年末年始は体調を崩しながら全速力で走り抜けました。正月気分などを感じる暇はありませんでしたが、約10日間はデジタルを完全シャットアウト。
久しぶりにアナログなスピードにふれて我に帰る時間ができホッとしております。場所によって生活スピードが違うので、どこに身を置くかで人生は大きく変わるとも感じる今日この頃です。
さてと…
ビッグアイランドにも出かけておりました。人間の適当な尺度で500万年前に生まれたという諸島の最も幼い場所ですがも相変わらずコロコロと変る天気は健在でした。
雨に、雪に、雲にと…。
人類の数を遥かに凌ぐ夜空を眺めながら年が明けたのですが、肉眼で確認できるものは僅か。
目の悪い私にとっては更に少ない光です。正面の月は三日月で僅か10%の月明り。十分美しい星空ですが、たった10%の月が邪魔だとも感じました。
同じ光景を洋上からも見る機会があったのですが、自分が乗っている船の灯りで星が見えなくなるほど人工物の影響に晒されている生活を送っていることを再認識した次第です。
日本とのゆかりも深いビッグアイランドですが、ここでは(日本人向けの)仕事のチャンスも多いようです。立派な養殖場は空港近く。豊かな海洋深層水が生産を手助けしております。
政府からの依頼で続けられる養殖技術維持の一部を担っているのも日本人。人気はエビ、ヒラメ、カンパチ。生態系を維持するために海洋ではなく陸上で養殖というのがミソ。
去年は読書三昧でスタートしましたが、今年はどうなることか…。
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