそボロ雑巾なので追加政策期待で上がり、ついでにワクチンフィーバーなわけですが、実態経済と何の関係もない動き方が常態化してる金融資本主義ってホンマに大丈夫なんですかね。

まぁ確かにプラットフォーマーや売れ線を扱うeコマ周辺は景気が良さそうで、それは嬉しい部分ではありますが、そこは動かす金額は多くても関わる人が一番少ない場所です。「よくこんな状況で経済が回ってるとか表現できてるよな」とか思う日々です。

それにしても米国民は本気で御年78歳の後期高齢者を大統領に据えたかったんですかね。

トランプさんに関しては賛否ありますが70歳にしてツイートしまくる感性は、裏アカもなく、一文字もツーイトしない私より時代についていってますよね。

 

今更ですが日本の「デジタル化」と「個人情報の取扱方法」と「日本語」

やはりデジタル化へ舵を切らざるを得ないですが、そうなるとマイナンバーの延長で数字で管理される時代になるわけですがEUの対応に注目しています。

そういえばマイナンバーをスマホ搭載とか言ってる52歳の大臣もいらっしゃいますが、そんなことして大丈夫だと思っての発言なんですかね。とても正気とは思えませんが。なんでもデジタルとスマホって言ってればokみたいなノリに聞こえます。

さて、今のところアメリカ、中国、インド辺りは刑務所に入らなくても数字管理されており、そのメリットもデメリットも国家運営において決まれば有無も言わさず変化するわけですが、EUにぶら下がっている各国はプライバシーの取り扱いにピリピリしています。

それというのはたぶん各国のアイデンティティが異なるので1つにまとめられない結果だと思いますが、アメリカ(やイギリス)のように母国語が英語の中のスペイン語、中国語、日本語であれば英語で括ることができますが、EUは簡単にそうできない。

今世界的に起こっている現象は「英語の下に母国語」というか「母国語より英語が大事」といった流れですよね。つまり日本も「英語の中の日本語」という変化のせいで日本語がカタカナ英語とかカタカナ日本語のように無茶苦茶な使われ方に変わっている最中だと思います。

そして言葉は世代が変わるとその土地の母国語に飲み込まれます。このところ移民の本を読んでいますが1世は当然日本語を話し、2世は母国語と少しの日本語へ変わり、3世は殆ど母国語のみといった具合。もちろんパラグアイのような「なんでひ孫が日本語ペラペラなんだよ」みたいなこともありますが。

例えば日本のタレントでも容姿はハーフだけど言葉は日本語みたいな。全て無関係に見えて実は本質的につながっていて大事なことじゃないかと思います。特にグローバル経済下では。

そうそう、思い出した。

先日役所に行ったついでに親のマイナンバーカードの住所が違うことを尋ねました。したらば「住民票を変更したときにマイナンバーデータも変更されてますがカードの表記だけが変更されていません」という説明でしたが…やっぱりこの国はおかしい。

諸々の書類が新住所になっているのにカードだけは「持ってるお前らが手続きを勝手にやれ」みたいなことを平気で言ってる自分の論理破壊に気づいておらず、それが当然のように説明してるんですよね。マイナポイントとか増えるわけないと思いますよ。住所が違うんだもの。それで口座を紐づけるとかさ…もう場当たり的。

しかもね、窓口の前衛に派遣を配置してるっぽいんですよね。

奥から責任者らしき人が現れて指紋認証でPC操作して「わたしゃあんたらとは違う」的オーラを放つくせに私とは目も合わさないので、私もカチンときて「あなた責任者なら派遣に横でこそこそ指示出さないで面と向かって対応されてはいかがですか」と言ったらバツが悪そうに逃げちゃって派遣に任せっきり。手続きをしたのではなく方法確認だけで30分ですよ。

「あなたのような公務員に税金払っているかと思うと虫唾が走る。失礼する」といって引き上げました。なにせ何も手続きしてないのにトータル40分も待たせるんだもの。しかし、ほんまにこの国のシステムは腐ってますな。見事に全てがスタンドアローン。

 

11/11は中国では「独身の日」、日本はいろんな潮目が変わった日

毎年ニュースで聞く中国の買い物騒ぎ。今の中国はピークアウトの入口にさしかかったような気もしますが、渦中の人は日本人がバブルで酔ったと同様だと思います。こんなことに踊らされることなく自分の心に従って人生設計した方がいいですよね。モノで豊かさを感じても幸せとイコールにならないことを日本人が実証済み。

