2019年10月の雑感メモ – 今月の肝ニュースは少子化ですかね

10月の増税パーティーは台風と共に吹き飛びましたね。千葉の方々もなかなか大変そうですが大災害を経験してるとなんで逃げないのか不思議です。そうかと思えば定価で買っているのに「コンビニがポイント還元で安い」とかアホなツイートには降参。スーパーでのそれは多少恩恵がありそうですが、それでも結論として支出額は増えますから財布のひもはかたい...なんて表現も死後になりますね。スマート決済ですから。すると今度は1日10億還元とか。

このニュース、何歳ぐらいで線引きされているのか気になるところです。私の周りではあまり使っている人を見かけません。例えばイオンだと5%引きを乱発しているので高齢者はWAONに捕まったままだと思います。中小スーパーはこれに追随しているので似たり寄ったりだと思います。零細スーパーで買い物をしている田舎の高齢者は蚊帳の外だと思います。おそらくキャッシュレス支払いもビッグデータがあるはずで、とても知りたいですね。どこかの世代がイノベーションを阻害しているはずです。今回の増税を機に支払い方法の多様化についていけない地域が炙り出され、そういう町のスーパーは撤退を早めるかもしれませんね。私だったら逃げます。

てなことで今月の雑感です。

適格請求書発行事業者の件

かなりザックリとしたメモですが、日本でお金に困らない生活を送るには終身雇用されるかどうかは別にして公務員か大企業以外に道がないと感じております。つまり厚生年金適用範囲で且ボーナスゲット組。だけどそんな息の詰まるような生活はムリゲーという人だらけというのも事実。そーなると次なる理想はたった1人でも法人経営者ですがこれには手間暇だらけで万人には向きません。一人会社で絶好調であれば良いのですが、そんなことは長続きしないですし、そもそも会社は大きくする度量が必要。そこで小さくフリーランス的自由度の高い生き方が定着しつつあった今日この頃水を差す仕組みが適格請求書発行事業者です。まぁまだ先のことなんですが、ちょっと頭が痛いですね。なんだか生きにくい社会へ向かっておりますな。

 

AXESS終了ですか

旅行会社が飛行機予約する国産システムが撤退のニュース。

私が若き頃チラっと触っていたのはアクセス、セーバー、アマデウスでしたが、なんやかんや言ってもアクセスを見る機会が多かったように思います。とりあえずアクセスで在庫を見てホールセラーに予約を投げるわけですが、そのホールセラーが要らない時代です。そして老舗のランオペも退場らしいですが、JALも一度は潰れたことを肝に命じたせいかスリム化維持を止めませんね。ANAはA380コントロールに全精力を注いでる感じです。タイムセールやマイルアップも同時進行ですから薄利でプラマイゼロのような気もします。

実はセーバーもよく触っていた時期がありますが、つい先日検索したら当時担当してくれていた女史が今も活躍されていることに驚き。当時はエグゼクティブでしたが今では立場な肩書きです。いずれにしても日本は全産業に渡って自前でコントロールできるものが確実に減っています。結局アマデウスに食われて終わりです。個人的にはアマデウスには悪い思い出しかないのですが....。

 

介護保険自己負担額引き上げ

今は月額上限が4万4400円ですが、これが2021年から14万100円まで引き上げられるニュース。

2017年の7月までは上限が3万7200円でしたがここから先はエゲツナイですね。

年収が770万までは4万4400円のまま、年収が1160万までは9万3千円、それ以上が14万100円です。

ザックリ言うと沢山稼いだ人はもっと払えという仕組みでして、それはそれで当たり前ですし高額介護サービス費で還付されはしますがなかなか大変な制度変更だと思いますよ。というのもこれから年老いてゆく預貯金の少ない状態で年収770万以上の生き方をされている方は案外身近にいます。独身でも既婚Wインカムでも。でね、今回の2%増税もそうですがあらゆるコストがジワジワと値上げ傾向です。自己負担額も今は1-3割ですが、それもいつまで続くかわかりません。人が減りますから介護内容の格差も深刻でしょうね。どなた様か書いてましたが制度変更に左右されない超金持ちと一文無しが最強で、それ以外は全世代負担型という恐ろしい展開。

