今日は昨年チラリと触れたSynchroCoinについて書いてみようと思います。とは言ってもICOはとっくの昔に終わっており調達額は小さいながらも成功し、今はコツコツと実績を積み重ねるべく活動されている最中ですが、アプリは実稼働しており絶賛マーケティング中です。
目下国内ICOは糞詰まり状態で御上のご意向を探りながら次の展開を伺っているような雰囲気ですので昨年夏にサクっとICOに挑戦したことだけでも決断力の素晴らしさを感じます。結論から言えば今の日本でICOはメリットがない感じですよね。
で、細かいことはオジサンが解説するよりもご本家のトークが百聞は一見にしかずです。
昨年オジサンが応援したICOの一つですが、未だ飲食店をレビューしたことはありません。都会ほどのボリュームがない田舎に住んでいるのでレビューするようなお店自体が少ないのですが時間ができたら追々アプリも使いたいと思っております。で、なんでICOに参加したかというと至極簡単な話で「生理現象」である三大欲求(食欲、性欲、睡眠)の一つ「食」だから。変化の激しい業界ですが可能性も秘めていると思っています。
細かいことはホワイトペーパーに書かれている通りですが、その他の場所にも書かれている内容に「世の中の人の役に立つような精度が高く良質な情報・コンテンツは、中央集権型の運営ではなく、分散型運営の中でユーザーとプラットフォームが共存することが必要です。そこには透明性が担保された報酬システムとプラットフォームが成長し価値が向上するとともに、それに貢献するユーザーがベネフィットを得ることが必要です。」という記述があります。レビューのマネタイズ化ですね。
で、昨今GOXで話題のNEMは中央集権型ですがNEM財団の対応などを見ますと今のところ中央集権でも高い倫理観を貫くことができれば世界を動かす技術になり得ることに変わりないと感じますが、一度トラブルに巻き込まれると解決に時間がかかり大変ですね。ダークサイトで流通し始めているニュースを見聞きしますとNEMも正念場ですが…。
この動画でも「グルメレビュアーは仕事にならない」と言われておりますが、こういうアプリが認知されれば明確に差別化が図られますね。例えばユーチューバーがお得意のB級グルメや大食い演出は既にオワコンですが、一気にレッドオーシャン化してしまい、そこで取り上げられる(利用される)飲食店がいつまでもレベルの低い個人(演出)に付き合い続けて巻き込み事故に会うと、こういうアプリに載ることなく瞬殺淘汰される時代まであと少しだと思います。
ミシュランのインスペクターも真っ青なこっそり撮影動画は著名配信者ほど人気傾向ですが…撮る側よりも、撮られる側の意識も360度変えないとマズイでしょうね。騒ぎが大きくなると後始末に要する時間がね、「被害者なのに謝罪文」みたいな本末転倒な展開ですよね。
で、動画でも触れられていますが日本でこのサービスは「1企業が独占状態」ですよね。社名は言うに及ばず。これはどの業種でも言えることで、ブロックチェーンはどの業界でも応用できることです。つまりありとあらゆることが「独占大企業」の時代から「個の集合体」に変化している最中だと思います。
ということで、単にレビューアプリと言えばそれまでですが、それがトークン化され、レビュアーが評価され、如いては結果として新しい経済圏が出来上がるわけですが、このサービス利用に長けているのが女性ではないかと思います。オジサンが妄想するSynchroLifeユーザーに向いていると思う女性は…
- トレンドに敏感
- デザインに敏感
- 色彩に敏感
- サービスに敏感
- フォトジェニック要素を無意識に捉える感性
- 食べることが超大好き
こんな感じですかね。もちろんお店が提供する「美味しい」というのは大前提です。
で、何より大事なのが6番に感じますが、私はこれがすこぶるダメ人間です。典型的昭和オジサンで「ランチどうする?なんでもいいよー」というつまらないタイプのせいか、同じ昭和生まれでも物凄く食にこだわる女性と出会いますと「この飽くなき追求は正に欲望の塊」と感じ、あまりの素晴らしさに「仕事変えたら?」と言ってしまいます。
で、別の意味でもこの1-6の中で最も大事なのが6だと思います。それがタイトルでして、SynchroCoinは飲食店という縛りですが、これがあらゆる産業で無限に広がってるわけです。他の国に先んじてZaifのCOMSAはそれを実現しやすいプラットフォームですよね。特色を持った取引所の一つだと思います。しかし肝心のICOが進まないという…。
今までは「小さなことで1番」になった情報はザックリと7,000万人の労働人口の中の更に小さな目立たない話でしたけど、ブロックチェーンを骨の髄まで楽しむと全世界がお相手になるので小さな話しで終わらず、以外なことでも「私もそれ好き」みたいなビジネス展開が予想できます。
極端な話しですが例えば「私、消しゴムハンコ大好き!」みたいなことも日本マーケットだけでは趣味の延長みたいな認識も、技術やアイデアが輝いていると世界爆発しちゃうこともあるような気がします。
世界で共感を得ると、今までには起こり得なかったことが起こる時代に突入すると感じます。中の人には是非とも成功させてもらいたいビジネスモデルです。
まだまだ知名度も低く苦労が絶えない段階だと思いますし、実際のレビューは「××のついで」みたいなものが多いので、先に書いた1〜6が大好きな女性が参加されると大注目されるでしょうし、今はトークンのベネフィットが得られなくても3年後には「あの時はじめといてよかった」みたいなことになるかもしれませんね。
App Store シンクロライフ(SynchroLife) 〜 最高のグルメ – Ginkan Inc.
最後に余談ですが…
しばらく海外でボケーっとした時間を過ごしていたわけですが、どこにいても食事は必要なわけです。
でね、海外でスマホ検索して飲食店を探すもまともな情報というのは乏しいわけです。アプリすら関係ない国を歩いていますから全てが論外の話しで最も効率的なのはその辺を歩いてる人に「美味しいお店ない?」と聞く方が早いわけですが…とかくこういうアプリは先進国でしか用途が無いと思われがちですが、やはりどんな国にもビックリサービスなお店は存在します。
料理、景観、サービスが本当にズバ抜けているお店なんですが、せいぜいトリップアドバイザーで高評価ぐらいの情報しか辿り着きません。ちょっともったいないですよね。トリップアドバイザー自体も苦戦気味ですから欲しい情報にたどり着くことは出来ますが、かなり手間に感じました。
SynchroCoinサービスの基本はすでに多言語化されておりプロダクトも存在しているのでSNS的プロモーションマーケティングの道は残されており、食情報がメジャーではない国で展開した方がトラベラーの注目を浴びて業績を伸ばすのではないかと思ってみたりしております。
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