2023年になっておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
本日は未熟者が物欲に溺れたレンズ沼のメモです。
1月末のいまごろ正月の話をしてなんですが、年末年始は福祉施設がお休みなのでチーム通所組は自宅での介護仕事が爆増します。年は無事に越せたのですが、年始早々親のアクシデントにテンテコ舞いな日々でした。本当に大変でございました。
(現在も絶賛炎上中)
その合間に「ちょっとサイトを手入れ」みたいなことをしていると写真を撮りたくなり、ガサゴソしている時に、つい手を出してしまったレンズ購入メモです。
以前にメモしていますが殆どのレンズは処分済。
(沼地は埋立済)
ところで...
久しぶりにキヤノンとニコンのフラッグシップを見ましたけど、各社背水の陣。鬼のようなマニア向けプロスペック。最新テクノロジーを盛り込んだ商品を超高額商品として続々と投入していますが私にはまったく関係ない話。
そして私が買ったα7S(ILCE-7S)も発売から10年。
(私の脳はあれ以降時間が止まったまま)
α7S購入時「高級機種入手はこれが最後だろうな」と思っていました。
そして2020年に終売宣言。

2019年はレンズ断捨離祭りを敢行し、最後に入手したのが「SEL24105G」。
この万能レンズが1つあれば満足な生活を送っているのですが、マクロがね、不得意。
(再び遠くに沼地が...)
SEL24105Gは「24-105mm」だから寄りきれない!そのストレスたるや。あと少し...



まぁ、そんなことは承知の上で断捨離したのですが...
「スマホで十分だろ」という声も聞こえますが...
(タイトル写真が正しくスマホ写真。これでよくね?背景もしっかりボケてるし)
そこで残したレンズのひとつ「MINOLTA AF ZOOM 28-135mm」のマクロ機能を試すも、あとすこし寄れてない!明るさも足りない!なにより撮り方を間違えておる!
(まあ所詮は望遠の簡易マクロだから仕方ない)


簡易マクロ
(くそッ)
しかもめっちゃ重い!アダプターを咬まして約1キロ!長時間持っていられない。
そ・こ・で、「そーか、マクロと(超)広角ぐらいは出番がある」という悪魔のささやきを自ら発してカメラ沼へ出撃して買ったのが本日の主役、タムロン「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」。
(いわゆるハーフマクロ)



このレンズを一言でいえば素人が扱いやすい便利レンズ。
超近くが撮れ、超広くも撮れるレンズです。
(と、自分に言い聞かせて買ったのだ)
さすがにGマスターを買う甲斐性はなく、Gレンズを選ぶ理由もなく、せいぜいZeissとはいってもお客様に納品するわけでもなし。つまり趣味で気軽に楽しむための一本!
(と、自分に言い聞かせて買ったのだ)
ちなみに似た写真が撮れる高級レンズとの違いはなにか?といえば、細部までバキッとくっきりシャープに、逆にふんわりと柔らかに撮れるのが高級レンズです。
安いレンズはその辺が緩く表現されて当然。ゆーてなんですが、数万円の安いレンズにバキッと感を求めてはダメ。
このレンズは同じ規格で3タイプあり、購入したのは35mm。質量210g。軽っ!
20mm(最短撮影距離は0.11mm)
24mm(最短撮影距離は0.12mm)
35mm(最短撮影距離は0.15mm)
なんで35mmを選んだかというと、いつもアリのような小さいものだけを撮るのであれば迷わず20mmですが、それだと広々した場所の撮影には歪曲収差という、簡単に言えば歪みが出やすいので収差の小さい35mmを選んでみました。
(まぁ昔も今もビデオ撮影のワイコン装着なんて歪みまくってるけどね)
そして、この手のレンズにしては径がø67mmという、ちょっと大きめの印象ですが、購入した「最短撮影距離は0.15mm(つまり15cmまでピントが合う)」というのも珍しい仕様。同じ系統をソニーで探すと「SEL20F18G」はご覧のお値段。(ソニーはF1.8ですから)



ユーザーコメントを見ると厳しいものも多々ですが、このご時世に、このお値段でこれだけの画質ですから文句なし。いまや3万台で新品が買えます。
ということで庭先を適当にパシャリ。ピントはご想像通り。
目の前を飛んでいるタイ航空も。ピンとはロゴ焦点でパシャリ。
足元のウイスキーボトル。ピントはバランタインロゴ。さすがにくっきり美しい。
広角は試しておりません。本日は猛吹雪により後日試し撮り予定。
ちなみに15時半ごろ緊急で親の薬をゲットに病院へ向かったのですが、ご覧の通りホワイトアウト状態。この後さらに猛吹雪になり3m先の視界も見えない状態に危険を察してカメラ遊び終了。
話を戻し、センサーからレンズ端まで約10cmなので、このレンズ先から被写体までの距離は残り5cmです。これが20mmレンズだと1センチ先でピントが合うとなれば、寄れるギリギリまで近寄ってて「レンズが被写体に当たるんじゃないか?」ってぐらいですから、そういう被写体に出くわすと撮影が楽しくなりますよね。
ということでレンズ沼の淵に足を滑らせ、足首まで突っ込んだメモでした。
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