さらば愛しのミニクーパー (ABA-MF16 R56)

カーライフ
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愛車のミニクーパーとお別れするのでメモを残そうと思います。

というか、私のメモは売却時ばかりなので参考になることは少ないと思いますがこの車は情報を探している方も多いと思いますので良し悪しのメモです。というか悪い点は無いですよね。この車を愛する人は、このフォルムにベタ惚れと言って過言では無いと思います。

現行のミニクーパーも素敵ですがドアが増え、ボディが大きくなるほどミニのデザインの良さは減っており魅力を感じません。それぐらい第2世代のミニはオススメです。

かれこれ8年お世話になった第2世代のミニクーパー

もうそんなに日が経ちましたか。あっという間ですね。

私のミニは2007年(平成19年)にフルモデルチェンジしたクーパーでした。内装は2006年までの第1世代モデル(R50、R52、R53)も愛らしいのですがCVT(無段変速機)の故障が有名なので第2世代(R56)を買った記憶があります。第1世代は電気系統のトラブルも有名でしたね。実際に乗ったことは無いのですが当時カタログを眺めながら第1世代の内装にも惹かれた記憶があります。あのメーターを包み込むなめらかな山形のフォルムは秀逸だと思います。

このミニはまだ手元に置いておりますが39,000キロ程度で手放すことになりそうです。初年度登録から11年経過しておりますが…実はこの車は我が社の経費で買ったのでたっぷりと贅沢にメンテナンス費を注ぎ込んでおり全てが快調。多少小傷がありますが致命的な傷が少ないので次に乗る方はお買い得になるはずです。当然無事故。タイトル写真は2年前の姿ですが今も全く一緒。ガラスコーティングしているのでピッカピカです。

ボディカラーはゴールドっぽくても正式にはスパークリングシルバー

車嫌いが楽しくドライブできる車がミニ

私が車の運転が大嫌いというのはちょいちょい書き残していると思います。かつて友人と会社をしていた頃も自ら運転したことは一度もありませんでした。それぐらい車の運転が大嫌いだったのですが、自分で仕事を始めると好き勝手言ってられません。カメラなどの機材を積み込んで右往左往に必需品。そこで選んだのがミニでした。

当時「ミニクーパーを社用車にするってアリなの?」というぐらいの知識で会社をしておりました。そのぐらい遊び半分のようなフォルムの車に感じたわけですが税理士より「全く問題なし。ただの車ですから」という回答と共に「コレにしちゃえ!」ということでネット注文。

特徴的なメーター。これが社用車だと運転も楽しいかな?と…

実際に仕事で使ってばかりでした。プライベート利用は1割も無い真面目な社用車でした。でもね、仕事柄お客様ご指定の場所に飛んでいくわけですが山奥の工場もあれば、海沿いで漁師撮影など風光明媚な場所も多く、そんな時はこの車だと仕事を忘れてドライブを楽しんでいる感じがしました。

車の運転嫌いでもそう感じさせる車ですから楽しい思い出ばかりです。

2018.10.05追記 :余談メモ「エンブレムは簡単にハゲげるよ」

ミニを青空駐車しているとエンブレムのツヤが落ちます。そしてそのうちハゲます。

普段のエンブレム姿

普通のエンブレムは型抜きされたロゴエンブレムの上にプラスチック製?の白抜きカバーが乗っかった状態です。このカバーが、雨、風、劣化でポロっと落ちると下のようになります。

ハゲた姿のMINI。エンブレム自体もロゴは確認できます

ハゲてカバーが落ちて、風で飛ばされてハゲたままというのは多々あることです。残っていれば接着剤で付ければ元の姿に戻ります。正直言って安っぽいですよね。ミニクーパーともあろう車のエンブレムが焼成着色加工ではなくプラスチックカバーの被せ仕様だったなんて…。

屋根のある場所で保管していればこうなる確率は低いですが青空駐車だと1年ぐらいでこうなっちゃう確率が上がると思います。ライトがくすんでくるアレですね。青空駐車ならではの劣化です。

