第8回 わらしべ長者的メモ「また振り出しに戻る」

わらしべ長者
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なんやかんやと日々の悩みがつきませんが恒例メモです。

よく下げておりますが最近のロイター記事だと「スイスと同等の電力(年間60テラワット/時)を使ってVisa Inc (V.N) 決済のほんの一部の量」で「4,000件以上のICO額は3,000億ドル(約32兆円)」と書かれていました。これも既出情報なので驚く点ナシです。まあ元々ビットフライヤーFXを利用する日本人利用で大相場だったわけですが、その嵐が去っただけですね。

この辺りまで下げたということはぶん投げた人も多そうです。昨年の記憶だと次は30万ラインが意識されてるんですかね。ここでも先回から主軸通貨が登場しましたが元々フィアットでも殆ど持っていないですし遠目に眺めてるだけですが、フィアットの基軸通貨が複数あるようにこの世界も複数化ですかね。

 
今年の後半戦は複数基軸化を意識した展開かなぁ…なんて思っています。

ということで、サクッと今月の印象をメモです。

 

AEONのハードフォーク

メールが飛び込んできましたが、昔からマイナーも開発状況がよくわからないという暗号通貨だったので薄っぺらい情報収拾のみで放ったらかしにしていました。

Dear miners! June, 3rd due to hard fork, AEON mining and withdrawals will be temporarily unavailable. Your coins will be kept safe, the functionality will be fully restored once the fork is over.

簡単に言うとASICマイニング卒業という地味に凄いことをやっちゃってますが、これが吉と出るかどうかはこれからのお話し。マイニングの在り方が次のステージに入っていることは確かです。

 

ハウステンボスのテンボスコイン実働開始へ

チラリと「これって仮想通貨なん?」「北海道テレビ?」「入場者減るじゃん」という文字を見ましたが、昨年10月にメモしておりあれから半年で目処がついたということですね。結果1年後の今年12月から運用し来春には常識になります。

当初は金価格と連動する意味が掴めなかったわけですが、ビットコインの下落状態を見るとブロックチェーンを使える状態にするという意味では理解できる気がします。パイさえ読めれば一気に加速することは間違いないと踏んでいると思います。私がテンボスコインを使う機会は少ないと思いますが、こうして知らないうちに魔球でジワジワと生活に入り込んできますよね。

年末には「テンボスコインを買ってみた」記事が増えることと思います。

書き込まれていた意見を眺めると既に日本人がお客様ではないことに気付けていない上で更に仮想通貨の捉え方も勘違いしている感じですね。それにしてもたった1年で形にするスピード感は旅行業界の現場業務としては想像できますが、やっていることは既存概念を超えていますし新たな時代の幕開けが近いことは間違いなさそうです。来年にはまたひとつ新たな常識が誕生するって…ついていけない。

 

リップルの行方

銀行との連携で話題のリップルですが一頃の勢いが無いみたいですね。ウエスタンユニオンのコメントが注目されていました。銀行の処理コストが半分になっても利用されない理由は憶測のみですが、先回銀行のブロックチェーン対応が急展開していることなどから…要は淘汰の最中なんでしょうね。銀行は銀行のシステムを改善し、仮想通貨は有用なものだけが進化しながら残る。

フィンテックニュースだらけに感じた5月の仮想通貨界隈雑感 – en1

元々あまり興味を持っていなかったのでここでリップルに触れるのも初めてだと思いますが、俗に言うマイニングがPoCでValidatorによる仕組み故に処理スピードが早いわけですが、Validatorがもはや国家を超えつつあるような大企業群というのが鼻につくので惹かれません。仮想通貨としての面白さはありますがフィアット通貨との迎合具合が今ひとつ関心を薄れさせているみたいです。

 

アメリカ証券取引委員会(SEC)はETH(イーサリアム)は証券ではないと結論

地味に良いニュースだと思いました。以下の記事は興味深く拝読しました。

10年後経営者さえいなくなる。イーサリアム財団で働く日本人が語るブロックチェーンが組織にもたらす変化

ということで今月のわらしべ数字です。

2018年6月 わらしべ通貨一覧 

2018.6.26 わらしべポートフォリオ

〓 わらしべ通貨雑感 〓

BTCが下がり続ければ数字に面白さは無いですがこの辺りが底の感じでしょうか?まだ下げるのかな?

TenXの下げが酷かったのでBTCが試されてる感じですかね。しかしあまりにも落ち着いてきたので支払いに使える場所が地味に増えてますね。使えなきゃ意味ないですし良いことだと思います。

HitBTCが日本人利用がNGになったのでBCNを全てウォレットに放り込みました。お祭り騒ぎも終了し静かです。300ほどマイニングホールドしていますが交換所デビューしていないので月次数値は相変わらずです。時々ウォレット内マイニングを楽しんでいます。

しかし6月中旬のBCNは「Difficulty:70,593,821,442」って!凄いことになってました。AEONの2倍なんて信じられない。一時Moneroも抜いていました。今は「Difficulty:38,668,430,635」。少し落ち着いたみたいですがそれでも非力なPCでのマイニングではなかなか捗らないですね。AEONもちょくちょく掘ってはいるのですがなかなか積み上げできません。

イーサリアムも同様ですがマイニングの在り方が再定義されている最中ですしパソコンお手軽マイニングはそろそろ終焉かもしれませんね。

でも時々こうして数値を眺めていると市場の様子が掴めるのでマイニングは引き続き遊びたいのですが最新版をインストールしようとするとウイルス扱いになりちょいと難儀しております。セキュリティーソフトの保護ファイルを解除すれば解決するのですが暫くはセキュリティを保持しておきたいこともありセキュリティソフトの指示に従ったままです。

しかしこの辺まで下がってくるとぼちぼちフィアットで手を出したくなります。かれこれ交換所も1年間利用していませんし、夏場のマイニングは部屋が暑くなるだけですし…ちなみに快適だった6月は半月外出していたせいで電気代が3,000円でした。

第9回 わらしべ長者的メモ「仮想通貨界隈は良くも悪くも安定期」 – en1

 

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