パナソニックの4KビデオカメラHC-X1000の使い心地

機材
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今日は久しぶりに物欲ネタ。パナソニック4Kビデオカメラ「HC-X1000」のメモです。いつもどおりオジサンの物欲メモは常に手放した後。今回も断捨離したのでカメラの良し悪しについてメモしたいと思います。

(今年もひたすら断捨離)

(てかあまり悪い点はない)

「まだビデオカメラもってたのかよ」と言われそうですが、まだございますの。

ひと頃まじめにお仕事していた時期があったのでございます。

たぶん4Kビデオカメラについて書くのもこれが初だと思います。

しかもそのカメラがパナソニックですから「お前パナなんて持ってたのかよ」と言われそうですが、使ってたんですよ。いつもながら思いつくままメモしてみます。

ちなみに令和3年時点のビデオカメラ情報は全くの無知。すでに4-5年アップデートしてないのでメモ自体が無意味で需要はほぼ無いと思いますが、自分でもたまーに古い機材情報を漁ることがあるのでメモっときます。思いつくままランダムに。

まず最初に「大きな欠点のないカメラ」とメモしとく

このビデオカメラは2014年の暮れに話題だったと思うので今から7年前のカメラです。

コロナ禍第5波手前に放出したのですが、2021年現在フツーに現役機として投入できるスペック。

今となっては全く珍しくないiPhoneの写真機能にある「ポートレートモード」でボケ味による遠近感が演出できますが、HC-X1000の最小F値はF1.8なので頑張ってその雰囲気を醸し出すことができます。4Kで。

とはいってもそのスマホの方は2017年のiPhoneXに搭載された「A11」の「Neural Engine」による学習結果の反映で、最新の「A15」までずーっと学習してるわけですから、スタンドアロンのビデオカメラが勝てるわけがありません。

被写界深度を考えない時代に向かっていると思うとその手の機能が付いたビデオカメラはいずれ出てくるわけで、そんなことを感じたものでサクっと手放しました。

(当時はスマホに圧勝だったけど、これから先は微妙)

 

最大のウリが「4K60p」という時代のビデオカメラ

これも今では全く驚かないことですが当時は画期的だったのですよ。

(残念ながら再びスマホ例になりますが…)

今はスマホでも同レベル撮影が可能になり珍しくない話ですが、ある意味たった7年でスマホでも「4K60p」撮影できることに驚きで、既に8K時代という…景色以外の需要ってドコのナニ?

ちなみにiPhone12のカメラ設定画面に書かれております通り1分で400MB食うサイズが「4K60p」ということです。おそらくiPhone13でもほぼ一緒と思われます。

 

解像度はデジタルシネマ(つまり映画仕様)の「4096×2160」 

すごく地味なアピールポイントですが…

細かいことには触れませんが4Kには2つの規格があり1つは本機HC-X1000の「4096×2160」です。最近はC4Kと表記したりします。もうひとつは「3840×2160」の4K。見た通り解像度が違い、HC-X1000はシネマ4Kです。

(だからどーした)

4Kはミラーレスカメラで今でもよく見かける仕様です。以前メモったPanasonicのネオ一眼は「3840×2160」の4Kです。

Sony RX10が逝ったので後釜にPanasonic FZ1000投入
有名な家具屋さん親子が経営方針で対立していたとか。ずいぶん昔に感じたことですが、ある一定の年齢を超えた経営者の方とお話ししていると、何かに対しての不安からか子供返りのような会話に苦慮したことを思い出し...

