やはり歳をとると、それなりに知り合いがいろいろやらかしたことを知るところとなりますが、つい先日警察から電話があり「チョメチョメさんの携帯電話に番号が入っていたので電話しました。ニュースでご存知だと思いますが死体遺棄殺人事件の件でホニャララ」という衝撃。そうかと思えばわりと最近まで取引のあった東京A社や名古屋B社が事業停止やら逮捕やらでデカデカと新聞沙汰。そこにも知った名前が踊っておりました。
余生を務所暮らしです。
事業停止や逮捕で会社清算しても新会社で名称を変えて商売していたりする姿に「やはり人間は同じ過ちを繰り返す動物だな」とか思ったのでした。てなことで今月のラインナップ。
高校生の求人数24.3%減 …えらいこっちゃ
大卒採用ゼロが頻発しているので高卒が苦しいのは当然ですが、だからといって大学に行けばよいかというとランクに関係なく「大学生は行動範囲が広がる」という短絡思考でオンライン授業を連発し、目的を見失った生徒が爆増中らしく「とりあえずオンライン」に舵をきった大学も存在意義が問われております。オンライン授業は家族に(も)見られるという新しい発見もありましたが。
厚労省発表によると…
あくまでも平均値なので、県によっては30%超え地域もあり…。
私は今もパープリンですが高校生の時はもっとパープリンだったので就職の意味すら理解しておりませんでしたが、アホはアホなりに生きております。この歳になって思うことは昔と違って1つのことを長く続けて稼ぐことができない時代と感じます。昭和では仕事だったことが令和では既に消えていますから。
年齢に関係なく言えることは自分が無我夢中で苦にならないことを1つでも2つでも増やし、それを続ける以外に近道ナシといった感じでしょうか。それが結果として「好きなこと」である確率が高い。
この辺りの資料を眺めますと、仕事が社会の必要性で生まれたというよりは意図的に状況を作り出して、空いたピースに若者をはめている感じですが、庶民にとってそういうことは時が過ぎて分かることで、今の高校生が「来年の就職が」という段では全く見えません。
私は中学卒業時に工業高校に進学しようと思った時期がありました。電気製品を分解したり、説明書を読まずにラジコンを組み立てて、その「動く仕組み」がたのしかったのですが、当時の親は「工業科は潰しきがきかないから普通科へいけ」というアドバイスでした。それも偉大なる平凡としてある意味正解ですが、中身は先ほどの厚労省リンク先の通りです。どちらかというと感性を使う手に職に今も憧れております。
こうして過去を振り返るとバブルが弾け、リーマンが逝き、コロナ禍で実体経済は壊滅的な様相ですが金融経済は相変わらず官製相場。実体経済の犠牲が幻想相場を支えておりますが、そのうち否が応でもグレートリセットされちゃうでしょうね。リセットされないとしたら、ピラミッドの上層部が下層エリアに落ち続けるだけのこと。資本主義は格差主義ですから。
コロナ第3波次第ですが、今年はもう一波乱ありそうです。
「安全な環境下でのみ」のバッハ氏と「あろうがなかろうが」のコーツ氏
久しぶりにオリンピックの話題ですか。ドイツDNAに日本のコロナ初動対策の足を引っ張られた記憶が新しいうちにオーストラリアDNAが乱暴な発言で物議です。この辺りがグローバル化の限界でしょうね。
過ぎたるは及ばざるが如し。コロナ第3波の推移如何では総スカンを食らう気もしますがどうなりますかね、東京2020の2021開催。
コロナ禍経営 : 固定費を変動化して採算分岐点を下げられる
歴史的に何度も失敗を繰り返しているリート作戦で猛攻の会社さんの記事ですが正論ですね。
経営者ですし文章は勇ましく一見攻めの記事に見えますが実行は残酷で、一般的には従業員の「①給与下げてワークシェア、②給与変動ナシで賞与やストックオプション対応、③非正規雇用に総入れ替え」辺りが思い浮かびますが、どんな手を使って従業員を満足させながら採算維持するのか引き続き勉強させていただきます。
