MinerGateからアルトコインをWithdraw(出金)した

minergate screenshot 暗号通貨
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MinerGateからアルトコインを引き出す話しに触れる前に、最近は仮想通貨のニュースに触れる機会が増えていますがとても不思議な感覚です。2020年までに銀行もJコインとか言い出したのでお金のデジタル化を避けられそうにありません。最近はこの手の専門サイトやブログがものすごい勢いで増えています。

なかでも面白いのが投資状況の中身を晒すもの。

株ブログと似ていますが身銭を突っ込んで「儲けた損した」が書いてあるわけです。

その画面キャプを貼っているとPVも上がるんだと思います。銀行の通帳は晒さないのに仮想通貨だと晒す感覚はよくわかりませんが一度乱高下するとボラ(ティリティ)が凄いので一喜一憂が激しい文章に笑ってしまいます。しかし株ブログでも億り人になると情報は出て来ないと思います。未来にどう読み取れるのか楽しみです。

話は変わってヤフオクで入手した中古商品で欠陥品を摑みました。相手は(たぶん)一般のごくフツーの方。返金に応じると言われたのですが、実はパーツが欲しかっただけなので少々壊れていても問題ないことでした。そう伝えると幾らかでも返金すると言われたのですが問題は受取方法。僅か1,000円受取るのに困りました。一応サクッと以下のようなご提案をいただきました。

  • 最も一般的な銀振ですが「かんたん決済」を選んでるぐらいですからお断り
  • QUOカードか切手を提案されたのですが使ってないものが溜まってるぐらいなのでお断り
  • GoogPayやLINEコード類は利用しないのでお断り

最後にでてきたのが「仮想通貨(ネムとかリップルとか)もあります」ということで即取引完了となりました。問題提起して解決までに1時間たらずだったと思います。自分で書きながらアレなんですが変な気分でした。

ヤフオクを使うためにYahoo!プレミアムに入ったり、銀行やカード情報を登録したり、決済に「審査中」とか「確定」とか。それは素晴らしく連携して便利ですし、yahoo!がエスクローのような立ち位置で仲介してくれるから安心してやりとりできるのですが、それすらも無視してある一定の共通価値を瞬間移動させる仕組みを体験し「死ぬまでの実生活で縁がないと思ってたけど、こりゃあっという間に普及しちゃうかも」と思っている今日この頃です。

ここで思ったことが「ヤフオク決済の仕組み要る?」ということですが未来は2つの方法が選べる可能性があるのかな?と思います。素性を知られたくない場合は現状の延長。そんなことを気にしない人は仮想通貨決済。前者は多少にかかわらず時間とコストと手間を経由。後者は真逆。

比較できないほど低コスト時間短縮が後者なんですが、そんなことより後者を選ぶと「ん?そもそもヤフオク要る?直接やりとりしたら手数料いらないし。えーっと…どうなるんだ?まだコストが削れる?」と妄想特急しています。

「そんなのだいぶ先の話しでしょ」って思いながら女子会の集合場所を決めるのにアプリを立ち上げて「この評価、この口コミ、さくらかなぁ」とか思うことありますよね。信用されていない場所で時間を使うことが無駄と考える人が増えそうな気もします。シンクロライフとか本当に走り始めたらビバンダムの20世紀型評価本を葬るでしょうね。

前置きがながくなりまして失礼。

さてと…

ここで仮想通貨の話題は少ないのですが半分は備忘録も兼ねて…

いつもより前置きが長くなりましたが先のような小ネタを経験したのでこの分野のことも真面目に勉強を始めていたのですが…MinerGate(マイナーゲート)というアルトコインをマイニングする仕組みがあります。

メアドを登録してソフトをインストールし、掘ってみたい通貨をクリックすると仮想通貨の採掘ができるという超簡単で何の知識も不要な仕組みです。昭和ボンクラ脳ですから簡単なことはやってみよう!ということでパソコンを立ち上げている時にたまにバックヤードで動かしておりました。Mac・Win両方できますので興味あるかたはどうぞ。