(だからどーした)

 

ローリングシャッターは気にならない程度まで抑えられた印象

メーカー宣伝にも「抑えて」と表現してあり「完全に消す」なんて書いてないわけで、実際「まぁ、ちょっと気になるっちゃー気になるけど、気にならない程度まで抑えられてる」って実例はユーチューブにいっぱい転がってると思います。(雑)

 

コンパクト設計でも光学ズーム20倍は大いに助かる

あくまでも2015年当時の話ですが、このサイズ感は類似カメラの中ではアマチュアから見ると「ちょっとこういうのが欲しい」という大きさのサイズで、プロから見ると「この程度のサイズでこんな画質ならアリだな」という小ささのサイズ感。

別の言い方だと「中途半端」とも言えますが、私は(どうしてもソニー製品と比べちゃいますが)「HC-X1000は、ちょっとボテっとしたフォルムが好きではないけど、機能として申し分なし」と感じながら撮っていました。

SONYのNXCAM、HXR-NX70J(防塵・防滴仕様)の使い心地
本日のメモは防塵・防滴仕様のビデオカメラHXR-NX70Jです。このカメラも3台使ってガシガシ仕事をしていた時期があるのですが、今年の断捨離アイテムに見事にノミネートされ、春先に全て嫁ぎ先が決まりめでたく手離れしたのでメモを残しときたいと思います。

以前「 NX70J」のメモで触れてますが「NX70J」は使い心地が良く、結果出番が多かったのですが光学10倍では物足りない撮影シーンも多々ございまして、そういう意味で「長く手元に置いて使うビデオカメラは光学ズーム20倍が要る」というのは私の持論。

「HC-X1000」を手元に残してもよかったのですが被写体が人間から自然界に移ると(最近は使っていませんが)プライベート用は「AX55(光学20倍)」が多用される結果に。このメモはまた別の機会に。

最近は「8KをFHDズームで見る」なんて動画も面白く、興味ある方はググってお楽しみください。

 

画質は美しいけど肉眼で違いを察するにはどうだろう

もう老眼だから…

以前メモした「VG900」と少し比較して書きますが、あちらは4KではなくFHDカメラ。

レンズ交換のビデオカメラですが、そのレンズに金をかけていると「これで2K画質なの?」という埋没感、立体感のある画が撮れちゃう変態ビデオカメラ。当時は「VG900」が現行品として出回っている時期でしたので「HC-X1000」の画を見ても「へー(棒読)」だったことを覚えています。

いゃ、その、実際は2〜4倍の解像度ですから4Kが美しいわけですが「VG900」でマクロやズームをレンズ交換しながら撮ると、例えば水が流れる様子、バッタが飛び跳ねる様子、工事用の生産ラインの小さな汚れや傷など、それはもう「肉眼で判断する意味はない、綺麗、ただそれだけで良いだろ」みたいな印象でした。

今回センサーに触れると色々アレなんで割愛しますが、ご興味ある方はセンサー比較されると面白い結果に辿り着くと思います。

でね、当時のYouTuberも(たぶん有り余る広告費収入の税金対策に)4Kカメラレビュー(デビュー)とかしてましたけど、やってる本人たちもデータ量、画質、編集の全てで「FHDで十分でね?」となってたぐらいですが、素人は「4K」って言葉に弱かったようで、一部のお客様から「4Kで撮れんの?」とか尋ねられたものでたまーに使ったのです。ほんとたまーに。

 

F1.8~F3.6/f=4.08~81.6mmでもやっぱ暗いよね

古い話になっちゃいますが、画素数が低いSD画角時代に肉眼ではほとんど真っ暗でも昼間のように録画できるビデオカメラに慣れ親しんでいると、FHDはともかく4Kの低照度の弱さにはがっかりしますが、このカメラも御多分に洩れずです。

やはり暗い。

(他のメーカーもまだ暗いょ)

お金をかければなんでもできますが、せめて1ルクスを捉える4Kが身近になれば長く使える名機になることは間違いないですが、まだ1.5-3ルクスぐらいじゃないかと思います。

(これはセンサー技術、サイズ、お値段の兼ね合いでもっと良くなるはず)

技術的にはできるけど、スマホ勢力やお値段との折り合いだと思います。

 