興味深かったのが観光依存地域ほどダメージが酷い件。北海道、東京、沖縄がダメなんだそうです。その次が大阪や京都。なるほど。
どうしても労働者目線で「働き方の多様化による自己変化」に目が行きがちですが、実のところ資本主義の行き詰まりによる労働搾取方法の変化に労働者が振り回されているだけに感じてみたり。
9/10 消費税、まだまだ上げるよどこまでも by 官房長官
どーやったらこの経済下で生活を豊かにできるんですかね。「増税?問題ないじゃん。消費税分ぐらい稼げよ」という言い分もわかりますが、それが豊かさの源泉になるかは今後四半世紀を待たずに判明する国です。
わかっていることは「カタチあるものいつか壊れる」こと。資本主義も全能ではナイ。
この発言で私が食いついたポイントは増税ではなく少子化の肯定。なんとなく「政府もやることはやったけど人口は増えんかったし、あとは知らんがな。少ない人数でも昔の方法(税金での搾取)を引きずって旧態依然でがんばろーや」みたいな感じ。私でも「こんな国で長生きしたくないなー」と思いますから若いと尚更でしょうね。
誰かさんは「グレートリセット」とおっしゃられていました。本音を言うと消され、平気で嘘がつける人が残る。今日も日本は通常営業です。翌日には…
とおっしゃられたそうですが、コレをみた私は「なんだ、この先長くて10年また同じことを繰り返すだけか。まぁ10年待たずして増税なんだろうが、この国は詰んだな」と感じたのでした。
今回覚えたひとつのパターンは「増税後1年以内に次の増税を匂わす」こと。
エイビーロード完全終了のお知らせ
1984年に創刊し、2006年にネット移行してたんだそうです。どちらの情報も知りませんでしたが、確かにこの本をコンビニで手にし、ペラペラとめくって眺めているだけ楽しく、人生の海外旅行で1度この本のツアーから旅に出たような気がします。
全くあてにならない記憶ですがJTBのスケルトンパッケージ「パレット」でJASを使ったシンガポール。泊まったホテルは2-3★のスタンダードでたぶん(コープソン)キングスホテル。19歳か20歳か…大学時代の友人3人で旅した記憶があります。
当時チケット手配だけのエアオン商品が大流行していたことを覚えていますが、私はまだ旅慣れていなかったのでスケルトンといえどパックツアーを使った記憶があります。まだ東亜国内航空の流れを引きずって国内線キャリアから脱しきれてなかったJASの国際線進出商品という珍しさも。
少なくとも紙媒体で情報を伝える時代は終わったということでしょうね。エコでよろしいかと思います。コロナ禍の喪が明けたら元に戻ると思っていまだに商品造成してたらヤバいですよね。もしかしたら世のあらゆるパッケージ化された商品は消えゆく運命かもしれません。スーパーのレジですら消える時代ですから。
90年代に入ると少年ジャンプぐらいの分厚い雑誌になり勢いを感じたものです。めくってもめくっても旅行商品と値段が出てくるわけですが、よくあんなスタイルの雑誌を四半世紀近く出し続けていたものだと感心します。今の20代は紙媒体であったことすらも知らないわけですから。
世のトレンド操作の影に「リクルート在り」ですかね。
じゃらんも国内ツアー終了だそうで、令和2年はパッケージツアーが役目を終えたということでしょうね。伝説の編集長が仕掛けた事業がひとつひとつ確実に終焉を迎えております。
経済(お金)を絡めないつながりを大切にできる人がストレスを小さくできる時代
GWの頃から「事業撤退も選択肢の一つ」と言っていたのですが、これだけ政府の借金延命が充実していると麻痺して借金漬け経営を続けてる人も多いと思います。そして今は9月で単に首相が変わっただけですが社会の空気は政府の延命措置を受けなくてもフツーに出歩いて頑張っている姿に対して白い目で見られない空気にまで戻ってきた感があります。もちろん第3波の影響で変化しますが、この状況で雇用調整助成金(新型コロナ特例)を貰って生存してる会社は経済社会で正しい姿なんですかね?