ここにきてICO情報も増えていますし、海外勢ICOに参加するとその会社が上場(予定)の取引所とアクセスできないと何も始まりません。ということで海外取引所の口座も準備したのですが銀行口座を作るのと一緒で中身はスッカスカです。預金ゼロ。そこでMinerGateで採掘した通貨で出金テスト。皆様がどんな感じてやりとりされているのか勉強です。

お馴染みBytecoin(バイトコイン)を引き出そうとしたところで悩みました。普通は送金先のアドレス入力ポンで送金完了なんですが「Payment ID (optional)」という空欄を埋めないといけないような仕様に見えるわけです。これを入力しないと送金できない的なことも書かれていたりします。下の写真の右上の部分の空欄。

マイナーゲート バイトコイン 引き出し画面

MInergate Byetcoin(BCN) Withdraw

これを調べていたら1年ぐらい前の海外スレッドに「入れずに送ったら消えた」とか「私も届かない」とか書いてるわけですよ。「おいおい消えちゃうの?」と思って色々見ても答えを見つけられませんでした。

そこで(optional)という単語を「追加で必要であれば = 入力しなくてもOK」と勝手に解釈し空欄のまま100Bytecoinをテスト送金しました。すると間髪入れずにMinerGateから出金のお知らせメールが届きました。そこに書かれているのは「Pending」の文字。いわゆる「ちょっと待て」です。焦りますよね。でもそういえば「通貨によって送金が早い遅いがあったりするからハードフォークとかしてるんだしちょっと待つか」ということでコーヒーを淹れて戻ったら「sent」になっていました。

「なんだ。やっぱりオプションか。空欄でいけるんだ。私の判断正しい。」ということで残りを全て出金。2回ともステイタスが「sent」になりました。

disbursement screen

(アドレスにモザイク不要ですが、なんとなく入れています。)全て「sent」で完了。

お陰様でMinerGateにプールしていたBytecoinは空っぽになりました。また一つ賢くなった気分です。今度は出金したBytecoinが入金されているかの確認。先に準備していたHitBTCのアカウント情報を見ると見事に着金していました。めでたしめでたし。

HitBTC BCN credit screen

HitBTC BCN credit screen

真ん中の「Main Account」に1426.80…と書いてあります。MinerGateから出金したものがHitBTCに着金しました。なるほど。こーやって移動させるのかとお勉強です。ちなみにバトコイン「1426 BCN」は移動日レートで「194 JPY」です。日々散財しているレベルなんですが必死で仕組みを理解しようとしている自分が滑稽。

ちなみに送金時間ですが10分ぐらいだったと思います。

 たった200円のことですが勉強になりました。2-3時間費やして覚えたことは…

大切なことはどの取引所でも2段階認証(two-factor authentication)設定すること!

送金や受取は楽ですが口座開設が面倒でした。通信が切れたら何もかもがデータゴミと化します。なにもできません。仮想通貨の管理は手間ですね。私は自分の目的にあった取引所だけ口座を持ちました。余計なことをしても自分で管理できません。複雑で面倒。物を持ちすぎるとすることが増えて時間が消えるので何事もほどほどに。とにかく最低でも2段階認証まではしておいたほうがよいと思います。
その仮想通貨ですが、個人的には信用と交換が成立するものだけが市場毎に残ると思っています。ICOの1割でも成功例が出ると、その後のスピードは超速の変化が予想できます。ちなみに鼻が利きやすい旅行関連ICOを見ましたが…それはまた別の機会に書くとします。 
週刊誌などで「主婦が◯◯」みたいな言葉が踊り始めるとその相場は終わりの始まりと言われますしこの世界も第一フェーズの仮想通貨という単位で踊るのは始まったばかりのように見えて美味しいところは終わっている気がします。既に(良いのか悪いのかわかりませんが)仮想通貨・トークン・リーガルの連動、既存のSNS系サービスとの連携、それを交換する場所としてのプラットフォームを仕込む段階に入ったようですし、気づいてみれば最初の一手を打った場所が結果とし古参として信用される図式かな?と妄想しています。古参といっても新参者ですが…。
 
