冬が終わったと思ったらいきなり夏日。庭のリンゴ、さくらんぼ、桑の木から一斉に新芽が出て緑が優しく映えております。生命力を感じる季節です。
しかし今日は寒のもどりにプラスして風がキツく寒い!
(どないなっとんねん!)

左からりんご、マルベリー、さくらんぼ
そんななか、本日は折りたたみ自転車のメンテナンス記録。実家に無造作に置いてるもので、外に放置なのでそれなりにサビでおります私の愛車「Tern」です。
父親が亡くなり時間的ゆとりと同時に息抜きにはよい時間でした。
亡き父が元気なころ「Dahon」を譲りうけ乗っていたのですが介護が始まると同時に自分の荷物を倉庫に放り込んで実家に入り浸ることが増えて「実家で乗る自転車がない!」というとで近所の買物用に購入したものです。
(介護を終えたらダホン再登板)
一見キレイに見えますがずいぶん古い型で、あちこちサビて、塗装も色落ち。
でね、この手のタイヤは小さくて細い。そして以外とデリケート。
1年前にフロントタイヤがパンクしたので交換したのですが、つい先日リアタイヤがご臨終。同時にフロントタイヤを眺めると派手なひび割れが気になる。
(平均3年で2回のパンクって…)
使っていてるタイヤは20インチで定番の「シュワルベ コジャック 20×1.35(35-406) 」ですが雨ざらし放置だとこうなるんですね。
上がパンクしたリア、下がパンクしてないフロント。どちらもヤバい。
(なんだかタイヤも値上げで涙目)
しばらく考えて「おっしゃ、タイヤ丸ごと替えるべ!」と意気込んでみたものの、コジャックの亀裂を眺めていると他メーカーが気になりはじめ、お手頃価格で代案ド定番の「ビットリア タウニー クリンチャー 20×1.35(35-406)」をカゴにいれたものの、似たタイヤなので寿命の短さが気になり始め、少し毛色の違う「シュワルベ LITTLE JOE 20インチ 406 20×1.40 クリンチャー フォールディングタイヤ」に決定。
(乗ってみないと分からないのだけどね…)
ということでタイヤ交換ですょ!一日の用事を終え日没から修理開始。

真っ暗闇で作業すること1時間…
(工賃ケチっただけ)
変速ギア付きリアタイヤ交換なんて40年ぶり。折りたたみ自転車なのでプラモデルのようにパーツ化されており修理はママチャリより簡単ですがそれなりにコツも必要。
百聞は一見にしかず。本当に簡単に着脱できるのですょ。
ガキのころ亡き父から教わったことのひとつが自転車のパンク修理。
(仕様が1世紀変化していない乗り物のひとつ)
今回はフロントもリアも丸ごと新品に交換です。ちなみに中のチューブはド定番の「シュワルベ 20×11/8(406)用チューブ SV6」です。
無事完了。ただし…
真っ暗闇で作業してたらブレーキパッドを外したネジが…ない…。
(素人がやると凡ミス連発)
この際ついでにブレーキシューも全交換。
長らく放置していたので積もる汚れを大掃除。
これで1年ぐらいはもつかな。
ちなみにフロントタイヤは「Dynamo Hub with Kinetix Comp」ダイナモ仕様。ライトは「AXA Steady Auto(Lux70)」。特徴はステディ機能。停止時でも約4分間ライトが点灯し続けるため信号待ちなどの際にも安全性を確保します。地味に便利。
ダイナモで点灯するライトって昭和的で好きなんですよ。シマノのコネクターキャップを差し込むだけで点灯してくれます。
止まっても照らし続けてくれるステディ機能。便利ですよ。
そして、なんといっても買物にいちばん重要なアイテムがカゴ。
ターンの純正「Transporteur Rack」だとオドロキのお値段23,980円也!
(そのお値段で自転車買える…)
ということでアマゾンを徘徊すること数時間。
たどり着いたのが「【Amazon.co.jp 限定】 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 前カゴ フロントバスケット パイプバスケット 前用 アルミ製 軽量 【Mサイズ/Lサイズ】 マットブラック Y-7306/Y-7909」のLサイズです。
なんでこれを選んだのか?それは親の紙オムツ周りも積めるサイズだから。
そのお値段5,800円!
時々セールで4,752円!
リーズナブル!
(ちなみにコロナ禍前購入価格は3,680円!1.57倍の値上げですょ)
純正ではないのでネジ穴を金工用ヤスリで削る必要がありますが素材がアルミニウムなので短時間で加工できます。たぶん女性でもデキる。
(かなり重宝しているドデカサイズの前カゴ)
ということで、さきほどコンビニまでお出かけに利用。このタイヤ、良いですね。とても。
「シュワルベ LITTLE JOE 20インチ 406 20×1.40 クリンチャー フォールディングタイヤ」
ダホンやターンのようなミニベロ自転車のタイヤはスリックタイヤのように溝が浅いのですが、このタイヤはグリップ効果を感じます。普段使いにおすすめ。
ブレーキパッド交換でブレーキが効きすぎ!でも交換してよかった。ご覧の通りフレームのアルミ片とおぼしき残骸が大量付着。
(こんなにフレームが削られるものなの???)
そして「マックオフ」で車体全部をきれいに拭いて磨いて久々にあの甘いケミカル臭を漂わせながら軽快におでかけ。
余談ですかターン購入をご検討中であれば、中古でも「Tern Verge P20」はおすすめです。さすがに20段変速はめっちゃ速いですょ。以上自転車修理メモでした。

タイヤが折りたたんで売られる時代なんですね…
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