今日は珍しく8時半から車を出して買い出しの旅へ。タイトル通りですが「両親が困る」と結果私が困るので転ばぬ先の杖です。
春の陽気で行楽には最高のお天気でしたがリーマンや公務員ではない身分だと売上と支払いのバランスが悪すぎて出かける気にならないぐらい落ち込んでる経営者も多いはずです。私も月初に仕入れが発生したので「この時期にこんな大金使って在庫持って大丈夫かな」と思いつつも「事態が悪化して流通がマヒしてからでは仕入れも一手間かかる」と判断して仕入れましたが一応仕入れ以上の売上は確保しギリ黒字。一応呼吸しております。月末まで実働7日というのに移動自粛もあり、小規模経営者は気が気じゃないとはこのこと。
雲ひとつない青空で朝から気温も上昇し「ほんとに世界はコロナウイルスとか問題なのか?」と疑いたくなるぐらいの快晴でしたが「大阪と兵庫は往来を自粛してくれ」というニュースが流れてきたということは、たぶんニュースにできない事態が想像できます。何かのフックで止められなくなるギリギリの情報コントロールだろうと思います。
やはり世界がこれだけ慌てている中で「日本だけ無事」みたいな寝言は有り得ないと思います。
とうとう政府の専門家会議から聴き慣れない「オーバーシュート(爆発的患者急増)」という単語が飛び出し、政府に対して「決断も止む無し」の前フリがなされたということは、この後世界が辿っているのがお馴染みの都市封鎖。
イタリアのベルガモは相当深刻ですね。街ごと消える勢い。
日本もここ2-3日の空気は東日本大震災での福一原発3号機爆発前後とそっくりな空気感です。目に見えないことへの不安が渦巻いて社会が完全に硬直状態。ベルガモの医師がSOSを出していますが、南相馬市長のSOSにそっくりな展開。陸の孤島状態なんでしょうね。
真面目な話し、2週間後日本で同じことが起こり得ます。イタリアでは火葬が追いつかず軍が出動しておりますが棺の数が凄まじいインパクト。
外出を控えればオーバーシュートタイミングを遅らすことができるかもしれませんが私もいずれ感染すると覚悟しといたほうがよさそうです。
まぁ日本は島国ですから既に半ロックダウン状態と言えますが、WHOが最初に人の往来を阻止しない発言をした結果が現在の中国や欧州ですので日本がもしオーバーシュートすると状況は激変します。やはり武漢やイタリアのそれはほんの2週間程度でこの世の地獄の如き大変化でしたので桜が満開でもロックダウンは想定しといたほうがよさそうです。もしアフリカに飛び火したら医療以前の地域もあるわけで大惨事が予想されます。
でね、我が両親は既にセニアカーを使わないと出かけられないほど体力が落ちているもので、このタイミングで急にロックダウンとかされたらただでさえ体重が少ないのに餓死しちゃうので日持ちするものを少し買い置きした方が良さそうに感じてのお出かけと相成りました。
そもそも災害用の非常食やグッズを投下してあるのでいざと言う時は食べればよいのですが、結論から言うとワクチンが出来るまで事態は収まらないわけで、ぼちぼち日持ちするものを食べる意識や習慣の準備です。
いや、その、何が大変ってね、日持ちする野菜といえばジャガイモ、サツマイモ、玉ねぎ、かぼちゃ等ですが、どれも重い野菜ばかり。かぼちゃなんて切ってあると傷むので丸ごと買わないと意味なし。ロックダウン直後は大混乱の可能性がありますが落ち着けば買物もスムーズに済ませられると思います。でも持ち帰るのは大変ですよね。
そんなこんなで根菜類を買い、葉茎菜類も少し買い、冷凍野菜も追加。とにかく重たいものを中心にお買い物。ついでにドラックストアで落とし紙も購入。オープン時間に合わせて普段は行かない都市部のイオン系列に突撃しガラガラで助かりました。用事を済まし30分で撤収。
私がウロウロしている田舎は桜の開花宣言が未だですが、そこらじゅうで満開。明日も天気はピーカンだそうですが暗いニュースが続きますね。
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