イントゥ・ザ・ワイルド (Into the Wild)

映画
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ZOZOTOWNの購買データが出ており「8割がスマホで購入、2割がPC購入、6割以上が女性利用者、4割(東京17.5%)が首都圏、平均年齢男性32.7歳、女性33.1歳」だそうです。

若い皆様は稼いでいらっしゃるらしく興味深いデータでした。

やはり都会に住んでいるとファッションコストが高くつきますよね。あまりにも疎遠で無縁になると人生の中で全く大切なものじゃないと感じている今日この頃です。

さてと…

かれこれ10年思い続けてやっと観ました。

ストーリーは知っていたのですが文字と目では取り込む情報量が違うので買ってでも観たいと思っていた映画の一つです。予習通りの内容で良い映画でした。

主人公のクリストファー・マッカンドレスさんは1968年2月12日生まれ。生きていればそろそろ50歳ですが24歳で亡くなりました。年齢が近いと親近感が違います。アラスカに軽装で乗り込むというのもどうかとは思いますが、それだけ日々自分の居場所や人生の目的を探していたんでしょうね。日本の物欲もZOZOTOWNの通りですがアメリカの物欲はそれ以上ですからわかる気もします。

映画の中「Happiness is only real when shared」という言葉が出てきます。これは夫婦でもカップルでも他人でも共通していると思います。あらゆる生活シーンで恩恵を受けられるのですが実に奇妙でやっかいなことです。特に今の時代はネットを通じて問題が解決できるという錯覚に陥り問題がより複雑化しますが彼の言葉通り「real when shared」しないと幸せは訪れないのかもしれません。私のような独身には言葉の重みが違います。

この言葉は若干24歳で掴んだ人生を幸せにする答えの一つだと思います。

ずいぶん昔に「魚は水、人は人の中」という本を紹介したのですが、このタイトルそのままです。残念なことに人よりも物が多すぎて旅に出ちゃったんでしょうね。

いつだったかYouTuberがVALU取引で炎上したという平和なニュースがありました。

まったく存じない方ですがフォロワーが多く儲かっているそうです。ただ、ドリュー・ヒューストン氏も「人生の時間は限られている」と述べ、日野原重明氏も「命とは時間」と述べ、ホセ・ムヒカ氏も「お金を得るために使った時間で買っている」と…皆似たような言葉を残しています。

若いセンスを駆使して仕組みと仕掛けで儲けられる時代とは言え共有の意味を履き違えているのが残念。時間だけは戻ってきません。

仮想通貨売買をしたことのない人がVALUに登場して止めるのが大変だったというネタのような記事も見ましだかもはやカオスですね。フォロワー数が価値という昭和の「質より量」を楽しんでいるようですが、クリスが生きていればげんなりしていることでしょう。

せっかくのイノベーションの道具が散財とエロと喧嘩で盛り上がる醜態。YouTubeもTwitterと大差ない廃れようです。

無謀なアラスカによる餓死は当然の結果なんですが…少しは悔しかったと思いますが…彼は単に幸せになりたかっただけでしょうね。しかし若くても世間の際限なき豊かさ追求に辟易していたんでしょう。豊かさと幸せは同じ意味ではない。そこでアラスカに乗り込むも自然をナメていた。しかし最期に「Happiness is only real when shared」に気づいたことが救いでもあり残念でもあります。

常識から見れば「ただのバカ」「向こう見ず」「若気の至り」と一刀両断ですが、人それぞれ。

理性が可能性を打ち砕くとは本人談。それもまた事実。

「Happiness is only real when shared(幸せは分かち合ってこそ実感できるもの)」含蓄のある言葉です。「real when shared」です。生涯独身の場合「分かち合う幸せ」は得られません。

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