包丁を新調したの巻 : はじめての青紙スーパー鋼

ひとりごと
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先日父親がまな板を新調しておりました。理由は長年使っているものが重いから。

体重が40キロないので当然ですが、事のついでに「包丁を買ってくれんか」とのこと。理由は切れ味が悪いから。そこで「予算はいくら」と聞くと安値を言い放つわけです。そこでこちらも売り言葉に買い言葉で「安い包丁を何本も買って、安物買いの銭失いでんがな」と言ったら不機嫌になりましたが、事実安い包丁を何本も買って喜ぶ父親です。

ついでに書くと包丁を砥ぐことが下手な父親。珍しいですよね。昭和世代であれば「包丁ぐらい砥げるだろ」と思いますがダメ。祖母などは庭に置いてる石に刃先を当てて砥いでいる姿をよく見たものです。その中でもタイトル写真は守谷宗光でして、たぶん銀三で、一応天下のヤスキハガネだかからスパっと切れるはずですが...正月休み中にでも砥ぎたいと思います。

圧倒的不審者の極み!的地味な作業。よく見れば刃が欠けてる。

でもまぁ買わないとね。

包丁といえば燕三条、関、堺、三木ぐらいが最有力候補。長崎、高知、福井も有名なことはチラリと知っているのですが、実は大穴で種子島の包丁なんかも気になったりしつつ相当悩みました。若い人で凝り性だとツヴィリングのボブ・クレーマーとかだと思いますが、(私が使うわけでもないのに)できれば国産でバキッとしたやつを入手したいと思って勉強しました。全然関係ないけどツヴィリングも団塊jrより歳上はゾーリンゲンで記憶してますよね。ジジイ化まっしぐら。

いやぁ、それにしても奥が深いですね。

なんとなくネームバリューで買いそうな包丁ですが、今回は産地やブランドは一切無視。素材と鋼で切れ味を想像し、ノーブランドでも評価が良いもの攻めることにしました。以下の要素をより多く含む包丁が希望です。スペック解説は別のアフィサイトに任せます。

  1. タイプ・用途は三徳包丁
  2. ステンの割込み鋼で青紙か銀紙(通称ギンサン)
  3. 鍛造(たんぞう)
  4. 槌目仕上げ

鋼は青紙(スーパー)鋼が頂点として有名ですが、両親もポンコツ気味で包丁を拭き忘れることも多々なので錆びにくく砥ぎやすい銀色から探すことにしました。鍛造は字の通り鍛造です。槌目は切ったものが包丁から剥がれやすいように。

が、しかし、銀紙(での鍛造や槌目)はコストパフォーマンスが悪いのか?需要がないのか?なかなか手頃な商品を見つけられず、結局は1から4全てを満たすノーブランドの青紙スーパーで、黒打ちに少し磨いたものと相成りました。ノーブランドとは申しましても名入れ前の包丁というだけで製造地は判明しておりますが世界に名だたる関でもなければ燕三条や堺でもありません。

ちょっと話がそれますが、なぜか私、過去に鍛造で商品を作る会社を3社も撮影したことがございまして、勝手な思い入れがございます。包丁はプチな鍛造ですが、1トンを越す現場は思い出深く、設置しているビデオカメラが鍛造で揺れて画にならず、50mぐらい離れた場所から光学ズームで撮ってもカメラが揺れて苦労した記憶があり「槌目の残った鍛造の包丁なんて日本のものづくりっぽいなぁ」なんて妄想してる次第です。そんなトン級鍛造って需要あんの?と思われるでしょうが結構需要があります。身近なようで身近でない自衛隊護衛艦のホニャララみたいな。

恐ろしいほどの切れ味です...

こんな緩いメモで今年は締め括りたいと思います。年末年始はこの包丁で両親に何か旨いものでも料理して食べてもらいます。やはりよく切れる包丁を使うと料理が上手くなったような勘違いが生じますね。ではでは。

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