2020年の仮想通貨/暗号通貨上昇祭りメモ

暗号通貨
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先日NEMからSymbolへのスナップショット(権利確定)をメモったら一時的にサイトアクセスが増えていましたが2020年のビットコインをはじめとする暗号通貨暴騰の仕掛け人は日本勢ではなく海外勢が主力らしく、日本の若者の熱しやすく冷めやすい性格を妄想していました。

わたしは握ったまま介護に追いまくられていたので100%放置状態で数字が勝手に戻ってきてホクホクですが、アルトコインのスナップショットで逃した案件が幾つかあり「もったいないことしたなぁ」とか思っている年末です。後の祭り。

今回は気になってブックマークしていたニュースを書き残しときたいと思います。

今年は明けても暮れてもコロナのニュースに辟易ですがコロナ禍で利益を確保しながら暫く生き残れる産業はこの分野しかないと思っています。法人も個人もこの分野に全く追いついておらず、政府も今頃「デジタル庁」とか言ってるぐらいですから日本の未来を憂う若者が増えるのもわかる気がします。

でもね、大昔にもメモりましたが時代が変われば価値も変わります。

タイトル写真は私のiPhoneに挟んでる戦争時代にマレー周辺用に発行された軍票。当時10ドル価値があったものでして「大日本帝国政府」と書いてありますが、今はただのゴミです。ご覧の通りレンズ部分を切り刻んで微塵も悔いなし。今は実用的に無価値。お金の価値は永遠ではありませんしその時代を生きるために価値があると思う人が増えれば価値があるものになります。

 

Pornhub決済手段が仮想通貨のみに

いきなり下ネタですが昔から「エロはテクノロジーを進化させる」と言われてるとかいないとか。

冗談はさておき、これというのは児童ポルノ掲載が発覚し、アカウントを片っ端から抹殺し、それに気づいたビザやマスターが決済から撤退し、残る手段が仮想通貨になったという話です。普通はこれで息の根が止まり倒産みたいな流れなんですが、そうなるかどうかは「エロは技術を進化させる」の真骨頂です。知ったふうなことを書いておりますがそもそもこのサイトの使い方はよく分かっていません。有料コンテンツとか素人コンテンツで稼ぐ仕組みがあるんですかね。

まぁエロサイトで盛り上がっても仕方がないというものの「性」は人類共通の外せない営みのひとつゆえに再び盛り上がるのかそれとも撃沈か別の意味で興味あるところです。

アダルト動画配信大手Pornhub、決済手段が仮想通貨のみに──ビットコイン等14銘柄
世界最大規模のアダルトサイト「Pornhub」はプレミアム会員料の支払いの手段で仮想通貨の支払いのみになった。対応する銘柄は14銘柄だ。理由はVisaとMastercard社の撤退にある。

使える通貨を見るとかつての賑わいとさほど変わっていない「先行逃げ切り一人勝ち」的面々で、そこには文字通り中央集権のない、得体の知れない、悪の温床になるとまで言われたモネロなどいまでも残っております。なかにはSECに叩かれているリップルも。時が過ぎて少し離れた場所から冷静に見れますね。まぁ以前の過熱時から「リップルは好かん」ことを書いてますが。

 

Give the Gift of Bitcoin with BRD

かつて盛り上がった時期にICOで買おうか迷って買わなかったのですが生き残りましたね。買おうと思ってメルマガ登録してたのでちょいちょい目に入りますが、考えてもみればこういったP2Pのやりとりは珍しくない時代です。

LINEのウォレットからギフトを開ければスタバのチケットを送れる時代ですからBRDのウォレットからビットコインがギフトできて当然。面白い時代です。

 

ブロックチェーンとウイスキーの良好な関係

今年はコロナ禍の宅飲みと関係なく年初にウイスキーを解禁し、かれこれ50本近く飲んでおります。殆どNV(ノンビンテージ)や安酒ですが抜栓せずに温存しているちょっと高そうなボトルを眺めながら「これって本物なのかなぁ」という疑いの目(まなこ)。

Brewhound Tours
personal log of alcohol lovers

下記の記事を見ますと「40パーセントに偽物の可能性がある。ヴィンテージなスコッチウイスキー55本のうち21本が偽物かあるいは記載されていた年に蒸留されたものではないかのどちらかであることを明らかにできた。」らしいです。ひぃぃぃ。

これが事実だとビンテージのほぼ半分が偽物です。

ブロックチェーンで偽造スコッチウイスキーと戦う エバーレジャーとグラスゴー大学が提携
12月18日の投稿によると、グラスゴー大学のスコットランド大学環境研究センター(SUERC)はウイスキー業界の偽造問題に取り組むため、サプライチェーン企業のエバーレジャーと提携するという。

日本国内ではいわゆるクラフトウイスキーが隆盛で、生産数が少ないので転売ヤーの格好の餌食になって暴騰気味で個人売買されておりますが、本物かを辿る術がありません。生産情報のトレーサビリティ実装は(たぶん)3年前から可能になっていますが、これを生産段階からブロックチェーンでマネタイズするバーボンも生まれる予定ですから楽しみとしか言いようがありません。

Wave Digital Assets - Building The Crypto And Digital Asset Ecosystem
Wave Digital Assets offers early-stage investment, asset management, treasury management, and strate...

