三脚シリーズラストはいざという時の「ちっちゃい三脚」ですが、いざという時が5年に1回ぐらい巡ってきます。勢いでメモっておきます。
本番で5回ぐらい使った「Slik mini Ⅱ」
高さは15cmぐらいでしょうか。とても小さい三脚ですがカメラを乗せるとレンズ位置は25-30cmの高さになります。
類似三脚は色々ありますし「これぐらい本を重ねて撮ればokでしょ」という声も聞こえそうですが、撮影相手が親しくない方で狭い場所でのインタビューなどはテーブルの上にちょこんと置いて撮ったものです。他にも海や川の岩場とかで三脚を置けるスペースが限られていたりバランスが取れない時にも重宝しました。トレッキングで遭遇する地を這う生き物の撮影とかにも使ったかな。ヘビとかカエルとか...ちょうど良い高さです。

Slik mini Ⅱ
この三脚は今でもプライベートでよく使います。やはり20cm程度の高さですからコンパクトで重宝します。これをバッグに入れて邪魔と言っては撮影なんて楽しめませんよね。ただ、もしビデオ撮りであればパーン棒が付いている方が圧倒的に便利です。更に欲を言えば着脱可能なクイックシューが付いていれば完璧。以前は持っていたのですが使いすぎて壊れました。
理想に近いのは下の写真の「VANGUARD VS-82」です。

ただ欲を言えば「VANGUARD VS-82」のシューも固定というのが残念。着脱可能なクイックシュー付きは日本ではあまり見ませんが本家Amazonであれば日本までの送料を含めて3-4千円出せば色々品定めできます。必要な方は円高の時にどうぞ。
これも時々使った「Slik F133」
高さが70cmぐらいまで伸びるので今ではプロジェクター台と化しています。時々映画ネタを書いていますがこの上に乗っている単焦点プロジェクターで楽しんでいます。

Slik F133
これもカメラを乗せるとレンズ位置は40-45cmぐらいになります。なんとも微妙。こういう微妙な三脚の出番は少ないのですがぴったり当てはまるシーンには絶大な効果があるので持っています。
が、どちらの三脚も入手価格は中古で500円ぐらいだったと思います。慌てる必要がないのでネットで掘り出し物に出会った時に買えば十分。これもテーブルの上に乗せてインタビューで使った記憶があります。小さい三脚は狭い場所で重宝します。
持っているカメラの重さによりますが「Slik mini Ⅱ」の類似品は1つあると便利ですよ。デザインにこだわるならmanfrottoのミニ三脚シリーズはミニマムデザインで良さそうです。高さを補う撮り方に工夫を凝らせばミニ三脚のみでビデオカメラを安定させることだけの用途に的を絞ると荷物は劇的に減りますね。
以上、ちっこい三脚選びのメモでした。



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