ネット情報は「ステルスマーケティング(つまりヤラセ)だらけ」ですね

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アウトドア関連動画を見倒していたのですが、キャンプがしたいのか、料理をみせたいのか、道中を見せたいのか、道具をみせたいのか。どうも「キャンプギア自慢大会」みたいなのが多い。

似たような動画でも海外はワイルド。日常的にある道具を使ったり、その辺の落ちているものを道具にしたり。野遊びというよりサバイバルに近いものも。

色々な動画を見終わって「似たような道具を使って同じことしてるわけで、やはり行き着くところはパーソナルキャラだよな」…とか思う今日この頃です。

さてと…

DeNAのキュレーションサイトがアウトというニュースが流れていました。いわゆる「まとめ情報でステルスマーケティングしてた」いった感じの緩い認識です。私が書いている文字も時に「ネット上にゴミを撒き散らしている」と考えることが度々あります。先回も書きましたが情報が正しいか間違いかを自分で判断する必要があります。単に「へぇ〜」ではダメな時代。

以前にもチラリと書きましたがクラウドソーシングの時代とは言え、そこに並ぶ仕事とコストは酷い中身も多い。そのようなサイトの仕事には「簡単な映像編集です。撮影はありません。仕事はたくさんあります。1件100円。」といった感じで動画サイトにトレンド映像や情報商材の類が量産されているようですね。ふざけてみたり、大食いしてみたり、壊してみたり…です。この分野の上場企業サービスも有名。

しかしこういった動画も情報量とスピードが増すと全く追いつけず自然淘汰へ進みます。芸能人の不祥事を嗅ぎつけてパパラッチする方も増えたようですが、続報があればたいしたものだと思います。動画再生課金で楽しめたのは昔話です。

私もお付き合いのある会社からライティングやリライトを依頼されることがありましたが、その都度「基本は御社で書かれたほうが良いですよ。何を書いて伝えるかも大事ですが、社会がソーシャル化すると誰が書いているかはもっと大切ですよ。」とお伝えしてきました。できれば下書きは会社の方が書き、それを下手くそながらも私がリライトする流れ。

もはやリライトツールがある時代に手間なことをしていると思います。私の場合はスピード追求をほどほどに止める方法。「文章が苦手」という声もしょっちゅう聞きましたが、そういう気持ちで情報を出そうなんて…です。

(真剣に取り組むと途方もない時間を要します。私は文章の専門家ではありませんので)

更に伝えたい内容の専門分野ではないことも多々。そうすると文章を作るのに何時間も調べ倒して自分の考え方をまとめる必要があります。その行為と依頼者の意図が嚙み合うことともあればその逆も。その文章をネットに流せばどのような反応が起こるかも妄想します。そういう過程を経てネットアップされる情報もあれば今回のようなコピペでポンのようなことも。

今回は同時に同類メディアサイトを非公開にされたそうですが、それは当然でしょうね。利益確保がコピペで上場企業となると頭をかしげます。特に人間の体(生命や医療)に関わる情報発信はとても難しい。そもそも同一個体が1つとしてないのに画一的な情報で処理できません。

例えば私は中年ですが、その中年の人生経験で書ける専門外の医療情報なんてほぼ皆無。そういった情報を書けるのは専門家、大病を患った経験者、体の不自由を感じる高齢者ぐらい。そのビジネスを統括されていた方は私よりもお若いようですが、アウトソース活用も難しい分野と感じます。

そうは言っても「読まれるから作る」という流れも否めませんね。

どちらにしてもネット上には「その時間無駄」ということが確実に増えています。

人生の可処分所得時間は限られていますので大切に使いたいと思います。私が子どもの頃、親に怒られながらたった1-2時間のテレビを見た時間とは比べ物にならない浪費ですね。しかも視聴すると課金される仕組み。凄い時代になったものだと思います。

 

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