もう10月10日ですか。本当に月日が経つのが早いですね。まもなく今年も終わります。公私ともに慌ただしい年でした。相変わらずバタバタした日を過ごしておりますが、最近の雑感メモです。この1ヶ月は動画サイトでもテレビ番組を一切目にしなかったのですが…世の中ずいぶん変化してるんでしょうね。
毎年楽しみにしている金木犀の香りに与かれて一息ついているところです。
◆2018年の自然災害は記録に残る
7月の豪雨に始まり10月7日まで台風の話しをしていました。中でも印象的な出来事は公共交通機関の大幅運休です。台風が来る前に運休決定してやり過ごす作戦ではありますが、いままでの日本らしからぬ体制がスタートした年になったかもしれません。翌日の運休が前日に判明するのは今までの日本の常識では無いことで、常識が非常識になった年だと思います。
今までは最徐行や一時停止でスケジュールを守る攻めの姿勢でしたが、これから先の数十年間は守りの態勢になります。関空連絡橋にぶつかった船も空港運営会社の儲け主義の極み故の裏目の結果でした。そういうリスクを取ってもリカバーする人が足りない時代ですから安全運行せざるを得ないですよね。欲の皮が突っ張ったことをしても橋がぶっ壊れて修理しているようでは非効率。
おそらくインバウンド旅行者の日本に対する印象も変わった年だと思います。
◆日本最期のバブル?
10/1の画面キャプです。株価はバブル後の高値更新中らしいです。巷の周期的ショック予測を無視して市場の資本は膨らむばかりです。そして円安が進行しております。自国通貨の価値が下がって喜ぶ国民も珍しいと思いますが…。
景況感と株価は別の話しですが同じ日に並べるというのがね。考えさせられます。
一昔前だと全員が「絶好調だな」と調子に乗っていたはずですが、今はそう感じない人が増えすぎたとも言えますかね。消費増税と人口減をどう乗り越えるのか興味あるところです。
◆ジュリアナ東京、大阪で復活
ツッコミどころ満載のこのニュースでした。10月に大阪の阪急東通商店街で再開するわけですが2つのポイントがございます。この記事には「往時を知る40~60代が安心して楽しめるディスコ」と書かれておりますが、これを知る40代は私より上の世代でごく僅かです。厳密に言えば今現在52-3歳ぐらいから首相世代ぐらいまでが当てはまることです。この記事で頷く40代は微々たる数だと思います。
つまり現在5-60代の日本経済をぶっ壊してきた世代が平成最期の祭りを仕掛け中です。これを再開し酔いしれる熟年世代には脱帽です。バブル崩壊のツケを延々と掃除させられ続けている若い世代も辟易してますよね。
1990年代前半に流行したディスコ #ジュリアナ東京 が大阪で復活します。お立ち台もあります。https://t.co/AN2DFrrC7g pic.twitter.com/RgxfE3FBi2
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年10月6日
ちなみにジュリアナはバブル崩壊の序章にあたる1991年にスタートし、日本経済が完全終了した1994年に閉店しました。営業期間は約3年間です。情報化されていない時代のバブル崩壊期間は3年ですが、情報化された未来のバブル崩壊は未体験ゾーンです。
いろんな意味で日本の未来を感じさせるニュースの一つでした。
◆50型4K対応液晶テレビ 5万円割れ
MrMaxというお店で5月から販売されてるそうですが未だ売ってました。日常生活に縁遠いお店ですがこういうのを目にすると「モノづくり国家終了のお知らせ」を感じます。どうやっても勝てませんよね。ネットではもっと安価なテレビが売られております。
今更感のある内容ですが目の前で眺めると刺激的です。FHDの話しではなく4Kですから。みなさん4Kテレビで何を見て楽しんでるのかな?
◆Yahoo!ジオシティーズサービス終了のお知らせ
ネット老人会解散のお知らせが届きました。今時このサービスを使っている方は少ないと思いますが、かく言う私も残骸が残っております。
これを懐かしんでいるのは私世代前後だと思います。これも2-3年後にはブログ登場により駆逐される運命となりました。しかしジオシティーズは今でも現役稼働させておられる方も多いですね。それだけ使い勝手が良かった(というより変化を嫌った中年の証)ということでしょう。とは言っても潰すには惜しい情報も多々でインターネットアーカイブと化しており、4-50年前の家電ディスコン情報のまとめなどは潰すには惜しい内容です。
平成終了と共にジオシティーズも終了ということですね。
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ということで9-10月も色々ありました。今年も残り2ヶ月半程度となりましたがトレンドを無視して生活していると思います。どうも毎年10月になると1年を振り返る癖が発動するようです。
3年前はこんなこと考えてたのか…
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