仮に年収が770万までは4万4400円だからといっても、子育てしながら貯金となれば爪に火を灯す生活ですし、都会でエンゲル係数が高いディンクス生活だと貯金が大変。我が親もぼちぼち介護保険のお世話になっており、動物的感とすれば年収約770万円以上の世帯が介護が必要になった時に受けるダメージが大きいような気がします。

人生の最期は人それぞれなので一概に言えませんが高収入の方が介護のお世話になる場合、タイミングによっては即日退職願い、会社解散、廃業という選択肢を即実行しないとせっかく貯めたお金が湯水のごとく消えるでしょうね。

これね、結局ビジネスなんですね。人生最期までお金。冥途の沙汰も金次第みたいなことです。

例えば飛行機だったら金を払えばファーストでもビジネスでも乗れます。庶民でもエコノミーよりちょっと広めの席も選べたりします。それがサービス業を知らない「介護サービス」では基本的人権を無視するようなことが日常茶飯事。

金額が「4万4400円、9万3千円、14万100円」の3クラス制でも介護施設のベッドも食事も全部エコノミー扱いです。処方される薬の効き目も等しく一緒。お金ありきで制度設計すること自体を止めた方が良いと思いますが皆さんどう思われてるのやら。もし私が逝く頃に最低負担額が4万4400円を超えていたら、もはや年金相殺しても赤字の人が山のように存在しますので、嗚呼おそろしや。

老健の冷遇メモ - たぶん団塊の世代は耐えられない - en1

 

出生数90万人割れ

10月最も大事なニュースはコレでしょうね。

全ては団塊Jr以下の世代を黙殺した結果ですから仕方ないことですが、今生まれている子どもたちが死ぬ頃の日本を想像すると色々と考えさせられます。先の介護自己負担額と一緒でこれもお金中心に考えざるを得ないわけです。首相の決めゼリフだと「力強い経済」です。お陰でお金に余裕がないと前へ進めないという思考になっている事が異常だと分かっていても誰も変えないなら結婚しないし産まないという流れは当然で、本能的自己防衛をしても税金で手取りが減るとなれば、来年の出生数は更に減るはずです。ここから先は加速が増します。

よく会社経営でビジョンが問われ、「そんな夢物語いる?」みたいな会話をよく聞きますが、未来が予見できる世代に入れ替わろうとしているからこそ「国家はビジョンが必要だなぁ」と感じます。今の与野党のように常に従来路線の延長で物事を語る老害では亡国かもしれません。

「少子高齢化」を終え「無子高齢化」へ - en1

以前にもメモしましたが、20代でバブル崩壊、30代でリーマン、40代でもう一発殴られたら、その時代を生きた若い世代にとっては「とゞめの一撃」です。社会が衰退縮小中にもしリセッションとなれば子育て中の人は完全に巻き込まれ、そこに自然災害が重なると...自然淘汰なのか人工淘汰なのか...。

いまだに「衰退を止めるには」「待ったなし」「経済が回復すれば少子化も回復」みたいな論調を目にしますが、現時点で頑張っても止まるのは半世紀後みたいなことですから手遅れで、多死社会で経済が回復するのも無い話し。移民推進の決断も遅いですが、想定より減るスピードが速すぎるので落とし所を誤ると移民数で取り返しのつかないことになりそうです。

ちなみに「金を配ったら解決する」という文字もよく目にしますが、ここまで冷えきった状態で急回復させることは難しいと思います。額にもよりますが1千万、2千万程度の支給では子育てリスク可視化が際立ちます。それぐらい若者は生活が不安定で原資がない。仮に大金を支給できたとしても「授かりもの」ではない感覚に感じる人も多いでしょう。

庶民はインスタ蠅とかゆーとる場合ではないですし、政治家は衆院本会議で与野党共に的外れな論戦をしとる場合ではないですよね。ドヤ顔で。ホントに。15日に病院の帰り道、車内テレビで少子化推進担当大臣の答弁にあんぐりでした。あんな答弁を見たら子どもが増えないと確信しますって。

 

台風19号の爪痕「警戒レベル4」は、全員避難!