むかし住友生命が「どくしん時代」という商品を売っていました。独身(をカモにした)商品ですが今はどーなってるんですかね。最近は「60歳からの住宅ローン」が流行りだそうです。商品も高齢化。

そんなことはさておき、11/11はちょっと異変を感じる日でした。

株価は完全に制御不能の様相で上がり続けておりますが、コロナも制御不能で陽性者が急増中により日本医師会がコロナ第3波を宣言。そんななか地銀再編から赤字、閉店、レイオフのニュースが山盛り。地味なれど自殺者も増加中。

11/11時点から年末を捉えると実質営業日は30日ですから経営者は急ぎたいでしょうね。

 

新コロリストラの嵐 : 賃金カット、早期退職、採用ナシで若者がとるべき行動

ぶっちゃけ退職金を積んでもらえるなら最大限貰ってさっさと辞めるというのが私の基本スタンスですが、もし20代で大真面目に相談されたら「どんな目に遭おうが一旦は会社にしがみついて離れるな」とアドバイスすると思います。

転職というのは社会状況がよい時に試みることで、今回のような天変地異級アクシデントで試みると多くの人が自害することになります。でも社会の状況がよい時はサラリーマン茹でガエルなので転職しないのが通例。後悔先に立たず。

2020年のコロナ禍と1990年代のバブル崩壊では情報の流れが全く違います。今は既に再来年「2022年度の採用も見送る」という情報が見えています。つまり「2021年も不景気確定」ということです。来年も職探しに苦労するということ。可能な限り現状企業にしがみついてギリギリまで我慢しながら次の道を探す必要があります。

90年代は2年先、3年先に起こることを知り得ませんでした。ネットもない時代。それが今は予測可能です。予測可能だからこそタチが悪い。来春、再来春社会へ船出する若者の不安心理は手にとるように分かります。転職もなにも社会人1年目から自由席が減り、指定席が消え、車両自体も間引かれ、立ち席スタートですから。

誰でも(いつかは)したい仕事、やってみたい仕事がありますが、ほとんどの人は経験がある仕事ばかり探します。平成の中盤までは経験がある仕事にしがみつくことで生き延びることもできましたが令和では通用しないですね。

私も色々な会社を転々としましたが、かつて後悔していたことは「20代に異業種知識を進んで取り入れなかったこと」です。異業種知識を積極的に取り入れ始めたのは30代中盤からでした。もっと早く気づいていれば今の人生は大きく変わったでしょうね。どんな仕事も必ずどこかで繋がっており、だからこそ社会形成されているので1つの業種に意味なくこだわるのは無駄で損。

「諦めなければ失敗とは言わない」という言葉を理屈では分かっていてももいざ自分がリストラ対象になるとビビります。しかし今更GoToがどーたらこーたら言ってますが、冬場の感染増加は1波が終わった頃から言われており「GoTo修正 店 もう駄目かも」ではなく「逃げ場は半年以上あった。逃げ遅れただけ」ということになります。そして12月が終わり2021年が来ると「なんで去年のうちに別の対策を打たなかったの」という空気へ。

逃げる準備をしながらしがみついてるフリをしてる人だけが生き残ります。最期、本当にヤバイ時は逃げないとダメです。振り返ってはいけません。

 

エアバスA380 オワコンのお知らせ

Aviationtagというどーでもいいサービスを売りにしている会社がありまして、簡単に言うとスクラップの機体を切り刻んでキーホルダーにして売るビジネスです。メルマガ登録してあるのですが届いたメールがコチラ。

A380のタグだと

普段はさほど気にも留めず「ふーん」で終わるだけです。最近は747退役ラッシュで「時代が変わってるなぁ」ぐらいのことでしたが、今回は思わず「なぬっA380」と思って凝視すると「A380 9V-SKB」と書かれているので検索すると、正に下の動画の飛行機だそうです。

まぁご覧あれ。既にバラバラに解体済みですょ。

動画up主メモによると「LAXをウロウロしてる世界で5番目のA380でDoric Asset Financeとのリース契約運航」と書かれていたのが2012年のお話。

この動画に見られる機材が上のキーホルダーとなって販売中。まさか。

「そんなアホな。いくらなんでもぶっ壊してキーホルダーは無いっでしょーに」と思って検索すると本当に機材先端の鼻の部分(レドーム)を解体済みでした。既に翼の折れた状態。

しかしこのニュースにワクワクしたのも2008年のお話ですから既に12年前。あと1ヶ月もすれば13年前ですし、その頃と2021年では状況が大きく変わってしまい、今頃フライングホヌ3号機を受け取っている会社は本当に大変ですよね。

それにしてもちょっとびっくりしました。歳をとるわけです。

余談ですが、こんなゴミに価値をつけて商売してる会社も馬鹿に出来ませんで、A380に限らずではありますが先のタグには「RGEN」の文字が読み取れます。「EMERGENCY」の文字の一部ですが、そんなゴミは20万オーバーで売買されてます。

Aviationtags - A Unique Collection of Key and Luggage Tags
Explore our wide range of Aviationtags, including key and luggage tags made from recycled materials ...

