パソコン処分時のハードディスク消去に「MiniTool Drive Wipe」

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先般の倒産した旅行会社の粉飾決算といい、幼稚園問題といい経営者のお金を動かすのに複数の書類を作れる図太さはどこから来るんですかね。もちろん税理士や監査法人も。

(たぶん麻痺してるんでしょうね)

例の旅行会社は経営者の嘘が問題を大きくさせていたようで残念ですが、そもそも傾いたと言われる2014年の世界ニュースをwikiで見ると「バンコクはデモで非常事態宣言」「マレーシア航空2度の悲劇」「韓国で船沈没」「エボラ出血熱猛威」あたりは旅行産業直撃ですね。

(西リベリアでの奇病が気になりますが)

さてと…

3月中旬に私物パソコンを処分しました。

今どき「vista1台、7が2台、8.1が1台」の計4台という量。vistaは古いPCを使っておられる会社さんのファイル検証に残していたのですがさすがに用済みと判断し全て分解しハードディスクを叩き壊して廃棄処分しました。

7は1台は経理専用に使っており、それ以外のソフトは一切インストールしていない状態なので残すことにしました。問題はもう1台の7。これは過去のPCデータを脈々と引き継いでおり、約15年分のデータが出入りしたPCなので捨てるのに気を使います。

(先の経理用PCもある意味気を使いますが…)

残る8.1は予備。既にWin10の時代ですがワードもエクセルもパワーポイントも殆ど使わないのでOSはアップデートされることなくあくまでも控え。しかしこれを機に先の7の1台も処分決定。必要なフォルダのみUSB移管しました。

ところでみなさん、PC処分ってどうされてますか。

本当は作った会社が捨て方まで考える時代だと思いますが、そういうメーカーHPを探し出すだけで苦労します。それだけリサイクル意識が低いメーカーが多いと思います。今では無料回収リサイクルの会社も多数ありますが、本当にデータ消去してくれるかを確認すると有料です。

私のパソコンにも「PCリサイクルマーク」が付いているので廃棄は無料です。データも無確認であれば無料ですが確認すると有料。つまり情報は消すにも金がかかる時代ということ。

そこで使ったのが「MiniTool Drive Wipe」というフリーソフト(←秀逸

個人利用なので無料で使えるのがありがたいです。

実はこのソフトをダウンロードする前に気になるファイルやソフトはセキュリティソフトで消去しました。ゴミ箱に入れて消すだけでデータが消えないのは当たり前のお話し。ありとあらゆるデータを片っ端から消していきました。たぶん2-3時間は作業していたと思います。

この時点で廃棄できましたが起動画面を見ながら「たぶんまだ残ってるよな」とか思い始めてのフリーソフト利用です。

(どんだけ慎重なんだ)

使い方はダウンロードして起動すれば消してくれるという簡単なものですし多くの方がレビューされているのでパスします。消し方も数種類あるのですが私が選んだのは「5220.28-STD」という方法で、ディスクに乱数を7回上書きしてデータをぐちゃぐちゃにしてしまうというもの。

本当に木っ端微塵にしてくれます。

その消去所要時間なんと15時間。(HDDは500Gだったかな)

ちなみに終了すると画面には「Reboot and Select proper Boot device or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key」という文字が出ます。

キーを片っ端から適当に押してもこれが出ますが、何度も連続で「Ctrl+Alt+Delete」の再起動をかけながらF4(だったかな)を押すと設定画面が出てきました。でも既にハードディスクを認識していないのでBIOS設定も難しい感じ。

(おそらくその筋の方であればリサイクルして使えるようになると思いますが….)

パソコンが2台減って経理用の7と個人用8.1の2台に減りました。とはいっても普段はMacを使っているので一人が持つにはまだまだ多い量。そのうち減らしたいと思いますが次に葬られるのは7。その次が8.1。結局Macだけが残るんじゃないかと思います。

Win10は1.4万ぐらいでアプデできるみたいですが…その理由が見つからない。

心おきなく無料回収業者に着払いで送りました。業者の方が起動して消去済み画面を見たらおそらく作業をサボると思います。(それぐらい業者を信用していません)「xxx省認定」という文字も。

私自身のことはどうでもよいですがネットはいろんな繋がりがあるので他人には迷惑をかけないようにしないと、とか思っていました。

叩き壊せば一瞬で解決なんですが、ちょっと手順を知りたくてやってみました。

学んだことは「便利だと思って買う家電もほんの数年で捨てるのに手間と時間(と金)がかかる」ということ。高くても長く使い続けられるものを大事に使うメリットは何かと考えたとき、それは時間のムダがないということですかね。選ぶ時間も捨てる時間も削れます。

最先端技術をツマミ食いするのもほどほどにしないと、と思う時間でした。

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