たぶん人生で初見「スターチスの花」

ひとりごと
スターチスの花
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いい歳こいたオッサンでも知らないことが多いですな。

たぶん5年ぐらい前だと思いますが、ある商品撮影で使ったのがスターチスでした。略してチースとかハナハマサジと呼ばれるそうです。上の写真の紫色の花。

商品パッケージが鮮やかな紫色だったので、それに合わせる背景を考えていたのですが小ぶりの花びらで背景をびっしり埋められるような花は案外(少)ないことを知りこの花を利用しました。

一般的に葬式花とか仏花なので、商品撮影で使われない花だと思いますが単焦点レンズであれば背景はボケちゃいますから花の種類なんて分かんないわけです。そこでこの花を100本ぐらい買って紫色の花の部分をもいで絨毯のように敷き詰めて背景に使いました。

でね、先日このお花を戴いたのですが…

よく見ると白いツブツブがね…

見えますよね…

私も目が悪くなっているので勝手に「かすみ草」と理解していたのですが、メガネを外して見ると、たしかに紫色の部分に白い粒が乗っかっています。

まぁ白い粒といってもかすみ草の粒とは大きさが違うのですぐに気づきそうなものですが…。

スターチスの花!

この白い粒がスターチスの花ということに驚いたのでした。

じゃあ今まで自分が花と思っていた紫色の部分は何だよ?!NHKのみんなの趣味の園芸を見るとはっきり書かれていました。

ピンク、白、青のカラフルな萼が美しく

脳のパターン化というのは恐ろしいですね。花屋に行けば「スターチス(の花)をください」と言います。間違ってはいないのですが正しくは「スターチスの萼(がく)をください」です。

紫の部分は普通の花だと緑色の萼の部分です。

カーネーションとかすみ草の萼

まぁ、そうはいっても花屋で「萼をください」なんて言いません。

もしかしたら2-30代で知っていたことを40代で忘れてる可能性もありますが…60の手習いなんて言いますからいつまでたっても人生は勉強ですが…久しぶりにプチトリビアでした。

ところで、スターチスの上にアレンジされているひよこ豆みたいな…なんですかね。いい歳こいたオッサンですがこういうことが気になるのでした。

スターチスの萼に埋もれる花

じーっと見てると、結構かわいいですよ。スターチスの花。

それにしても…こういうアレンジメントというのは性格やセンスが如実に出ますね。特に色使いは最初に誰に教わるかで上達度が決まる気がします。

このアレンジは…ちょっと…

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