そんなことはどーでもよく、747ではなくA380がゴミ扱いですから国内航空会社統合なんて話がでるのは当たり前ですよね。ぶっちゃけ中国と韓国は横に置き、それ以外の東南アジアの航空会社もヒーヒー言ってるわけで、少なくとも半世紀後にも残りたかったら国内合併ではなくボーダレスでの統合に一手を打った方が良さげですが…どーなりますかね。ANAの方が一手を打つチャンスに感じます。

 

訪問(看護)リハビリステーションの件

介護が身近になるとこういう情報も目につくわけですが…。

利用者になって声を上げても遅いというのが介護の世界です。なにせ介護される側になると既に体が不自由なわけですから。

ザックリ言うと今存在している「訪問看護リハビリステーション」の実態が「訪問リハビリステーション」の事業者は切るよ、という話です。知らない人にとってはなんのこっちゃな話ですが。

この国はあらゆる制度設計が昭和時代の焼き直しで困ったものです。いくら「国家資格のセラピスト」と謳っても中身が権限なき医療奴隷の業界に未来を託す若者の純粋な心を可哀想に感じます。こういうニュースを見ると「コロナで医療崩壊?とっくに崩壊しとるがな」とか思いますが…。

私はこの業界と1ミリの関係もないのに「こんな業界システムと知って療法士になりたいなんて思う若者がいるほうがおかしいだろ」と感じます。今回のプチ騒動は介護難民が増え、療法士の仕事が消えるだけでチャンチャンなお話でしょうが、もし線を引くとすれば法律で訪問リハビリステーションを許可すべきでしょうね。

でもね、許可しても需要があるのは長くてあと20年ぐらいだと思います。その先の団塊jrでは儲けられないと思います。せいぜい団塊世代狙い。でもね、そもそも人間は助け合って生存しており、それを否定したら存在理由ゼロ。困っている人が増え、求める人がいるならそのような法律を整えるべきでしょうね。

 

香港情勢から目が離せない件

議会が完全に共産化しちゃいましたね。1極化。

コロナ禍による自動行動制限下で身動きがとれない間にギシギシと縄が固結びで締められ、気づけば不自由化完了の様相です。日本は自由だからなにをしてもokとはなりませんがこの締め付け具合は不自由でしょうね。

この先どうなるのか分かりませんが…

人生なんてどうなるか分かりませんが、今ほぼ50歳の私がピンピンしていられるのも大甘で見積もって短くてこの先10年未満、長くて15年ぐらいだと思います。つまりあと20年を待たずして現在の比ではないスピードで人口減少が起こりはじめます。

無子化がいつまで続くのか分かりませんがこの様子だと延々と若者が老人を支える構図が続くので出生率回復は若者の底打ち探りが続きます。医療崩壊や年金破綻もさることながら日本人相手の仕事がない国へ進んでいますし、そもそも50年先…2070年の日本が日本である保証はどこにもなく人口が7,000万人台とか言ってる頃は再び昔の国体の意が復活してるんじゃないですかね。それは今産まれ来るこどもたちが50歳の話です。今30歳が80歳。

激動の時代は私世代の死後からが本番な気がする今日この頃。人口が半分に減った未来の日本では現時点ではだれも望まない徴兵制度が望まれているかもしれません。

〜・〜

11月も終わりますが、なんとも元気がでない、どよ〜んとした暗い空気が続いております。

ぼちぼちこの辺りの曲が紅白で歌われてもおかしくないタイミングだと思います。この番組が青春という方は2020年現在で若くて50代半ば、多くは60代だと思いますのでマーケティング的にもドンピシャだと思いますが、どーですかね。少しテンポを落としてしっとり聴かせるアレンジだと違った魅力が生まれると思いますが…ちょっと早すぎますかね。当の歌い手が高齢者ですから、それこそリモートじゃないと出演は難しいでしょうが。

まぁ紅白に関係なくテレビがないから毎年早くに寝てますけどね。

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