さてと…
ここからは余談ですが…
MinerGateで採掘した別のアルトコインもテストしようと思いAeon(イオン)を送金しようと思ったのですが出来ませんでした。Bittrexの画面にアラートが出ています。こんな感じで。
AEON wallet offline for maintenance

AEON wallet offline for maintenance

 「なーんだメンテ中か」と思ったのですがなんとなく気になり始めて情報を探しましたがよくわかりません。取引所には「There could be a possible fork on the block chain.(つまりフォークするかも)」とか書いてありました。主要通貨がフォークだと大騒ぎですがこの辺になると存在すら知らないレベルです。Aeonを指して書く気はないのですが、こういうよく分からないアルトコインが山ほどあるのは知っての通りですがBittrexには「Wallet Status」という各通貨の状況を5分更新してくれている場所があり、Aeonは「Inactive」という残念なお知らせ。こうなると既に取引所内に置いていたAeonを別の通貨に変えれば引き出せますが、それ以外のことは一切不可!打つ手なし!いろんな通貨でいろんなことが起こっているのが一目瞭然。(※Wallet Statusは時々リンク切れ現象が起こります。その際はページをリロードするかURL入力でご確認ください。https://www.bittrex.com/status )
この中のNotice(備考欄)が勉強になりました。
Aeonは嘘か誠かメンテナンス中と書いてあります。内心このまま消えると思っていますが…。
エレクトロニックグルデン[FFL]は「EFL blockchain experienced a double spend attack. We are working with the development team on a fix.(ブロックチェーンが二重攻撃受けて修正中)」。
スリング[SLING]は「Blockchain broken – transfers cannot happen. Wallet will be removed(ブロックチェーンが壊れてどーも出来ん)」。
クリプトコイン[CRYPT]は「 Wallet closed(死亡)」。ダイナミック[DYN]は「Dev requested(開発者起きろ)」。
リーガルではあり得ないことが信用形成中の世界では日常茶飯です。こういうNoticeを見ているとBTCで10万下がったとか聞いても「あー、あるある」とか思えます。もしかしてシンボルコードが3文字以外はダメ系?とか思っていました。
日本でAeonを掘っている人はいないと思いますが世界では掘っていた人がそれなりにいるわけで「51%攻撃にやられんじゃないか?」みたいなことまで。この51%攻撃というキーワードに惹かれて彷徨っていると「ネットワークを分散してハッシュレートを複数のプールに分けろ」てなことまで。そんな心配を他所にMinerGateは通常通り採掘が機能しています。
Bytecoin同様に雀の涙しか持っていませんので痛くも痒くもないことなんですが、こういうことが日本で起こったら慌てるでしょうね。かくしてこのAeonはどうすることもできず暫く放置ということになりました。
ちなみによく分からない通貨と書きましたが一応血統書付きです。
先に触れたBytecoin(BCN)のフォークがMONERO(XMR)で、MONERO(XMR)のフォークがAEONという流れだそうです(←間違っていたらごめんなさい)。フォーク三兄弟。フォークの度に技術改善され送金スピードは確実に早くなっているそうで、曰くAeonはほぼ瞬時という記事も見ました。
それにしても面白いですよね。日銀が民間企業で上場してて単価こそ高いけど売買できるということは知らなくてもこっちの話になると猛勉強して1つの決済技術が地球全体で議論されて動き始めているというのも前代未聞ですね。超スピード社会です。

続・MinerGateからアルトコインをWithdraw(出金)した – en1

  ど田舎から都会センスを忘れないリハビリメモでした。

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