23歳でロレックスを身につける感性

ひとりごと
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久しぶりに人混みの多い場所に出没しました。

近年仕事での付き合いが増えた方ですが、酒を飲む機会もなく、機会は作らないとやって来ないので「じゃあ真昼間から昼飲みしますか」ということで真昼間から宴。私はビール、相手はハイボール。食事はほどほどに約2時間ほど親交を深めました。

写真加工を見ると私は歳をとり、相手は船越英一郎ですが…

このお方の素性はそのうちメモるとし、ザックリ書くと氷河期世代ど真ん中です。私より少し年下。だけど結婚して、子どもは3人。もちろん頑張って働き、「嫁さんも仕事してるよ」というダンナです。もはや氷河期世代でそこまで頑張れていることが素晴らしいことで、対面に座す私の体たらくぶりたるや、すっかり田舎ジジイ。

でね、この方の腕に輝くはロレックス。

ロゴすら認識不能の手ブレ撮影でごめんね

本人の自慢話ではなく私が興味本位で尋ねただけです。「その時計どこの」と。

されている仕事内容もなかなか大変で、このぐらいの腕時計をされていて当然です。時計の面構えは昭和モデルで傷だらけのロレックス。確かオイスターパーペチュアルのコスモグラフデイトナっぽい面構えだったと思います。ガッチリした体格の人にはガッチリした時計が似合います。

そんなことはどーでもよく、これを買った年齢を聞いたら返事が23歳でした。それが驚き。私が23歳の頃は海外散歩にどハマりしていた年齢ですが、人によっては腕にロレックスですよ。人生はそれぐらい違っているから楽しいのですが、当時の私はカシオやALBAだったと思います。

この時計を手に入れる経緯が面白く、働いていた会社の社長が質屋からこのロレックスを買い戻したそうです。誰が質に入れた時計かはど忘れしたのですが、とにかく知り合い筋の時計が質流になるのを阻止したそうです。それに同行していた23歳の若者が「ボク買います」と言ったのが四半世紀前。そのタイミングで名乗りを上げる若者もいれば、それを渡す社長。それに応えるロレックス。オーバーホールすればずーっと動くのがロレックスのロレックスたるゆえんです。

ほんとに凄い感性だと思いました。

もちろん質屋にいたぐらいですから中古で買ったとはいうものの…23歳ですって。

ホントに私ってつくづくボンクラだと実感。

高級腕時計をしているから人物がどうこうという話しではないのですが、例えば私の手元にある腕時計を高級というかは横に置き、まぁ数十万するものを買ったのは40歳を過ぎてからです。それも良いものを見る目を養う修行のような心境で「いっちょ買ってみっか」みたいなことです。でもとてもロレックスを買う勇気のない小心者。

これね、別に仕事で持ち上げて書いてるわけではありません。もちろんロレックスやオメガは高級品で、その先に超高級品があることぐらいは知っているのですが、それを知っていようがいまいが23歳でそういうものを身につけようと思う動機や感性が純粋に凄いな、と。

ちなみに私の普段は以前にここでメモったカシオですよ。まもなく50ですが、なにか

女性に似合うデザインのプロトレック Limited Model PRW-7000TN-8JR – en1

いや、これでも普段はインドア生活ですから使わない贅沢機能だらけです。

食事もそこそこに約2時間の宴が終わりました。

もうこんな飾りが出回る時期でしたか

ちなみに互いの高校時分の緩い夢や憧れを確認したのですが、こちらのお方は中華料理のコックで私は剥製作り職人。どちらも全く関係ない道を歩んでおります。まぁ人生なんてそんなもんですよね。

楽しい時間でした。また会いましょう。

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