メガネのネット注文に学ぶ「未来は人との会話が貴重かも?」な件

自動化
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

去年の1月だったと思いますが日が暮れたころに赤信号で車を止めた時に信号機の赤色がダブって見えたことがありました。ちいさい頃から目が悪いうえに車の運転も大嫌いですが「これはちょっと危ないかも?」と思い翌日眼鏡を新調しました。

飛び込んだのは地方都市の大型スーパーに入っているJINSです。

以前にもお世話になっていたので何のためらいもなくお店に入り、先に書いたことを説明し直ぐに視力検査してもらいました。その時ダッシュボードの中に入れていた予備のレンズも持ち込んだのですが、どうも「右目の視力が落ち、乱視が入り、老眼(進行中)」宣告を受けました。中年が終わるのも早そうだと感じたのを思い出していた今日この頃です。

さてと…

JINSメガネさんが眼鏡を自動で作っているというのはご存知だと思います。サンフランシスコの旗艦店でお披露目された時はちょっとした話題になりました。

眼鏡もラインが自動化しているわけですが、時は流れて今年の1月。昨年の1月に買った眼鏡は度数を少し上げて車の運転に支障がないものですが、日常的に使うと視力低下のスピードが増すので普段は1つ度数を下げたものを使っていました。

つまり新調前に着けていたタイトル画像の眼鏡です。

かれこれ5年以上普段使いしています。もちろんまだまだ使えるのですがブリッジの横辺りのレンズに傷が入ってるのが分かると思います。塗装が剥げている箇所も。

年が明けてから「なんか霞目みたいな時あるな」なんて思っていたのですが、よくよくレンズを見ると傷だらけでした。よりによって右側のレンズに傷が多い。

なんで傷が増えたのか分からないのですが「あれから1年経ったし、普段使いも車の運転と同じ度数にしよう」と決めたわけです。当然ながらJINSさんのサイトに行って登録情報を使えば眼鏡を選んで支払いすれば眼鏡が届くわけですが…。

情報は昨年の1月以前に注文したデータしか残っていなかったので「これだと意味ないし」とか思ってサイトをうろうろしていると「保証書記載の度数コード入力」だけでデータ更新できるって書いてあるのでその通りに進むとあっという間に上書き。あとは注文するだけ。注文確認メールには「1週間ぐらいで届けますよ」と書いてあったのですが4日目にして手元に届きました。

もちろん便利なんですが、会話したのは優しい人柄が溢れ出てる佐川急便のお兄様だけ。

「お届け物です。ハンコお願いします。」と言われ、私が発した言葉は「はい。ありがとうございました。」だけです。これを便利という言葉だけて終えるか、こんな流れで本当にいいのか?と感じるか。

視力はかなり細かい個人情報であり、パターン化出来るとはいえ手間なことですがデジタル化してデータ化されると誰とも会話せずに自分にピッタリの品物が届く時代になりました。つまり身近なものでは服でも靴でも鞄でもなんでもかんでも出来ます。

容姿と関係ないもので「カスタマイズできない」という方が不自然な時代が来ます。するかどうかは別ですが。カスタマイズされるわけですから個人の装着満足度は大幅にアップします。とても良いことですよね。

人が介在する時間が減ればコストは削れ商品の値段は安くなり「安いし買おう」という流れなんですが、最初に触れたとおり眼鏡も自動で作る時代です。こういう状況で何が求められるのか、皆さん血眼で探しておられると思います。私も。

新しいメガネでしばらく乗り切りたいと思います。

share
自動化
スポンサーリンク

コメント