それも先日メモったSymbolで実装するらしく、暗号通貨アセット商品で集金から流通まで完結する時代ってすごいですよね。例えば(ちょっと昭和発想で恐縮ですが)飲み終えた空ボトルに書かれたラベルを読み取ると空瓶ですら真偽がバレることになるはずです。

一般的に蒸溜酒製造所を始めようとするとウイスキーを寝かしている(3-5年程度の)期間コストを賄うためにプライベートカスクが売られたりしますが、その段階からブロックチェーンを使うというのが時代の主流になるんじゃないかと思います。クラウドファンディングで手数料を取られながら「集金販売成功」とか言ってたら時代遅れです。

 

Travala.com と Travelbybit.com が描く地球旅行の未来

OTAの支払いに暗号通貨が増えただけといえばそれまでの話です。別に目新しさはありません。しかし決済周りは異様にスッキリしすぎてますよね。

仮想通貨取引所バイナンスが支援する旅行予約サイト2社が合併、トラヴァラとトラベルバイビット
ホテル予約サービスのトラヴァラ(Travala.com)と、フライト予約サイトのトラベルバイビット(TravelbyBit)は、プラットフォームを統合することを発表した。どちらも支払い手段として仮想通...

でも一応サービス内容が気になるので両者のサイトを触りまくって見ましたが、その辺のOTAサイトと遜色ない機能です。乗らないし乗れないけどHND-SINフライトやホテルを検索してみました。使える通貨はご覧の通り。

老舗クリプトがズラリ

なかでも刺激的だったページが超シンプルな「HOW TO BOOK YOUR TRIP ON …」。

探して、選んで、支払い。当たり前だけどコレだけ。

フィアット通貨と違い初めからコレがデファクト。ネイティブ。

フィアット界隈は元々物々交換があり、紙や硬貨での現金交換があり、1億円強奪事件のようなことから銀行振込に変わり、それがスマート決済に紐づいてペイペイとかLINEペイとかやってるわけですが、暗号通貨はそーゆー過程を全て吹っ飛ばして最低限の維持費や手数料、場合によってはTRC20のように無料で送金完了しちゃいます。

私の予想ですがGoToキャンペーン依存度の高い有名大企業ほど本業プレーヤーとして淘汰され、ブロックチェーンでの簡素化に全精力を注ぐ新興勢力ほど本来の旅の醍醐味を提供できる会社として残り勃興してくると思います。

 

注目すべきブロックチェーン企業は増え続けている

昨年末こんな記事がございました。

2020年に注目すべき国内ブロックチェーン企業10選
2019年は、世界的に「ブロックチェーン」というムーブメントが改めて大きく注目された年だったのではないでしょう

2月にはコロナ禍へ突入したのでその後の展開は厳しいものとなり、いわゆる「ノリしろ」がないカツカツ状態になったところまでは確認しておりましたが…

ブロックチェーンは2021年、2つの対照的な局面に向かう
ブロックチェーン関連のプロジェクトには、コロナ禍によって加速したものもあれば、減速したものもある。その違いはプロジェクトの種類によって生まれたものだ。

どうやら主導権は中国が握りそうな空気ではありますがバイデン氏登場でどーなるでしょうね。

残念ながら情勢が厳しければ厳しいほど共産党お得意のトップダウン決裁が有用に働くことも事実ですが明後日には2021年ですから春には大きなニュースが走るんじゃないかと思っています。

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年の瀬にブラックロックがブロックチェーンや仮想通貨のSVP求人を出したとかGMOが円ペッグGYENを日本人以外にばら撒いて囲い込みとか…これというのは気がつけば仮想通貨に価値がつき始めている(というか無理矢理でも価値を付けちゃう)現実を見る必要がありそうです。投機事象はフィアット通貨界隈でも腐るほどありますから。

年末年始に時間がとれればしっかり目を通したいのですが読みたい本もあるし、介護もあるし、商品棚卸しも必要だし…みたいな年の瀬です。

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