DVD「世界一への挑戦 南北アメリカ大陸縦断」のメモ

おすすめ動画
この記事は約4分で読めます。
スポンサーリンク

本日は介護の合間の緩いメモ。

このDVDに収められているテレビ番組を仕掛けたのが、かの「テレビ東京」さん。1984年に放送された、今から37年前のテレビ番組。実際のロケは更に1年ぐらい前でしょうね。

なんと私が小学6年生。当時の大人はこんなことをやらかしていた時代。

とりあえず昔の紀行番組は「飛行機からスタート」みたいなオープニング。

オープニングから川口浩探検隊を思わせる仰々しいBGMが使われておりますが、当時はそういった部類の番組だったことが伺えます。わたとし同世代だとお分かりいただけると思います。

この映像に映る「JA8111」を検索すると「へー」みたいなことでして、今となってはジャンボ機も古臭く感じますが当時は最先端です。

DVDパッケージは北米(90分)と南米(120分)に分かれております。細かいことではありますがCDは「made in korea」という時代。ファイル形式はMPEG-2。HD再生が可能ですが当時はブラウン管テレビですからそれが標準画質としてのHD再生です。

韓国製が低コスト時代

このパッケージを見ると「インターネットでの配信等をすることは法律によってチョメチョメ」と書かれています。1984年放送番組ですがDVDプレーヤー登場は1996年。いやはや時代を感じるDVDを発掘しました。

いま南北アメリカ大陸縦断は全く珍しくないですが、当時は画期的。

団塊jrでも無縁の「アンカレッジ経由」時代のDVDです。このDVDを見ながら「アンカレッジ経由とか言ってる世代も既に鬼籍だな」とか思っていました。

さてと…

なにがすごいってね、以下のカット。ロケハン出発準備の様子ですが「どんだけ人力やねん」という人数。37年前はこれがスタンダードです。そらーテレビがオワコン化するわけです。

スタッフの面々…

今や撮影から編集まで1人の時代。

そもそもこのカット。荷物をバケツリレーで車に運び入れるシーンですが、こんなカットがコンテンツになった時代というのがね。視聴者側ながら感慨深いです。

そんな余談はさておきこのDVDで見れるロケーション一覧がコチラ。

アンカレッジ
アラスカ鉄道
コロンビア氷河
カルガリー
ロッキー山脈 / バンフ
CP鉄道
バンクーバー

サンフランシスコ
ロサンゼルス
グランドキャニオン

メキシコ
オパール鉱山
グアダラハラ(テキーラ村)
サン・ハビエル農場
オアハカ(トゥーレの木 / 当時の幹は42m)
パナマシティ
パナマ運河

エクアドル・オタバロ
キト
ペルー・リマ
ナスカ
クスコ
サクサイワマン遺跡
チンチェロ村
ウルコス(鉄道)
ラ・ラヤ
チチカカ湖
ボリビア・ウアタハタ
ラパス
イグアスの滝

パラグアイ・アスンシオン
イタイプダム
チリ・サンチャゴ
プエルト・モント
アルゼンチン・ブエノスアイレス
ペリト・モレノ
アンティグア
コモドーロ・リバダビア
リオ・ガジェゴス
プンタ・アレナス
ポールベニール(フェゴ島)
ウシュアイア
ラパタイア

どーですか。この充実したルート。この全てを網羅しております。当時の感覚ではタイトル通り「世界一への挑戦」でしょうね。しかも今でも通用する目的地の数々。旅行業が相対的ビジネスであることを証明するDVD。

ロケ車の数々

各国でご覧の車をチャーターして上から下まで移動したわけですが、テレ東って昔から攻めてますね。横断幕の全てが家内制手工業です。それを車体にガムテで貼って、撮って、放映。詰まるところ番組の意図が視聴者に届けば綺麗か汚いかは関係ないってことでしょうね。

そしてこの旅に要した経費一覧。

テレ東としては社運を賭けたような仰々しい表現の数々。

これを令和で再現したら全て1人で完結できるでしょうね。有名なYouTuberなら広告費投下で80日を要せず凄い動画ができるんじゃないかと思います。これが今から37年前のテレビ番組。

ドリフ大爆笑とかやってた時代なんですね。いやはや面白いDVDを発掘しました。

share

コメント