大騒ぎしていましたがありがたいことに私は普段と変わらぬ生活でした。

今回は規模が大きく「ただちに命を守る行動を」という文字を何度も目にしました。台風上陸2日前から警戒指示が出ており、当日は警戒レベル4や5が頻発しましたがどれだけの人が避難されたのか謎です。

警戒レベル5での避難は手遅れです。

警戒レベル3 = 障害、高齢、乳児と支援者家族の避難
警戒レベル4 = 全員避難
警戒レベル5 = 既に災害発生中。

今回は市町の発令などという悠長なことを言っておれない台風で「国と気象台は5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる氾濫発生情報を発表し、最大限の警戒を呼びかけています」という状況でも逃げないわけです。皆が口を揃えて「あっという間に水没して...こんなの生まれて始めてで、想定外」とか言ってました。まぁ気持ちは分かりますが警戒レベル4が出ているのに避難せずに自衛隊の助けが遅いとか論外。避難先で災害に合うことも有り得ますが、それはもう警戒レベル6みたいなことで、人間ではどうしようもないことだと思います。

過去に例のない台風19号のお陰で前例が出来たので来年以降も同クラスの台風が来る可能性はあり、警戒レベル3になったら避難という意識が大切ですね。

今回は思いのほか東京や神奈川の被害が少なかったように思います。それよりも東北、長野、千葉が厳しい。でもニュースを振り返ると東京も神奈川も大災害は紙一重だった気がします。多摩川を満タンにし、堤防からちょろっと水が溢れただけで泥だらけの町を見ると、この規模の台風が来たら逃げないとダメでしょうね。都内治水の素晴らしさを賞賛する人もいますが、今回がピークというのを証明したようなもので、ペットがいるから逃げられないとか避難所がないとか...物事の優先順位が決められないなんて、どんだけお花畑なのか。

今回しつこくアナウンスし続けた「ただちに命を守る行動」は、そう遠くはない「未来の災害対応は自助のみ」という布石にしか聞こえませんよね。災害体験がある人であれば「命を守る行動」の連呼にピンとこないはずがない。

毎年「過去に例がない」とか「50年に一度」とか言いながら確実に記録更新中。来年は「去年の台風19号と同クラス規模の台風」とか言ってますかね?

「備えても憂いあり」災害に備えて7日分の非常食を更新 - en1

 

「好景気」から「経営環境の厳しさ」という手のひら返し

9月まで絶好調で増税スタートしたばかりなのに2週間も経たずしてセブン&アイ社の大量リストラが発表されました。概ね30万人規模の場所にある大規模小売店舗は順次リストラだと思います。つい最近は黒字のキリンが45歳以上を切るのが話題でした。どの会社も歪なピラミッド組織を早期にテコ入れしたいようですが、放り出される人はまだ働き盛りの45-60歳ですから大変です。

200名前後ぐらいの希望退職はニュースにならないことも多く、ネットで一つずつ拾うと「で、どこが景気が良いの?」というぐらいリストラは日常茶飯事になっております。

なんとなく時代がリバースし始めてますよね?

定点観察しないと分かりにくいのですが、百貨店、総合スーパー、コンビニが同時リストラ中で、町の買い物導線が急ピッチでコンパクト化へ向かっているようです。先のいずれもこれからが本番で、閉店も早い者勝ち。逃げ遅れると「過疎った地域に唯一」みたいな責任を負わされるのも時間の問題。

最近はコンビニが24時間をやめてどーたらこーたら言ってますが、都会に住んでると人口が多過ぎて迎合してアホになるのかもしれません。今時ネットでいつでも注文できるので食費以外でコンビニに金を落とすことがなく、コンビニ支払いもスマホ決済となれば単なる弁当屋です。24時間営業する必要がないと思いますが、コンビニは24時間営業するところに価値を見出しているとすれば呪縛ですね。

てなことで今月のメモは短く終了。

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