都会では2拠点生活とか週末農園とかやってるわけですが、そういうことで一番大切なことは人とつのながりを充実させることじゃないかと感じていました。いつまでも「自分(たち)が楽しければok」というオーラを出し続けていると老いて人付き合いは狭小の極み。
言うなれば今は雇用調整助成金で給与透析することに麻痺したゾンビ企業が決断を迫られている最中で、「公助」に頼り続けた決断力のない経営者は待ったなし。私も経営のマネ事をしていると分かるのですが、最初は「なんとかなる」と思って耐え忍ぶものの、どこかで「どーにもならない」ことに気づき、最後は「今年で終わりにしよう」となります。どこかでリセットしないと身が持ちません。勝算の低い自助戦にはリミットがあります。そして不思議と年末に向けて倒産、解散、閉店のニュースが増えてきます。過去には正月の餅代を振り込んで消える経営者もいましたが、今年はちょっと厳しそうです。
新首相は「自助、共助、公助」を宣言しましたが改めてこの言葉をじっくり眺めると、この国で残された道は「自助」だけでしょうね。そして僅かな「共助」。「公助」は待てないし間に合わない。なにせ順番も最初ではなく最後ですから。
そんなことを考えていると「ねぇ、ちょっと醤油余っとったら貰えん?」「この前の醤油のお礼、庭で採れたキャベツと玉ねぎ食べて」みたいな金銭を絡めないベタな付き合いが出来る能力は以外と大事になりそうです。まぁ都会では難しいことですが…。
40~44歳の第3子以上と45~49歳の第2子および第3子以上などは前年より増加
高齢出産が通常営業なので菅内閣での不妊治療助成が話題というのも分かる気がします。私もそうなんですが、自分が高齢で病に伏せた時にどうするかを考えだすと前進できませんが40~49歳の子が成人するとき自分の年齢は60~69歳なんですね。まぁそれは「70歳、75歳までがんばって働くぞ」で済む話ですが、これって公務員ならまだしもサラリーマンで成立させるにはなかなか難しいことでしょうね。転職率も高いですし経営者であっても波乱万丈。
2040年は私の世代が65-70歳でガタがくる頃です。つまり私もあと20年ぐらいでこの世から消えるわけですが、高齢者爆増、働き方の多様化、マーケット消滅により今生まれている子どもたちの社会も荒波への船出。むかしと大きく異なることは20-30代で親の介護に巻き込まれる確率も上がるということ。高齢出産を選ぶ人は自分のケツを子に拭かせないコスト計算も必要です。
案外と多くの方が40後半や50前半で「良性のポリープ除去手術」とか受けてますでしょ?自分の体が経年劣化し始めるころに「授かりもの」と単純に喜べないのが人間のカラダ。
私の親もビッグマウスで「子の世話にはならん」と豪語しておりましたが、見事に子の世話を受けないと生きられない体となっております。これが20年後には低年齢化し、ヤングケアラー国家が常態化することを思うと、結婚や出産は総じて若者の特権と言え、若い時にどんどん結婚出産したらよいのですが問題は食えない、生活が苦しいことですよね。
新首相の「ホニャララミクス継続=日本は次の選挙まで現状維持」なので本質的なことは何も変わらないままです。ケータイ電話料金が高いだの、ハンコが要らないだの、IT大臣がスマホ2台持ちだの、すべて枝葉のお話。
首相選敗者は1秒たりとも画面に出てきませんが、もう高卒なり大卒なりまでは国家サポートし、経済と切り離したグレートリセット対応を今すぐ始めないと来年も子どもは減ります。いま始めても効果は20年後。
(タンカー座礁事故のような)自然破壊ニュースを有耶無耶にするルーズな国民性
7月にモーリシャスでのタンカーが座礁の関し、今月は商船三井が回復に10億使うニュースがありました。この手の事故はちょいちょい起こってますが、あまり自分の問題として捉えることがありせんでした。どちらかというと思いつくのはあっち系の「エアモーリシャス元気か?」ぐらいのこと。いきなり話がそれますが4月に逝ったみたいです。コロナで。
続報を読む限り再建は難航してるみたいです。そりゃ当然ですよね。
でね、きっかけの記憶がないのですが、今月は「自然を未来に残すことは大事だな」とか思ったのでした。それは山でも川でも海でも。よくお年寄りが「子どもたちの未来により良い状態で云々」みたいなアレ。
世の中のいろんなことが、いろんな意味で限界に達しそうで人生100年とか言いながらも毎年夏の気温が40度超えだとエアコン浴時間が増える日々。便利な社会生活でも出歩いたら熱中症で倒れるほどの自然相手が続くって、なんか、どこか間違ったことをしてるんでしょうね。
でもこのニュース、瀬戸内海国立公園とかでやられたら日本人も他人事じゃないでしょ?あちらの方にとっては死活問題。自然とそういうことが気になったようで、歳くっちゃったなぁ…。
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アメリカはチェーンストアが絶賛崩壊中ですが、日本はなんとか持ち堪えています。それが実力か否かはこれから分かることですが、コロナ禍のお陰といってはなんですが日本も水面下で都市のリサイズ化が絶賛進行中のようです。
アメリカで起こったことは少し遅れて日本でも起こる説発動間近。
日本も役所がハンコの次はFaxとか言ってますね。私もe-fax化して15年以上経ちますが、まだFaxしてくる方がいらっしゃるんですよね。高齢者ほど。でもそれもまもなく終わります。
なんでかって?
亡くなるから無くなるわけじゃないですよ。
我が親は今年の春「もうファックスを捨てよう。メールの返し方はよーわからんがメールアドレスは作ってもらったし、iPadで見ることはできる」ということで処分しました。決断したのは82歳。当然メール確認をちょいちょい息子がサポートすることになりますが、馬車が消えてもほとんどの人が困らないのと同様です。
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