直感的操作がおすすめの3連マニュアルリング

ズーム、アイリス、フォーカスが直感操作できるというのはありがたい限りです。これはホント操作性抜群です。ソニーのHXR-NX100みたいな感じ。

ここの操作はちょっとプロっぽいよね。

 

広角「29.5mm」はちょっと物足りない印象

数年前からネット経由で無意識に「10〜21mm」の「超広角」画像を見る機会が増えてるので今までの広角に驚かないことに加え、iPhone12は「広角26mm」「超広角13mm」なので出来上がったデータを見る限り驚かないわけです。(まぁ静止画と動画の並列記載はダメですが…)

https://35mm換算.com/cameras/apple/iphone6/

ちなみにHC-X1000発売時のiPhone6の広角は「29mm相当」らしく大差ありません。つまり2015年頃を境に「写真(や動画)はスマホで十分」という空気に変化し、3年後の2018年にはカシオがコンデジ撤退という流れです。

現行の「HC-X2000」は「広角25mm」。ソニーの「HXR-NX100」は「29mm」。

「29.5mm」は人間の視野「約28mm」に近いのでそれで十分ですが、テクノロジーが肉眼では捉えられない場所を捉え、それを誰もがスマホで簡単に撮影確認できる時代に生きてると(比較すべきことではないのですが)感化されて驚きがないです。

もちろんどのメーカーも一緒。

〜・〜

どこかに撮影データがあると思うので時間があれば確認したいと思いますが、現行の2000と比較すると変化部分は小さい(と思う)ので、HC-X1000も「(令和3年時点で)新品級が15-17万ぐらいだと購入検討に値するかなー」なんて思います。

基本的にソニーのカメラばかり使っていたので画質の癖や個性、色味が異なるパナで撮ると新鮮ですが1台では苦労しました。やはり同じカメラが2台あると編集も楽。ちなみに(極めて主観が入りますが)パナソニックとソニーは割と近い色味を感じましたが個人的にはキヤノン色が好きです。

(キヤノンかょ。話バラバラやな)

このカメラは処分してもさほど寂しさもなく、あっさりとお別れ。

ここまで書いといてなんですが、やはりスマホ勢にやられてる感があります。

最初の方で触れましたけど、当時iPhoneXが発売されました。

時期としてはHC-X1000発売から2年後。

今でも覚えているのですがこの時の廉価版価格でも10万オーバーで「携帯で10万越えはちょっと手が出ないな」と思ったものです。事実買い替えませんでした。振り返ってみるとその時(2017年)がひとつのターニングポイントに感じます。

ここで潮目が確実に変わり、それ以降スマホは毎年確実にカメラ周りが進歩しています。シネマティックモードなんて「人間不要」に一歩近づけました。いわゆるAIが組み込まれた機器に人間が勝てるとすれば、それは感性のみ。

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最新のiPhone13が煮詰まってるとはいうものの、作品化を目指さないのであれば「もうスマホでええやろ」というのもよく分かる。そして2016年ごろからスマホ映画というカテゴリーが市民権を得ちゃって、詰まるところ「何で撮ろうが中身で勝負じゃ」ということです。

余談ですが、なぜかHC-X1500とX2000も触ったことがあります。

(理由は忘れた。撮影だったのか、知り合いのを触ったのか)

その時の感想は1000と1500はさほど変化を感じませんが、1000と2000はかなり違います。まずサイズがよりコンパクト化しているのに全体スペックが向上しており、そのお陰で細かい設定を怠っても(つまりAUTOで放ったらかし撮影しても)綺麗な画が撮れる印象でした。

考えても見れば4Kカメラ市場も10年ほど経つわけで少しずつ小慣れてるのは当然で、ものぐさな私にとって「コレえーやん、自動でこれだけ撮れてりゃ問題なし」と思ったHC-X2000を触るとHC-X1000には戻りにくい印象です。

(まぁ、パナだけの話ではなく、どのメーカーも同じ流れではあるが…)

なんやわけわからん結末になりましたが、HC-X1000は立派なカメラだったメモでした。

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