昨日無性にわかめが食べたくなってスーパーをはしご。
茎のコリコリ感とフコダインのヌメヌメ感を味わいたくなったのでした。子供の頃は昆布やわかめのヌメヌメ感が大嫌いでしたが…いつから好きになったのか。
普段は乾燥わかめを水でもどすタイプしか口に入っていませんでした。中韓国産だと200円ぐらいですかね?国内産だと倍近いお値段だと思います。
そこで見つけたのが島根県産の「天然生わかめ」。
いかに国内製造コストが安い地域と言ってもお値段が160円というのは驚き。
中国地方では知られたメーカーなのかもしれませんが私は初めての出会い。しかも「島根県隠岐諸島知夫里島産わかめ 120g」ですよ。どんだけ狩って加工したらこんな激安価格になるのか不思議ですが有難く購入。
「知夫村の荒磯で育った天然かわめ。磯を知り尽くした漁師達が一枚一枚丁寧に刈り取りました」
時間が止まったかのようなローカルCMに和みつつパッケージに書いてあることは男前です。
そもそも「知夫里島」という地名がマイナーすぎてパッと思いだせなかったのですが確かにありました。この島へは行ったことがないですが隠岐の島は風光明媚な場所で懐かしく感じておりました。
脳みそが北海道や東北産の昆布情報と混同している中で説明書きを読んでいたのですが、その情報自体が希少価値ですね。
「隠岐諸島の島前(最南端)の一番小さな島で島根最後の村「知夫村」は、人口約590人の、自然豊かな昔ながらの海が存在する岩礁に囲まれた小さな島です。春のおとずれと共に島の岩礁は天然わかめが生えます。」
なるほどなぁ〜。
久しぶりに古い写真をひっくり返して眺めていたのですが、長閑ですよね。

伊根の舟屋のような風情ある雰囲気の隠岐の島町の港
こういうものは開封してみないと中身がわかりませんが開けてびっくりでした。
調子に乗って全部開封したらザルに山盛り状態。
望んでいたこととは言え圧倒されました。製造方法はいわゆる生のわかめを沸騰した海水にさっと通して塩をまぶす「湯通し塩蔵わかめ」です。塩含有率は40%。

120gを水で戻すとここまで膨らむのか…
水洗いして好みの硬さで食べるだけ。
「芯抜き」されているので最も硬い芯は取り除かれていますが、食べやすい柔らか目の中芯は残っています。この適度な混合具合が嬉しいですね。
手のひらに乗せた真ん中辺りに残る中芯。

手のひらどこから顔サイズのワカメがゴロゴロ登場
最初はポン酢で食べていたのですが「これはワサビ醤油で一杯いけるんじゃない?」と思って試したら大正解。こんな食材が160円で私の口に入るなんて贅沢の極み。
商品が気になって会社HP、eコマ、FBを拝見するも息切れ中のご様子。
ネット展開は色々な手法がありますが、業者に振り回されることなくコツコツ積み重ねるのが◎ですかね?売値がここまで安いと広告費投下は必要ないと思いますが、こういう会社さんほどネット動画でのPRは息の長い広告手法としてはアリだろうなぁ…なんて思っていました。
サイトを見ると更にビックリ価格の商品が…しそわかめ!
なんでこんな激安価格にしてるんでしょうね。消費者としてはありがたいですが適正価格かと問われると???です。
この商品も島根や山口ではメジャーなふりかけアイテムですが、70gで100円!これまた有り得ない価格ですよね。100gで3-400円ぐらいしてもおかしくない商品が驚きのお値段です。まだ暫く流浪の日々ですが落ち着いたら注文してみようと思います。
喉黒だしが80gで1,000円ってどーなってるの?安すぎるでしょ!ということで、縁もゆかりも無い島根県大田市の「魚の屋」さんの「わかめ」が旨いメモでした。
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