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超高速化時代

カメラのキタムラが絶不調というニュースとニコンがDLシリーズ発売中止がほぼ同時に流れていました。それよりも東芝の話題が大きすぎてニュースとしては霞んでいますが、それでも景気の良い話ではないです。

キタムラのユーザーはカメラマニアが多い気がします。元々がその筋のプロですから説明が的確すぎて驚いたことがあります。でも今のキタムラさんへのイメージはリサイクルショップです。

ニコンの伝説となってしまったDLスペックを見ると驚くポイントはありませんでした。ハイスペックのコンデジから撤退するだけですが、カメラ事業のダメージが大きい印象を受けます。

いずれこういう時代がやってくることは想像していましたが、思ったより前倒しでやった来た感じがします。ずいぶん昔に「どのメーカーで揃えるか悩む」といったことを書いた記憶がありますが、とうとう画像や映像分野もあらゆる枝葉で淘汰が始まったと感じている今日この頃です。

さてと...

1月末頃のニュースだったと思いますがユニクロが商品開発を365日から14日へ短縮というニュースがありました。これには素材調達から実店舗陳列までが含まれているそうです。ということは、売れ筋を仕込んで生産する時間は実質7日ぐらいじゃないかと思います。勝手な想像ですが。

ZARAやH&Mあたりが競合のようですが、ビッグデータとAIを駆使すると「なんとなく出来そうだよね」となるから困ったものです。ユニクロさんは世界の顧客から見てどんな印象なんでしょうかね。プロテニスプレーヤーのスポンサーということではありますが、日本人から見てユニクロが高級な印象でないことは確かです。一方ZARAは(なんとなく)一歩先のデザインセンスがあるように感じます。勝手な印象ですが。

H&Mのリクルートページを見ると「会社の全部門において、いつでも才能ある人材を探しています。インスピレーションに溢れ、スピード感があり、刺激的で、絶えず変化する環境が、あなたのキャリアにおける可能性を無限大に広げます。」と書いてありました。

もはや経営スピードがモルヒネと化しているので、そのうち主要マーケット国の端に工場があり、どの国にいても1週間で新製品や売れ筋がリリースされるのも遠くないことかもしれません。

ところで最近ユニクロで服買われてますか?私はめっきり減ってしまいました。なんでですかね。年齢とともに購買意欲が下がっていることは確かですが、山ほど目にする広告やCMに全くなびかなくなりました。ここのところ海外に出かける回数が減っていますが、海外でZARAを見ると「ちょっと入ってみようか」となる不思議。

ZARAは「多品種、少ロット、短納期」ですが、これって10年ぐらい前?の町工場の戦略に似ていますよね。

話しを戻しますが各社で製品の住み分けが始まったような気がします。ファストファッションは正に冒頭のコンデジ。しかも安値分野。たぶん問題は国内消費が伸び悩むことだと思います。ハイスペックのDLシリーズがボツになったということは、それだけ美しい画像や映像が出回らないということでもあります。

他方でテクノロジーの進化に人間がついていけなくなっていることでもあります。今は未だ過渡期ですが4K画質が常態化した後の8K。私の感想は「4Kとの違いが肉眼では理解できない」です。美しすぎて人間の理解力を超えてる感じです。要るの?って聞かれると要らないって答えそうです...。

3Dカメラやテレビが不発に終わったときもそうですが、そもそも人間の眼は距離や奥行きを自動認識できるので無理やり3D感があります。360度見られるカメラも楽しいのですがwikiでも人間の視野は「上側で約60度、下側に約70度、耳側に約90~100度」って書いてました。人間の認知能力を超えた技術ってどこまで必要なんですかね。遠くのものを間近で見られること以外はパッと思いつかない...。

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