2018.10.05追記 : 余談メモ「車内のリアスペースは案外広い」

車を探すときに散々調べたのに当時は情報が殆ど見当たりませんでした。そのことを思い出したので追記しときたいと思います。それが後部座席以降の収納スペースです。

正直言って独身で車嫌いですから車なんて軽自動車かコンパクトカーで十分です。車内スペースの面で言えばミニクーパーなんて選ぶこと自体が無駄です。しかし「モノはスペック同様にデザインも重要」な人にとってはスペースを殺してもミニクーパーを選ぶわけですが、さりとて現実的にスペースは重要です。そこで第2世という古いR56情報ではありますがメモを残しておきます。

正確にはカタログスペックを見れば良いことですが現車確認したことが無い車は感覚的理解が出来ないのでカタログだけでは少々不安です。そこでザックリ情報として載せておきます。厳密ではありませんがミニマム数値としては信用していただいて大丈夫です。

通常時のスペースは本当にミニです^^;

通常のラゲッジスペースはこれだけです。この時の高さ収納は約80cmです。つまり機内持ち込みスーツケースだと2個、機内預けスーツケースだと1個で満席です。正直言って「狭い!」です。カメラバッグと三脚1個でパンパンです。まぁ無理すれば幾らでも載せられますが上の写真はリアシートを倒した状態で写しています。座席の形に戻すと37.5cmの部分が26cmに減ります。斜めに置いても約96cmです。いかに狭いかが分かりますよね。

しかし広く使うためにラゲージコンパートメントトレイを投入しフルフラット化させたのが下の写真です。案外広いでしょ。

多分生産終了しているラゲッジケース

アマゾンさんでもずいぶん昔から「現在在庫切れです」のコチラです。このラゲージコンパートメントトレイは使い勝手が良くて重宝しました。上の写真のフタはラバー素材ですが裏返すとアマゾン写真同様のユニオンジャックになります。中古でも見つければ買いのアイテムだと思います。

フルフラット状態時の高さは場所にもよりますが約61〜73cmです。斜めは125cmですが空間スペースを使えば150cmは収まります。フルフラット状態にするとアルミのカメラバッグでも2-3個、三脚も3-4本は楽勝で積めました。

リアシートを倒せば十分なスペースが確保できる車です。愛着のある車でした。

2018.10.11追記:余談メモ「純正ホイールの汚れはちょっとね…」

あまりにも有名なお話し。洗車しても帰る道すがら汚れます。第1世代も似たようなものですね。ブレーキダストの汚れがバンバン突き刺さって付着するせいですが….それにしても酷い。これでもね、洗えぱピッカピカになります。本当に。

すぐに汚れます

手放すには惜しいけど他に必要なこともあるので…

30代の頃にも一度車を買ったのですが諸事情により手放しました。その車がVWタイプⅡというバスのような車でした。今振り返るとあの車も楽しかった思い出があります。今回のミニは致命的な故障が無い限り壊れるまで乗りたいと思っていました。ホセ・ムヒカさんがVWタイプ1を大事にされている感じ。しかし諸事情でお別れです。

燃費は平均13.4km/l…まぁそんなもんだよね。

まあ既に一昔前の車ですから燃費も悪いですしハイオクで金食い虫ではありますが高速ではもうちょっとマシな数値ですよ。でも今はどのメーカーも20km/l超えの時代ですよね。それでもデザインが可愛いというのがミニ人気最大の理由でしょうね。

ちなみに運転のしやすさは「ごく普通」です。確か最小回転半径は5mですから各メーカーのコンパクトカーとほぼ同じです。軽自動車のような小回りは効きません。それが小回りが効くように感じてしまうのがミニです。こんなに小さい姿でも1,500ccの馬力でスイスイ走るので楽しくなるのも当然ですね。ミニクーパー購入を検討中で「現行に投資するにはお値段がちょっと…」という方でデザインが気になる方であれば第2世代のR56はオススメです。今はデジタル化を先進的に感じますが数年後には懐かしさと愛おしさが残る車になっていると思いますよ。過去のミニクーパーがそれを物語っています。

少しずつ肥大化しているミニですが、これ以上太るとファンは離れるでしょうね。小さいことがミニの最大のメリットですから。いゃぁ、手放すとなると寂しく感じますね。書ききれないほど思い出が詰まった車です。この文を読んでくれているそこのあなた!横に乗っていただきありがとうございました。

どなた様か大切に乗り継いであげてください

ということでこのミニクーパーは現在の平均的買取価格+αで売却し、別の車を調達予定です。それはまた別の機会にメモしたいと思います。

ミニクーパーからスペイドへ買い替えたの巻 – en1

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