天日というのは戸建て住宅の屋根の上に載っかってる銀色に輝くアレです。
太陽からの熱でお湯を作る機械。一度取り付けるとランニングコストは壊れるまでほぼ0円です。これにシステムを組み合わせて冬場でも温度を維持できる機械がありますが、冬場でも使える代わりにランニングコストが必要になります。どちらを選ぶかは好みです。
実は天日は温めた湯をバスタブに入れて使う設計なので、基本設計上はシャワーが使えずバスタブからお湯をすくって使うことになるのですが、これのシャワー化計画が本日のメモです。
天日を知ると夏場この暑さで電気代やガス代を払ってシャワーを浴びるのがアホらしく感じます。なにせ毎日の気温は35度超えですからガス代を使わずとも日々ヤケドするぐらいの熱湯が作られ、残るコストは水代だけですから。もし井戸水に天日となれば毎日のお湯がタダ。
ただね、夏場はバスタブに入る機会も減るのでシャワーで十分なんですが、天日はポンプが付いておらず全てが自然の水圧頼み。そこで水回りをちょっと細工。
必要な部品は2つと工具だけ。
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洗濯機用 分岐栓
- シャワーヘッド&ホース
ネットで買うもよし、ホームセンターで買うもよし。どちらも簡単に入手できます。
百聞は一見に如かず。
元々はこんな蛇口でした。
これを外して付け替えるだけなので水道の元栓も開けっぱなしで作業ok。
具体的に付け替えるとこーなります。
外して付け替えるだけですから女性でも軽々できる作業。
一番右のレバー(水道水を天日へ送る栓)が別の場所にある栓もありますがウチはこのパターン。誰が見ても洗濯機の水回りに使われるアイテムをシャワー用に流用しました。もう少し引きで見れば一目瞭然。
ちなみに真ん中のホースは見ての通り本当に洗濯機用です。私はこのパーツをたまたまもっていたのですが同じことがご希望の方はホースを買って切ってお使いください。なくてもバスタブにお湯が溜まれば不要でよろしいかと思います。
ここで私も疑問だったことが「水圧だけでシャワーが成り立つのか?」ということ。そのことをホームセンターで尋ねると「(普通はしないことですが裏技として)このタイプのシャワーだと大丈夫です」といって渡されたのが先に貼り付けた「50%節水シャワー」でした。
それがどのくらい問題ない水圧だったかというと、百聞は一見に如かず。
どーですか、この水圧。そもそも50%節水ですから水をあびてる感は減るのですが水圧は十分にして満足な量です。普通の水道水シャワーと遜色ナシです。
そうそう、シャワーフックも買いました。もともと節水仕様シャワーヘッドですから軽量ですがまったく問題なく支えてくれています。角度調整も360度自由自在。
やはりこれだけ暑いとエアコンの電気代が上がるので小さなことからコツコツと。
てなことで天日をシャワー化したメモでした。
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