まだやってる日本のデフレ。「レンタカー1日たったの2,000円」

アクセスエコノミー
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3年ぶりに平日の心斎橋を散歩。

お客様が居ない呉服屋の女将は大あくび、眼鏡市場の客はゼロで。久しぶりに入ったブックオフはブックよりパソコン、携帯電話、プラモデル、ミニカーの占拠面積が増えていました。ついでにダイソーに入ったら床に座って携帯片手に作戦会議の外国人。

世の中すっかり変わりましたね。

関西訪日客割合は肌感覚として「中国4割、マレーシア3割、欧米2割、その他1割」な感じ。

たぶん当たっていると思いますが、改めて関西空港乗入れスケジュールを見るとエアアジアXの 「KUL→KIX→HNL」の恩恵がありそうですね。

それにしても関空と繋がる都市の魅力が低いこと。LCCの便数に驚きます。

いわゆる成田ルールの関空ルールとか耳にする結果なんでしょうね。関西空港からヨーロッパへはLH、AF、KL、AYのみ。アメリカ本土はUAとJLでSFOとLAXのみ。あとは全てアジア都市。国際都市というよりは国際町を作らないとマズイでしょうね。星野リゾートが頑張っても質的地盤沈下は加速するだろうな…とか思う今日この頃です。

さてと…

郵便ポストに入っていたティッシュ。約6-7年レンタカーを利用していない間に大手再編があったことは知っていましたが、レンタカー代といえばコンパクトカーで7-8,000円ぐらいの印象だったので「1日たったの2,000円から」の文字に衝撃。残念ながら4月からは少しずつインフレにしないといけないので物の値段が上がる時期ですが逆行のお値段。

(日本のデフレは筋金入り。若い子が貧乏になるべくしてなる構図)

(てか、まだティッシュビジネスが生きてることに驚き)

この近くにはもう1社類似会社があり、従来の会社もあり気がつけば激戦区の様相。当然のように各マンションの前にはカーシェアも4-5ヶ所見受けられ絵に書いたような「所有→共有」というシェアサービスが静かに展開中。

話を戻しこういう安いレンタカーさんのレビューを見るとなるほどな書き込み。

利用していない私は書くに及ばずですが、側で見た共通点は「立体駐車場」ということ。車内清掃をしている様子はしょっちゅう見ますが整備している姿は見えるわけもなく、そんな場所が無い。

しかし「常時20台」と書いてますから「立体駐車場」がデッドスペース化していたとも言えますしこんな場所での車維持が高コストすぎて需要が低いとも言えますし、ある意味シェアビジネスのマッチング成立という感じですね。

国産車は早々簡単には壊れないですし、諸外国と違って車検も義務付けられ定期的にメンテナンスはされますが、レンタカーなんて人によって使われ方は様々ですし、私なんて勝手に「3ヶ月に一度ぐらいはカンカン叩いて音ぐらい確認してるんじゃない?」と思っていた者からすると、立体駐車場から出入りする車を見ながら「これも省けるものは徹底して省く努力…というか会社経営ってハンパない苦労も…てか2,000円は宣伝費」とか思ってサービス期間が長続きしないことを願っていました。

これが続き、この値段を普通に感じ始めるとまた事故が起こりかねませんしね。

それにしてもこういう分野もフランチャイズの時代なんですね。殆ど全ての業種でサービスに乗っかれば仕事が成立しますが、それもある意味サラリーマン化してると感じるチラシでした。

フランチャイズという名のサラリーマンです。仕事は「xxしたい」ということも大事ですが「xxしたら儲かるし、人の役に立つし、だからxxしたい」というビジネスの流れを考えてる時が一番楽しいですね。

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