SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G のメモ

機材
SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G
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久しぶりに物欲系メモです。

相変わらず断捨離を続けており、レンズも8割処分し、まだまだ継続中です。

手放すとなると「あんな動画、こんな写真を撮ったなぁ」と色々な思い出がよみがえりますが躊躇なくおさらばしました。もちろん残したレンズもありまして「コニカミノルタ AF ZOOM 28-135mm F4-4.5」はオンボロレンズなのに捨てませんでした。以前のメモに「SEL24105G が気になる」と書いていた通り、中古ではありますが買いました。本日はそのメモです。

レンズ選びで困った時の答えはやっぱり便利レンズだと認識 – en1

でね、なんで「SEL24105G」が欲しかったかというと、もちろん「便利レンズだから」なんですが、それなりの理由がございます。

以前ソニーのNEX-VG900というビデオカメラのメモを残しました。

SONYのハンディカム NEX-VG900 の使い心地 – en1

これが35mmフルサイズセンサーを触った最初のビデオカメラです。基本ビデオですがカメラ性能はα99とほぼ一緒という変態ビデオカメラのメモでしたが、NEX-VG900仕様はフルサイズのEマウントレンズ対応なのに、その当時はフルサイズのAマウントレンズしか販売されておらず「Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM」にアダプターを咬まさないと使えないという訳のわからないビデオカメラでした。

その後、結果としてはミラーレス戦争に一石を投じたのが(たぶん)α7です。

α7(ILCE-7)発売はそれなりに衝撃だったなぁ…

これもしばらく使っていましたが、このカメラもEマウントなのにオジサンが使ってきたレンズはVG900のせいでことごとくAマウントにトランスルーセントアダプターを咬ますレンズが増え続けていました。今となって既に古いα7sユーザーですが相変わらずAマウントばかりで「もうそろそろ純正ノーマルな使い方で便利レンズが1本あればいいや!」ということでSEL24105Gを購入しました。SEL24105Gは本当に良い便利レンズなので、もしカメラバカに戻らなかったら生涯でカメラは買わないんじゃないかと思うぐらい気に入りました。

余談ですが、撮影が仕事の時は「時は金なり」なのでマウントアダプターを付け替える時間も惜しく、常時Aマウントレンズ4本にアダプターを付けっぱなしでした。たぶん2012-2013年頃には使いまくった便利アダプターです。そのアダプターも近日断捨離予定です。

 

SEL24105Gのおすすめポイント

メモできるほど触ってませんが一応…

  • 寄りのボケ味と引きのシャープさの両方を兼ね備えている
  • おおむね好みの焦点距離で収まる
  • AFの速さにストレスなし
  • F値4で全く問題なし。マイルドなボケ味が得意そう

ちなみにGマスターレンズだと、更にこの上をゆく表現力だそうで、サンプル写真を見ると確かに違いを感じます。最新カタログにはあくまでGマスターレンズの説明ですがGレンズにも通ずる説明文が載っていました。

「カメラの未来を見据え、本来両立しえない高い解像力ととろけるような美しいぼけ味、この二つを高次元で表現する」という強い志を持ってこのレンズは生まれた。 G MASTER

書くまでもない当たり前のことを書きますが、このレンズはソニー製品のボディに合います。そもそもα7s系シリーズは最高ISO感度409600という変態仕様で「なんぞ軍事技術とか使ってんのか?」みたいな一般庶民が未体験ゾーンの超高感度カメラとして度肝を抜かれたのですが、お馴染みのキットレンズSEL2870で撮り比べると肉眼で明るさの違いは簡単に認識できます。振り返ってみるとこのカメラ登場後はネット上でも夕景、夜色、残影の美しい写真が増えました。

…最近は風光明媚な場所が疎遠なので参考になる写真がアレですが…

とりあえず家の中のお花でパシャり。どれも60cmの距離です。

玄関のお花。かなりシャープに撮れますね。

トイレの花。流行りのボケ味も強烈な効き目。

室内のお花。水滴も綺麗に捉えています。

ちらりと外に出てこの時期の天敵スズメバチの巣作り。

距離は80cmぐらいです。巣の大きさは卵Mサイズの半分ぐらいですから距離を考えるとよく捉えてますよね。少々逆光気味ですが、これといった小技を使わなくてもフツーに巣&蜂だけクッキリと。あえて切り出しませんが、こういう天を見上げた不自然な姿勢でも楽に撮影できると広角の出来栄えが楽しみになります。

駐車場屋根のスズメバチ。

以下、ちょっと田舎の都会部でテキトーに撮ってみました。

典型的なアジサイ

民家の軒先にあった鉢植えアジサイを真上から撮りましたがコントラストがクッキリですね。単なるフツーのアジサイでも凛々しく見えます。

紫陽花 : シュガーホワイト

狙ったのは右側中央の大きなやつですが白い花びらでもクッキリと丁寧に捉えてると思います。それ以外はマイルドにボケてます。

ピンクのガクアジサイ

時期的に紫陽花祭りになっておりますが…流れるフォルムが最近の紫陽花の流行りかは知りませんが雄しべ、雌しべ共に細かいところまで完璧に捉えています。

鈴なりのアジサイ

背景の木とのコントラストも鮮明で…好みの問題ですが…。

ヒメジョオンとベニシジミ + ちっちゃな蜘蛛

一瞬でしたが…なにげに小さな蜘蛛が写り込み。よー捉えるなー。

活気のない商店街

サイト用にリサイズしてますが中央奥の縦看板の文字までくっきりと捉えています。本来はこういう写真が得意なレンズですよね。たぶん。

特に興味なしの分野だけど、神社

緑色の表現は豊かですね。構図はカスですが。

今回お花に関してはマクロっぽく寄りで撮ってみましたがとても満足です。撮りながら「タイムラプスで多島美とか撮れば思わぬ出来栄えじゃないかなぁ」なんて妄想しておりました。

もちろん下見して悩んだのですぞw

今回は10年前のAPSレンズを下取りしてもらったので購入価格は6万円台で収まりました。2019年6月末現在の中古実勢価格は11-12万ぐらいですね。ソニーでレンズ交換式のカメラが気になったらこの便利レンズ一択です。今のところ。

ASAHI PENTAX Super-Takumar 1:1.8/55 – en1

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